U-20日本代表候補 全日本大学選抜と再び対戦し、遠征を終える! #jfa #daihyo

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千葉県市原市でトレーニングキャンプを実施しているU-20日本代表候補は、遠征最終日に全日本大学選抜と45分×3本のトレーニングマッチを実施、3-6で敗れましたが2週に渡り実施した活動を終了しました。
対戦相手の全日本大学選抜チームは関東の大学中心にチームを構成しました。試合前、影山雅永監督から「プロ選手、大学生関係なく、サッカー選手としてプロフェッショナルを見せよう」そして、何より100%を出すことを求められた日本はウォーミングアップから集中力高めて試合に臨むと、序盤から落ち着いた立ち上がりを見せます。全日本大学選抜も攻守のバランスが安定しており、緊張感のある膠着した時間が続きます。その中で先制点を奪ったのは日本、20分、DF大嶽拓馬選手がドリブルで左サイドを突破し、MF小田裕太郎に繋ぎクロスボール、一度は相手GKに弾かれますが、MF鮎川峻選手が流し込みゴールを奪います。しかし相手もすぐ返します。22分右サイドから突破され、グランダーのクロスに上手く合わせられたシュートがゴールに吸い込まれ、同点に追いつかれます。その後、お互いチャンスを作るも決めきれません。30分には右サイドから鮎川選手がドリブルで相手を振り切り、絶好のクロスを上げますが、FW染野唯月選手には僅かに合わず、前半はそのまま1-1で終了します。

2本目、試合は攻守両局面において激しい展開が続きます。49分、MF松橋優安選手のクロスをFW櫻川ソロモン選手がヘディングで合わせますが、シュートは僅かにゴールをそれます。すると、55分自陣でボールを失うと、そのままゴール前まで運ばれ、豪快に決められ逆転ゴールを許します。日本は、60分DFチェイスアンリ選手が鋭いスルーパスを通すと、ボールを受けたFW藤尾翔太選手が決定機を迎えますが、相手GKのファインセーブに合い、決めきれません。その後も相手に決定機を作られますが、日本は必死にブロックし追加点を許しません。すると、我慢の時間を耐えると、飲水タイム時にメンバーを大幅に変えた日本が押し込む時間が増えます。そして、77分MF松橋優安選手が左サイドよりロングシュートを決めて同点に追いつきます。さらに82分には、右サイドをワンツーで抜け出したDF三原秀真選手が相手GKとの1対1の好機を迎えますが、相手GKに防がれます。すると、86分、左サイドを完全に崩され突破を許すと、クロスを合わせられ3点目を奪われます。アディショナルタイム1分、日本はテンポ良くボールを繋ぐと、中央でボールを受けたMF成岡輝瑠選手のふわりとしたスルーパスを受けた藤尾選手が態勢を崩しながらも同点ゴールをねじ込み3-3で2本目は終了します。

最後の3本目、ポジションバランスを考えシステムを4-4-2から、3-4-3に変更。しかし、戸惑いを見せる日本に大学選抜が猛攻をかけます。92分、中央でボールを失うと、そのままボールを運ばれ、4失点目を許します。猛暑もあり、所属チームで試合に絡めていない差が出たのか、日本は体力面で厳しい時間が続きます。103分、再び完全に左サイドを崩されて5失点目。その後、何度かは決定機を作るも、距離感が悪く、ボールを失う時間が続きます。131分には、右サイドを破られて6失点目。そのまま3-6で試合は終了しました。2週連続で大学選抜に敗退し、悔しい敗戦となりました。試合前日、内田ロールモデルコーチからも厳しい言葉を受け、トレーニングから100%の準備でプレーすることの大事さを学んだ選手たちは、所属チームでさらなる成長を目指し、再び招集されることを目指します。今後もU-20日本代表の活動を継続的に実施し、激しい競争が続いていきます。

選手コメント

DF 吉田温紀 選手(名古屋グランパスU-18)
3月、5月とU-18日本代表に招集されて、今回はU-20日本代表に呼ばれて驚きましたが、嬉しく思います。この4日間を経験し、あまりにもスピードや球際の強さが違うなと感じましたし、何より100%の力を発揮する大切さを学びました。本日の試合では、ボランチ及びCBで出場しましたが、自分のミスで失点し、戦う迫力、ボールを奪いきれないこと、運動量、スライドの遅さが課題でした。何より判断力の差を痛感しました。昨年は怪我で思うようなシーズンを過ごせず、今年は最終学年でもあり、勝負の年として、Jリーグトップで戦うために必死に取り組んでおり、手応えも感じていました。ただ、今回フィジカルの弱さも痛感しましたし、試合前日夜に内田ロールモデルコーチの話を聞き、過去の経歴や成長スピードを踏まえながら、何よりトレーニングで100%プレーしていないと試合で成長しないという言葉が響きました。まだまだ甘いと痛感したので、学んだことを活かして、成長できるよう一歩一歩積み重ねていきたいです。

MF 藤田譲瑠チマ 選手(徳島ヴォルティス)
本日の試合は、試合序盤選手間の距離感が遠かったですが、縮まってきたところで先制点が取れたことは良かったです。しかし1つのプレーの質の低下、強度が足りないこと、これが繰り返した結果が最終結果になったと思います。試合後に、「所属チームで試合に絡めていない、少ない状況は様々な要因があるが、決して逃げない、コンディションが悪いのは、自分たちの責任とも感じないと良くない、所属チームでプレーしてほしいと」メッセージを受けましたが、本当にその通りだと思います。
FIFA U-17ワールドカップは非常に楽しく、また海外の選手と真剣勝負がしたいです。より自分がレベルアップして、所属チームのトレーニングから100%発揮して、後悔のないようにしたいです。東京ヴェルディより移籍して、価値観も色々変わりましたし、苦しみながらも試合出場にこだわりたいです。

FW 鮎川峻 選手(サンフレッチェ広島)
本日の試合では、U-20日本代表として、結果を出さないといけない立場で、結果を出せなかったことは非常に残念です。球際の強さ、決定力、守ることの意識が相手の方が強かったと思います。所属チームで少しずつ試合出場も増えて、プロのスピードや相手との駆け引きもなれてきたので、トレーニングでは強度に上手く対応できていましたが、今日の試合に関しては、もっと多くの選手と関わり合いを持ちたかったです。特に3本目は、システムが変わり、皆が少し探り探りのポジショニングでプレーしてしまい、運動量の低下も見られましたし、もっと追求すべきことは多かったと反省しています。所属チームでの活躍が、また日本代表でプレーできることになるので、FIFA U-20ワールドカップの中止は残念でしたが、決して立ち止まらず、パリオリンピックは自分たちの年代であり、目標に向かって進みたいと思います。所属チームで出場し続けて活躍することが、より自信につながると思いますので、頑張ります。