プロ初先発の19歳小田が先制点演出も…鹿島はホームで追いつかれドロー

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鹿島はFW金崎夢生が先制点を決めたが勝ち切れなかった
[3.13 ACLグループリーグ第4節 鹿島1-1シドニーFC カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は13日、グループリーグ第4節を行い、H組の鹿島アントラーズはホームでシドニーFC(オーストラリア)と対戦し、1-1で引き分けた。勝てば他会場の結果によっては今節でグループリーグ突破が決まる可能性もあったが、次節以降にお預け。それでも2勝2分の勝ち点8とし、首位はキープした。

 ここまで2勝1分の勝ち点7で首位に立つ鹿島は10日のJ1広島戦(0-1)からFW金崎夢生、MF中村充孝、DF昌子源を除く先発8人を変更。FW鈴木優磨、FW金森健志、MFレオ・シルバ、MF永木亮太、DF伊東幸敏、DF犬飼智也、GK曽ヶ端準の7人は7日に敵地で行われたACLシドニーFC戦(2-0)以来、公式戦2試合ぶりの先発で、プロ2年目のDF小田逸稀がプロ初先発となった。[スタメン&布陣はコチラ]

 東福岡高出身の小田はルーキーイヤーの昨季、天皇杯で2試合に途中出場したが、この日が公式戦初先発。プロ2年目で初スタメンを飾った左サイドバックは序盤から積極的なオーバーラップを見せ、クロスまで持ち込むシーンをつくった。

 小田、伊東の両サイドバックが高い位置を取り、金崎、鈴木が果敢にミドルシュートを打ち込む鹿島は徐々にシドニーFCを押し込んでいき、前半27分、セットプレーから先制に成功した。左CKからレオ・シルバがショートコーナーでつなぎ、PA左手前から小田が右足でクロス。相手選手がヘディングでクリアミスしたボールがゴール前の金崎にピタリと合い、難なく頭で押し込んだ。

 1点をリードした鹿島は犬飼がたびたび自陣PA手前でファウルを犯し、危険な位置でセットプレーを与えたが、相手も精度を欠き、難を逃れた。試合は膠着状態となり、1-0のまま後半へ。後半13分には相手との競り合いで昌子が頭部を負傷。いったんピッチの外に出て治療を受けたが、テーピングを巻いてプレーに戻った。

 1点リードを守りながらもなかなか攻守にリズムが出ない鹿島。じわじわとシドニーFCに押し込まれると、後半25分、MFアドリアン・ミエジェイェフスキが左サイドに展開し、オーバーラップしてきたDFルーク・ウィルクシャーのクロスをFWマット・サイモンがヘディングで押し込んだ。

 1-1の同点に追いつかれた鹿島は後半29分、中村に代えてMF土居聖真を投入。しかし、なかなか流れは変わらず、同37分からは小田に代わってDF山本脩斗が左サイドバックに入った。同40分、最後の交代枠で金森に代えて大卒ルーキーのFW山口一真を投入。ホームで勝ってグループリーグ突破に近づきたかったが、2点目が遠く、1-1の引き分けに終わった。

(取材・文 西山紘平)

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