“史上最弱”サポーターの熱意がすごい…ロシアW杯開幕を前になぜか改名

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ロシアW杯マスコットキャラクターのザビワカくん
 FIFAランクが参加国中最下位の70位に落ち、“史上最弱の開催国”というレッテルを貼られているロシア代表。史上初のW杯開催の熱狂はほど遠く、国内での評価も決して高くない様子だが、そこに一人のサッカーファンが立ち上がったようだ。現地の大手紙『プラウダ』が報じている。

「2018年のワールドカップによって、一人のモスクワ市民が『ザビワカ』になることを決めた」――。そんな見出しで報じられた記事では、衝撃的な形のサッカー愛が綴られている。なお、先に述べておくと、ザビワカとはロシアW杯公式マスコットキャラクターのオオカミのことである。

 記事の主人公となったのは、モスクワ在住のイバン・マクロンさん(36)。ロシア代表の熱心なサポーターだ。彼には、大きな悩みがあった。結果の出ないロシア代表チームを、誰も応援してくれないということだった。それどころか、サポーターは笑いものになっていた。

 ただ、彼はロシア代表がW杯で結果を残せると信じていた。だからこそ、周りの人々に応援してもらおうと動いた。名前を「ザビワカ」に変えたのだ。彼のパスポートにはいまや「ザビワカ」という文字が記されている。繰り返すが、ザビワカとはロシアW杯公式マスコットキャラクターのオオカミのことである。

 記事では、ロシアでは人生で一度だけ改名が許されているため、問題は起こらないという。ただ、それはあくまでも国内でのルールの話。法律の専門家によると、ザビワカは国際サッカー連盟(FIFA)の商標として登録されているため、無断でブランドを使うと補償を求められる可能性があるようだ。

 ただ、イバン(ザビワカ)さんはそのことを恐れていない。なぜなら、献身的なロシア代表のサポーターだからだ。運命の開幕戦は14日18時キックオフ。相手はFIFAランキングで開催国中下から2番目の67位サウジアラビアだ。彼にとっては、自らの威信も懸けた決戦となる。

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