[長崎]長崎の名倉巧が受ける二つの刺激

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 12日、長崎は諫早市内で長崎総合科学大との練習試合(45分×2本)を行った。
 前日の天皇杯・湘南戦に出場しなかったメンバーが主体となったが6-2で勝利(前半3-0、後半3-2)。中でもアピールしたのが名倉巧だ。前半だけでハットトリックを達成し、後半にも1点を記録。4得点を挙げる活躍を見せた。
 チームが中断期間にポゼッションに取り組んだこともあり、「(前線で)孤立しなくなった。ゴール前でターンするのが得意なのでそれ向きのパスがくるというのは自分としてはありがたい」と手ごたえを感じている様子。狭いエリアで前を向く力には光るものがあるだけに、チームがポゼッションに取り組んだことで、そのよさが発揮されている状態だ。「キャンプのときもある程度、いいイメージでプレーできていたので今日もそれを継続できたのはよかった」と、作りに参加しながらも裏を突く動きで再三フィニッシュに絡むなど、水を得た魚のように生き生きとしたプレーを見せていた。
 今年で20歳を迎える東京五輪世代。ロシアW杯では同い年のムバッペがセンセーショナルな活躍を見せており、「刺激になる」と話す。ほかにも「(エデン)アザールは足が速いですけど1対1の緩急の取り方がうまいので勉強になる」と世界最高峰の選手たちのプレーからどん欲に学ぼうとしている。
 また、名倉にはもう一つの刺激もある。それは前所属の琉球の活躍だ。暫定ながらJ3で首位を走る古巣の活躍について「めちゃくちゃ調子いいし、うれしい」と笑顔で話す。自身をプロの世界に引き上げ、J1の舞台に送り出してくれた古巣への愛着は強いだけに「昇格してほしい」とエールを送った。
「ゴールに絡んでいくようなプレーをすること。監督が求めるプレーをしっかり表現していく」とリーグ再開に向けて抱負を語った名倉の活躍に期待したい。