日本トップレベルの識者陣がトレーナーを育成

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トレーニングの方法論を細かく提供

 日本サッカー協会とJYDオフィシャルサポーターのニチバンが『SOCCER MEDICAL CAMP』を協働で実施する。

 JYDとは『JFA Youth&Development Programme』の略だ。将来のサッカー界を担っていく人材をどうサポートしていくか」(須原清貴JFA専務理事)ということを念頭に置き、パートナー5社とともにさまざまな施策を講じている。領域についても、ユース年代をはじめ、女子、シニア、フットサル、ビーチサッカー、技術関連事業など多岐に渡る。

 今回、行われる『SOCCER MEDICAL CAMP』はその一環だ。サッカーに関わるアスレティックトレーナーを志す20名を対象に、JFAの活動に関わるドクターやトレーナーがセミナーを行う。参加者の募集に先んじてニチバンの藤川智上席執行役員メディカル事業本部長(写真右から2番目)、JFA専務理事の須原清貴氏(左から2番目)、元日本代表でJFA理事やJYDアンバサダーを務める北澤豪氏(右端)、日本代表のアスレティックトレーナーを務める前田弘氏(左端)が座談会を行った。JYDについて須原氏は「日本代表がW杯で活躍するためにも、普及活動は非常に重要なもの。グラスルーツのレベルで、プレーしてくれる人たちに常に楽しくサッカーに携わっていただきたい。だから安全や一つひとつのトレーニングに関する方法論を提供することが重要」と言えば、北澤氏も「『こういうふうに進めておけばよかったんだ』と感じる。それが20年、30年早かったら(ロシアW杯で)日本はベルギーに勝っていたかもしれない」と例を挙げつつ、「早い段階から、いかに幅広い層にアプローチできるかはサッカー界にとって大事」と将来を担う世代へのサポート、普及が重要であるかを説いた。その点については藤川氏も「トップカテゴリーだけではなく、グラスルーツでも普及をすることを第一に考えています」と共通している。

普及活動のために豪華メンバー集結

 今回の『SOCCER MEDICAL CAMP』には前田氏をはじめ、同じく日本代表でトレーナーを務める菊島良介氏、なでしこジャパンでトレーナーを務める中野江利子氏、今年のU-20W杯で日本代表を率いていた影山雅永監督、ブラジルW杯にも帯同した順天堂大学の内科医である島田和典氏など、「お金をとったら大変な額になる」と前田氏が言うほどの豪華メンバーが集う。藤川氏は「このプログラムはスポンサーとしてではなく、前田さんのような熱い思いとともにわれわれのスタッフが一緒に作り上げたもの。これだけの先生方に来ていただけることに感謝したい」と、力を入れて推進してきたことを説明。北澤氏が「次の世代に残していく、引き継いでいくことがこれからの発展につながっていく」と期待を寄せれば、前田氏は「これを一つのステップとしてほしい。夢を持ってトレーナーを目指している方がたくさんいると思うが、その夢はいつかかなうという思いでこのプログラムに参加してほしい」と参加者となる人たちへメッセージを送った。(菊地 正典)

写真:©JFA

【SOCCER MEDICAL CAMP応募概要】
応募課題を満たす書類を郵送で提出
書類提出締切:6月21日(金)必着

7月~11月まで計7回、平日夜か土曜に実施
会場:JFAハウス(東京都文京区本郷3-10-15)
詳細:https://www.jfa.jp/news/00021361/

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