[2207号]夏の新戦力たち

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[2019年7月19日発売 エルゴラッソ2207号]

[J1新戦力特集]

■注目は帰ってきた青黒の至宝

[インタビュー]

■チームを勝たせる選手に~這い上がった男のリスタート~
INTERVIEW MF 41 関根 貴大(浦和レッズ)

[明治安田J1第20節 プレビュー]

■磐田 vs 浦和
インサイドハーフとシャドー。勝敗の行方を占う中盤の4人

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[明治安田J1第20節 プレビュー]
■札幌 vs 湘南
白星が遠い札幌。ハードワークの先に勝利あり

■松本 vs 広島
苦境の松本、「何もできなかった」前半戦の雪辱を

■清水 vs FC東京
篠田善之が監督として迎える古巣戦

■神戸 vs 横浜FM
神戸で見せる新たなティーラトンの姿

■鹿島 vs 鳥栖
相次ぐ主力流失も乗り越える。鹿島が“強者”であるために

■C大阪 vs 仙台
光る守備の安定感。桜が狙うホーム5連勝

■名古屋 vs G大阪
泥沼の名古屋。ホームで希望の光を


[J2新戦力特集]
■J2を賑わすのは二人の元日本代表


[明治安田J2第23節 プレビュー]
■東京V vs 愛媛
復活を託された緑のレジェンド

■京都 vs 大宮
元J1同士の上位決戦

■千葉 vs 福岡
元J1同士の下位決戦

■横浜FC vs 栃木
上昇気流に乗る横浜FC

■長崎 vs 甲府
長崎、新戦力にかける

■柏 vs 金沢
躍進の金沢が贈る挑戦状

■山口 vs 新潟
なるか宮代のJデビュー

■鹿児島 vs 岐阜
6ポイントゲーム再び

■水戸 vs 琉球
小川と福満、水戸の切り札

■町田 vs 徳島
右SB難。徳島どう出るか

■岡山 vs 山形
エース流出。山形に訪れる試練

[クラブユース選手権(U-18)]
■クラブユース選手権開幕 令和元年に輝く傑物たち

[Jリーグワールドチャレンジ2019]
■川崎F vs チェルシー
あれから4年。再び挑む真っ向勝負

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[2206号]フロンターレのエースとして100

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[2019年7月17日発売 エルゴラッソ2206号]

[明治安田J1第19節 マッチレポート]

■FC東京 vs 川崎F
首位粉砕。帰ってきた真のフロンターレ

[明治安田J1第19節 マッチレポート]

■湘南 vs 神戸
4カ月ぶりの歓喜を届けた杉岡のビューティフルゴール

[明治安田J2第22節 マッチレポート

■大宮 vs 鹿児島
クラブ最多の6発。大宮、後半戦最高の船出

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[明治安田J2第22節 マッチレポート]
■山形 vs 京都
上回った京都の工夫。首位浮上でメインキャストに

■甲府 vs 愛媛
ドゥドゥ右足一閃。決め切れない流れに終止符

■町田 vs 福岡
裏狙いは想定内。久藤アビスパ、ついに初勝利

■水戸 vs 長崎
水戸が手にした“内容の伴う勝利”

■新潟 vs 横浜FC
下平体制初完封。横浜FCが3連勝

■琉球 vs 岡山
エース対決はイ・ヨンジェに軍配

■徳島 vs 柏
CKから2発。逆転の柏が首位肉薄

■岐阜 vs 千葉
勝点1の解釈は今後の結果次第

■金沢 vs 東京V
大きな代償。金沢が逃した勝点2

■栃木 vs 山口
闘う集団と化した栃木。熱狂の逆転劇

[特集]
■早稲田大 vs 慶應大
早稲田大8連覇達成。伝統の一戦を制す

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[2205号](共通)頂点狙うトリコロールの左槍 (関西)C大阪、浮上中

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[2019年7月15日発売 エルゴラッソ2205号]

[明治安田J1第19節 マッチレポート]

■横浜FM vs 浦和
かみ合う攻守の歯車。成熟示す完勝劇

[明治安田J1第19節 マッチレポート]

■C大阪 vs 名古屋
流儀浸透。攻撃も守備もすべて桜の思うつぼ

[明治安田J1第19節 マッチレポート]

■松本 vs 磐田
磐田が最下位脱出。勝負を分けた“仕留める力”

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[明治安田J1第19節 マッチレポート]
■大分 vs 札幌
大分逆転。きっかけは“擬似4バック”

■C大阪 vs 名古屋
流儀浸透。攻撃も守備もすべて桜の思うつぼ

■松本 vs 磐田
磐田が最下位脱出。勝負を分けた“仕留める力”

[J1月間EGアワード 6月]
■J1MVPは仙台の6月攻勢を支えた新たな支柱

[J2月間EGアワード 6月]
■4戦連発含む5ゴール。J2MVPは覚醒の呉屋

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[相模原]関係深すぎるFC東京U-23との対戦へ。三浦文丈監督、FC東京サポに「多摩川クラシコの前に、俺と(長澤)徹さんの勝負を見てほしいな」

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 明治安田J3第16節、現在9位の相模原はホームでFC東京U-23と対戦する。

 相模原の三浦文丈監督とFC東京U-23を率いる長澤徹監督。この二人は昨季、岡山で監督・コーチという間柄(長澤監督、三浦コーチ)だったが、この試合では互いに異なるクラブの指揮官として相まみえる。三浦監督曰く、その関係性は高校生当時まで遡るようで、「徹さんは清水東で、自分が清水商だったんだけど、国体に自分が1年生で選ばれたときに徹さんは3年生でよくしてもらっていた。大学も筑波で先輩・後輩だし、そのあとFC東京でもコーチ・選手と、ずっと関わってきた人で、本当に人間的に素晴らしい人」と長澤監督へのリスペクトを語る。 今季、リーグ戦が開幕してからはなかなか連絡を取れていないようだが、「徹さんの試合はチェックしている」と三浦監督。「こうやってまた対戦できるのはすごく楽しみだし、小細工せずに正攻法で挑みたい。自分たちが目指しているスタイルもピッチで表現したいね」と、今週末の対戦を心待ちにしていた。

 また、今回の相手はU-23チームとはいえ、自身も背番号10を着けた「やっぱり特別なクラブ」と口にするFC東京との古巣戦。「プロとしてのイロハを学ばさせてもらった」横浜Mの次に、「FC東京では選手として一番良い時期を過ごさせてもらって、最後引退までさせてもらったクラブだから、同じく思い入れは強い」。ただ、勝負となれば話は別だ。「いまは相模原の監督をやっているわけだから、クラブ、選手、スタッフ、サポーターと一枚岩になってやっつけたいね」と、ホーム4連勝に向かって闘志を燃やしている。

 そして、今回はアウェイとなるFC東京のサポーターにもこう来場を呼びかけていた。

「土曜日(13日)は自分たちが試合で、その翌日は東京にとっては(多摩川)クラシコで上位対決でしょ?1日ずれているから、クラシコで燃える前に相模原で一回ウォーミングアップじゃないけど(笑)、FC東京のサポーターの方々はそこでテンションを高めてもらいたいし、近いしたくさん来てほしいよね。俺と徹さんの勝負を見てほしいな」

 試合は13日、相模原ギオンスタジアムにて18時キックオフ予定。相模原サポーターはもちろん、FC東京サポーターもぜひスタジアムへ足を運んで、この対決を見届けてもらいたい。

文:林口翼(エルゴラッソ相模原担当)

[2204号]TAMAGAWA CLASSICO

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[2019年7月11日発売 エルゴラッソ2204号]

[明治安田J1第19節 プレビュー]

■FC東京 vs 川崎F
たぎる青赤。戴冠は多摩川制圧の先に

[明治安田J2特集]

■J2前半戦通信簿

[明治安田J2第22節 プレビュー]

■山形 vs 京都
後半戦開幕。天王山で実現する二人の運命的なマッチアップ

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[明治安田J1第19節 プレビュー]
■仙台 vs 鹿島
近づく旅立ちの日。守護神の置き土産はホーム7連勝

■湘南 vs 神戸
「ベースを取り戻した」湘南が誓うリベンジ

■G大阪 vs 清水
青黒の16と橙の49。勝敗を分けるエースの決定力

■C大阪 vs 名古屋
課題は“決定力”。より多彩な攻撃を

■松本 vs 磐田
残留争いの6ポインター。勝敗を分ける4つのポイント

■大分 vs 札幌
負傷者続出の大分vsチャナティップが復帰の札幌

■鳥栖 vs 広島
SHは攻撃的な選手。鳥栖のミスマッチ解消法は?

■横浜FM vs 浦和
払拭したい苦手意識。浦和の変化を示すとき

[明治安田J2第22節 プレビュー]
■岐阜 vs 千葉
逆襲の岐阜、千葉も引きずり込むか

■水戸 vs 長崎
足りない圧。長崎、“いけ”


■栃木 vs 山口
崩せGKユ・ヒョンの牙城

■甲府 vs 愛媛
復活なるか堅守&最強3トップ

■大宮 vs 鹿児島
積極的に。“逆転病”の処方箋

■徳島 vs 柏
柏を倒さずして語れぬ自動昇格

■町田 vs 福岡
勝利に飢える町田の福岡キラー

■新潟 vs 横浜FC
猛威を振るう新潟の助っ人たち

■琉球 vs 岡山
赤嶺真吾、故郷に舞うか

■金沢 vs 東京V
進化する金沢。借りは返すもの

[天皇杯 2回戦マッチレポート]
■東京V vs 法政大
法政大完勝。東京Vなす術なし

■横浜FC vs 仙台大
仙台大奮闘も横浜FC意地の勝利

■C大阪 vs アルテリーヴォ和歌山
120分の熱戦。桜が見せた地力

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【早慶戦チーム紹介】慶應大:意地とプライドと堅守を武器に

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 失意の関東大学サッカーリーグ2部降格から2年目のシーズン、淺海友峰新監督の下で1部復帰への道のりを突き進んでいる。リーグ第1節で青山学院大を2-1で破ると、開幕3連勝とスタートダッシュに成功。第4節で初黒星を喫したものの、引きずることなく勝利を重ねた。中断前最後の第8節・日本大戦は0-3で敗れたが、6勝2敗の勝点18でリーグ首位を走っている。
 特筆すべきは、8試合で7失点に抑えている守備力だ。セットプレーで2点を失った第8節を除けば、複数失点を喫した試合はゼロ。DF酒井綜一郎、DF野村京平、DF沼崎和弥が並ぶ3バック、そしてGK田原智司を含めた守備陣4人中3選手が身長180cm未満と決して高さがあるとは言えないものの、球際で粘り強く相手アタッカーに対応し、堅守を築いている。中盤から前へ目を移せば、主将を務めるサイドハーフの佐藤海徳が正確なクロスを連発し、MF橋本健人はリーグ最多の5アシストを記録。さらに前線では、シャドーの位置から鋭い飛び出しを見せるFW福本拓海がリーグ3位タイの4得点を挙げ、FW山田盛央とFWピーダーセン世穏とともに形成する4年生トリオの攻撃陣がチームをけん引している。
 上々のシーズン序盤戦を経て、真価を問われるのは夏場以降の戦いだ。6月に臨んだ総理大臣杯予選では、明治大に0-3と屈して2回戦敗退。1部リーグで首位を走る強豪に、力の差を見せ付けられる形となった。悔しい結果であることは間違いないが、それと同時に、1部復帰を目指す上での“現在地”を把握できたことは収穫と言えるだろう。
 明治大相手に完敗を喫してから、約1カ月。8月のリーグ再開を前に迎える早慶戦は、昇格争いを見据える上での試金石としても重要な意味を持つ。そして何より、慶應大は定期戦7連敗中。大会記録に並ぶ8連覇達成を阻止するためにも、意地とプライドに懸けて勝利をつかみに行くはずだ。気迫に満ちた戦いから目が離せない。

※早慶サッカー定期戦は7/12(金)等々力陸上競技場で18:30KICK OFF

(写真)2部アシストランキングトップを走る慶應大の橋本健人
文・内藤 悠史 写真・JUFA/Reiko Iijima

【早慶戦チーム紹介】早稲田大:大会記録に挑む昨季のリーグ王者

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 関東大学サッカーリーグ1部連覇を目指す今季だが、序盤から苦戦を強いられている。開幕戦で1部初昇格の立正大に逆転負けを喫すると、第6節まで1分5敗と勝ちなし。5月29日の第7節から2連勝で9位まで浮上したものの、首位とは勝点14差をつけられている。また、天皇杯東京都予選決勝では明治大に敗れ、総理大臣杯予選は2回戦敗退で全国への切符を逃してしまった。
 ここまでの戦いを振り返ると、リーグ戦と総理大臣杯予選の計10試合で総得点が9と、得点が取れていない。主将DF大桃海斗、MF金田拓海、MF栗島健太と、センターラインには実力者をそろえているものの、昨季得点王のFW岡田優希(町田)、同アシスト王のMF相馬勇紀(名古屋)らが抜けた攻撃陣の配置と人選が定まらずに試行錯誤を続けた印象だ。ここにきて昨季リーグ10得点のFW武田太一が負傷離脱を強いられたことも、大きな痛手に違いない。
 そんな中、MF西堂久俊やMF杉田将宏、FW加藤拓己といった1、2年生が出場機会を増やしてきており、“新・攻撃陣”の姿が徐々に見えてきた印象だ。中でも2年生の加藤は第6節で初先発初出場を果たすと、第7節からは2戦連発で連勝に貢献。年代別代表にも名を連ねたストライカーは大学進学後、度重なる負傷に悩まされていたが、ついに復活のときを迎えている。
 外池大亮監督は昨季の就任以来、選手間の競争意識を絶えず刺激し、横一線のポジション争いを促し続けてきた。試合毎に先発変更を施しながら勝利を重ねた昨季とは異なり、今季は苦しい戦いが続いているものの、ここに来てフレッシュな力が台頭してきているのは好材料と言えるだろう。だからこそ、この定期戦が持つ意味は大きい。8月のリーグ再開へとはずみをつけるために、シーズン後半の反撃を高らかに宣言するために――。大会記録に並ぶ8連覇達成へ、攻撃陣の奮起に期待したい。

※早慶サッカー定期戦は7/12(金)等々力陸上競技場で18:30KICK OFF

(写真)早稲田大の主将を務める大桃海斗

文・内藤 悠史 写真・JUFA/Reiko Iijima

「早慶戦は重みが違う、特別な試合」石井 昌幸(早稲田大ア式蹴球部部長)

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昨年1 0月1日から早稲田大ア式蹴球部の部長を務めている石井昌幸教授は、部のO Bでもある。関塚隆氏、城福浩氏らの後輩として過ごした学生時代、早慶戦のピッチに立つことはかなわなかったという。「やっぱり特別な舞台ですし、みんなが出たいですよね。うらやましかったのを覚えています」。そう懐かしそうに振り返る石井部長に、節目の第70回大会を迎える伝統の一戦へ懸ける思いを聞いた。

――石井部長にとっての早慶戦とは?
「早慶戦というのは、言葉では言い表せないもので……特別な一戦ですね。勝敗を超えて、両校で競い合いながら高みを目指していかなければならないと思っています。学生やOBがこれだけ早慶戦を意識し、かつ世間からの注目も集める理由というのは、昔は早稲田と慶應で“勝ったほうが実質日本一”だったからだと思うんです。だから、早慶戦=日本一を決める試合、というところを今の学生も目指していかなければならないと思います。野球、レガッタ、ラグビーなど、他の種目もそうです。ですからこの試合は、単なるお祭りではないんです」

――“早慶戦=お祭り”と捉えている学生も多いと思います。
「定期戦は今年で70回目を迎えます。昨年末に行われたインカレ(全日本大学サッカー選手権)は第67回大会でした。そんなインカレよりも長い歴史があって、1万人以上の方が観に来てくれるような大会ですから、単なるお祭りで終わらせてしまってはいけません。早慶戦というのは、あらゆる意味で日本一でなければならないと思います。技術レベルも、観客の盛り上がりも、選手の態度もそうです。大学スポーツのあるべき姿が、早慶戦に行けば見ることができる――。大学サッカーの模範になるイベントを、みんなで作って表現してほしいと思っています」

――両校のライバル意識は、本当に強いですよね。
「『仮に大差をつけても、もっと取らないとダメだ。それが慶應への礼儀だ』と。私はそう教わってきました。次の年に勝てるかどうか分からないから、勝てるときには徹底的にやっつける。完膚なきまでたたきのめすのが礼儀なのだと。それは相手も同じだと思います。慶應は早稲田が相手だと、異様に強くなりますからね」

――昨季の定期戦は、等々力陸上競技場に1,7000人以上の観客を集めました。
「学生やOBたちが手分けしてがんばって、等々力陸上競技場の周りをあいさつして回ったり、手作りで運営しているような試合です。みんなの努力のおかげで、観客動員も増加してきました。運営に限らず、学生たち自らが新しい文化を作り上げるという風潮があります。例えば、以前までサッカーの応援は野球のようなスタイルでした。早稲田もそうだったのですが、ウルトラスワセダというサークルが、ある時期からサッカースタイルの応援を始めたんです。今は応援部やベンチ外の部員もウルトラスと一緒に応援をしています。そのようなことを考えるのも、早稲田らしいのかなと思っています」

――早稲田が7連覇中の定期戦ですが、今季の展望は?
「厳しい戦いになるかなとは思っています。早稲田は(関東大学リーグ1部第8節終了時点で)2勝だけ。一方、慶應は2部リーグのトップですから。ただ、今季は開幕6試合で1分5敗だったんですが、失点の数は優勝した昨季の同じ時期とあまり変わらないんです(昨季は8失点、今季は10失点)。大きく違うのは得点数。昨季は勝負強さがあったのですが、今季はなかなかゴールが決まらないんです。チャンスは作っているのですが……。難しいですが、その部分が変われば、いくらでも変わると思います。下級生にも良い選手がたくさんいます。外池(大亮)監督はいろいろな選手を使うので、そこがうまく機能するといいですよね」

――最後に、両校の選手たちへエールをお願いします。
「私は現役時代、早慶戦に出場することはできませんでした。やっぱり、うらやましかったです。重みが違う、特別な試合です。ほとんどの選手にとって、あの舞台でプレーできるというのはなかなか味わえない経験だと思います。生涯の宝になると思うので、楽しんでほしいです」

石井 昌幸
(いしい・まさゆき)
早稲田大学スポーツ科学学術院教授。専門はスポーツ史、国際スポーツ文化論。ア式蹴球部OBが部長を務めるのは、ベルリン五輪日本代表の堀江忠男氏以来となる

聞き手:内藤 悠史/写真:宇高 尚弘

[2203号] 永井謙佑の開花

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[2019年7月10日発売 エルゴラッソ2203号]

[明治安田J1第18節 マッチレポート]

■FC東京 vs G大阪
17▶11青赤を加速させる新ライン

[明治安田J2第21節 マッチレポート]

■福岡 vs 岐阜
示した“内面”の変化。裏天王山を制す

[明治安田J2第21節 マッチレポート]

■柏 vs 甲府
柏がジワリ浮上。乱打戦の上位対決を制して3連勝

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[明治安田J1第18節 マッチレポート]
■名古屋 vs 湘南
不撓不屈。湘南は何度でも立ち上がる

■川崎F vs 鳥栖
雨の等々力で1。遠のいた青赤の背中

[明治安田J2第21節 マッチレポート]
■金沢 vs 水戸
後半に追いついた水戸。しかし『3』には届かず

■岡山 vs 鹿児島
1万5千人を超える大観衆の前で起こした逆転劇

■京都 vs 長崎
停滞感払拭。中田サンガ、2位浮上

■東京V vs 横浜FC
上回った横浜FCのプランと修正

■琉球 vs 栃木
琉球、思いどおりの3ゴール

■新潟 vs 大宮
二度目の連勝。輝き出した吉永アルビ

■徳島 vs 千葉
効果抜群。渡井投入と布陣変更

■愛媛 vs 山形
山形の守備、油断もスキもなし

■山口 vs 町田
3発快勝。山口、後半戦の台風の目へ

[天皇杯 2回戦プレビュー]
■横浜FC vs 仙台大
4日後の再会。次は“敵”として

[コパ・アメリカ ブラジル2019]
■ブラジル vs ペルー
鉄壁のセレソン

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70年目の早慶サッカー定期戦。7月12日、伝統の一戦を制すのは?

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 早稲田大と慶應義塾大が激突する伝統の一戦、「早慶サッカー定期戦―早慶クラシコ―」の季節がやってきた。キックオフは7月12日、舞台は等々力陸上競技場だ。果たして今年は、どんな激闘が繰り広げられるだろうか。節目の第70回大会を前に、まずは両雄の歴史を振り返ってみたい。
 遡ること69年、1950年10月1日。神宮外苑競技場(国立競技場)にて行われた第1回大会から、定期戦の歴史が紡がれ始めた。日本初のナイトゲームだったという一戦の結果は6-4。慶應大が打ち合いを制して初代王者に輝くと、早稲田大も負けじと翌年にリベンジ。5-2と勝利を収め、大会初制覇を果たしている。以後は拮抗した戦いが続き、第12回大会を終えた時点で半数の6試合が引き分け。戦績は慶應大の4勝6分2敗だった。
 しかしここから、黄金期を迎えた早稲田大が勝利を重ねていく。2度の天皇杯制覇を成し遂げた1960年代から、定期戦でも慶應大を圧倒。通算成績37勝18分14敗でリードを保ち続けている。なお、直近10年間は早稲田大の7勝3敗。2012年の第63回大会から7連勝中で、今年は大会記録に並ぶ8連覇が懸かるだけに、是が非でも勝利をつかみたいところだろう。対する慶應大も、これ以上の屈辱は味わいたくないはず。7連敗中とはいえ、直近5試合中4戦は1点差での決着と、紙一重の戦いを続けていることも事実だ。
 今年も伝統の一戦が幕を開ける。いつ何時も互いを意識し、切磋琢磨を続けてきた両雄にとって、この90分が持つ重みは計り知れない。選手、監督、コーチ陣はもちろん、部の運営や試合開催に尽力するすべてのスタッフ、両校の卒業生と、あらゆる人々の思いが注がれる大一番だ。2014年から舞台が等々力へと移り、一昨年からは「早慶クラシコ」と新たな愛称も加わった。時の移ろいとともに変わり行くもの、そして決して変わることのない勝負へのこだわり――。令和最初の定期戦を制するのは、果たして。

(写真)現在7連勝中の早大

文・内藤 悠史 写真・JUFA/Reiko Iijima