[2059号]7.18 J1再開!

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[2018年7月16日発売 エルゴラッソ2059号]

[明治安田J1第16節 プレビュー]

■柏 vs FC東京
青赤が迎えた追走へのいきなりの試練

[インタビュー]

■敵は自分たち自身
城福 浩監督(広島)

[EG FEATURES]

■海外で結果を残す。侍CBの決然たる視線

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[明治安田J1第16節 プレビュー]
■札幌 vs 川崎F
主力を欠く札幌。さらなる飛躍に不可欠な新戦力の台頭

■磐田 vs 鹿島
加えられる変化。新布陣導入×CB総入れ替え

■仙台 vs 横浜FM
3度目の顔合わせ。無敗継続か、三度目の正直か

■清水 vs C大阪
12連戦の初戦。C大阪勝利のカギはゲームマネジメント

■湘南 vs 鳥栖
鳥栖に求められるのは攻撃陣のさらなる奮起

■長崎 vs 神戸
長崎の再開後のテーマはポゼッションの質の向上

■広島 vs G大阪
広島とパトの貫禄か、ガンバとアデの逆襲か

■浦和 vs 名古屋
悔しさを力に。遠藤航が見せる覚悟

[EG FEATURES]
■白血病を乗り越えた早川史哉。次は“完全復活”を目指して

[2018 FIFA World Cup Russia™]
■ベルギー vs イングランド
ベルギーを初の3位に導いた7×10

《エル・ゴラッソは、PC、スマホでも読める♪》
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http://www.fujisan.co.jp/product/1281692744/
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[2058号]躍動のフランスか不屈のクロアチアか

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[2018年7月13日発売 エルゴラッソ2058号]

[2018 FIFA World Cup Russia™]

■フランス vs ベルギー
トリコロールの堅陣は最後まで崩れず

[特 集]

■El Niño 日本上陸

[天皇杯3回戦 マッチレポート]

■横浜FM vs 横浜FC
ウーゴ・ヴィエイラ、横浜史に名を刻む

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[2018 FIFA World Cup Russia™]
■クロアチア vs イングランド
3試合連続戦い抜いた延長戦。クロアチアの衰えぬ闘志

[天皇杯3回戦 マッチレポート]
■関西学院大 vs 東京V
関学惜敗。猛攻もあと一歩及ばず

■柏 vs 山形
試合終了直前、山形の折れない心がドラマを生む

■鹿島 vs 町田
常勝軍団が見せつけた質の違い

■川崎F vs 水戸
J王者を追い詰めた水戸の秘策

■湘南 vs 長崎
テスト色あるJ1対決はPK決着

■鳥栖 vs 徳島
鳥栖が快勝。ハッキリ出た力の差

■神戸 vs 千葉
大勝と大敗。30分に訪れた分水嶺

■FC東京 vs 新潟
3発逆転。青赤が地力を見せる

■仙台 vs 大宮
仙台、1-0で「ミッション達成」

■浦和 vs 松本
CKで2発。浦和、苦しみながら16強

■C大阪 vs 金沢
王者■C大阪、納得の試合運び

■清水 vs 甲府
甲府、ターンオーバーで格上撃破

■磐田 vs 山口
新布陣×新布陣は磐田の圧勝

■札幌 vs 福岡
札幌快勝。夏の戦いに手ごたえ

[明治安田J2第22節 プレビュー]
■岡山 vs 松本
“らしさ”を取り戻し つつある岡山、首位撃破で再点火

■愛媛 vs 徳島
四国ダービーに順位は関係なし

■千葉 vs 金沢
千葉の焦点は集中力と強度の維持

■東京V vs 山口
緑の主力組に渡されたバトン

■甲府 vs 岐阜
甲府は前節と同じ前線が濃厚

■福岡 vs 讃岐
福岡が狙うは流れを変える1勝

■栃木 vs 山形
栃木が堅守から狙うワンチャンス

■大宮 vs 大分
前回対戦の再現か、リベンジか

■新潟 vs 横浜FC
ベストゲームをもう一度

■京都 vs 水戸
奮起せよ、京都の若き攻撃陣

■熊本 vs 町田
熊本が生かしたいアドバンテージ

[日本代表]
■日本代表 総括VOL.1
16強に導いた指揮官の決断力と露呈した限界

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[2056号]THE CAPTAIN

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[2018年7月6日発売 エルゴラッソ2056号]

[日本代表]

[2018 FIFA World Cup Russia™]

■コロンビア vs イングランド
PKの呪いを解いた若きスリーライオンズ

[明治安田J2第22節 プレビュー]

■千葉 vs 大宮
後半戦の開幕。昇格候補たちの逆襲はここから始まる

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[日本代表]
■南ア戦士、それぞれが下した決断

[2018 FIFA World Cup Russia™]
■スウェーデン vs スイス
空中戦vs地上戦。違いを生み出したのは10番の献身性

[明治安田J2第22節 プレビュー]
■水戸 vs 讃岐
焦点は左SB。長谷部監督の一手は

■東京V vs 岡山
今度は90分勝負。再開試合の再戦

■町田 vs 栃木
栃木撃破のカギはドリブラー

■京都 vs 福岡
前節の『1』を価値あるものに

■金沢 vs 山口
首位追走へ。完敗からのリスタート

■徳島 vs 熊本
導き出したい、山﨑不在の答え

■大分 vs 甲府
雪辱を期す大分、手負いの甲府

■岐阜 vs 愛媛
崩し切る力。岐阜に問われる真価

■横浜FC vs 山形
原点は前回対戦。はい上がってきた両者に漂う飛躍の予感

■松本 vs 新潟
ついに見えた背中。松本、J1自動昇格圏を捕らえるか

[明治安田J2第18節 マッチレポート]
■甲府 vs 金沢
苦難続く甲府。前半の自滅で3戦未勝利

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[日本代表]ブラジルW杯を経験した“小さい選手”が伝えた思い。西野監督がミーティングでの秘話を語る

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 7月5日に行われた日本代表帰国会見でのこと。西野朗監督は「ベルギー戦が終わったあと、選手たちにどんな言葉をかけたのか」と問われると、隣に座る長谷部誠に「なに言ったっけ?」と言っておどけながらも、「ある選手がグループステージを突破した翌日のミーティングでいきなり発言して、小さい選手なんですけど」と笑いながら話し始めた。

 その笑顔につられたのか、それとも思い出したのだろうか、笑顔を見せる長谷部の横で西野監督は続けた。「ブラジル(W杯)の話をしたかったんでしょうけど、『ブラジル』って言葉を言った瞬間に言葉を詰まらせたんですね。泣きじゃくりながら何とかブラジルからの思いを。グループステージを突破した翌日の話なので、おそらく回想しながら詰まってしまった瞬間がミーティングルームであった」。

 ブラジルW杯を経験した小さい選手。西野監督は具体名を出さなかったが、その言葉の主が長友であることは想像にたやすい。その言葉を聞き、西野監督は「その小さい選手がグループステージを突破した翌日に話してくれたことはこれからも4年…4年ではないですね、早い段階で世界に追いつける、そういう姿勢を与えてくれた」と感じていた。

 そして「あの悔しさは僕自身も感じたことがない」ほどだった敗戦後、西野監督は次のように選手に伝えたという。「ロストフのベルギー戦が終わったあとに倒れ込んで背中に感じた芝生の感触、見上げた空の色なのか感じなのか、それは忘れるな。ベンチに座っていた選手たちもあの居心地の悪いベンチのお尻の感触を忘れるな」。

 “小さい選手”がそうだったように、いやおそらくこれからもそうであるように、悔しさを糧に前へ進む。「あれが世界だと思うし、あれに対抗していくのはこれから。とにかく前へという中、日々、鍛えて成長していかないといけない」。ベルギー戦でノックした世界の扉を自らの手で、足でこじ開けるため、日本代表、日本サッカー界は挑戦し続けていく。
文・写真:菊地正典

[2055号]世界8強への肉薄、紙一重の重み

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[2018年7月4日発売 エルゴラッソ2055号]

[2018 FIFA World Cup Russia™]

■重き歴史の扉

[明治安田J2第21節 マッチレポート]

■福岡 vs 町田
不屈の町田、再び

[2018 FIFA World Cup Russia™]

■ブラジル vs メキシコ
Neymar da Silva Santos Júnior。王国のエースと呼ばれる男

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[2018 FIFA World Cup Russia™]
■ベルギー vs 日本
高さと一瞬のスキ。突きつけられた課題


[明治安田J2第21節 マッチレポート]
■徳島 vs 大分
徳島が「初めての形」で首位撃破

■山口 vs 横浜FC
3発快勝の横浜FC、PO圏再浮上

■熊本 vs 松本
4位浮上を引き寄せた2点目

■山形 vs 岐阜
山形4連勝。PO圏はすぐそこに

■甲府 vs 京都
失った勝点2と弾頭と起爆装置

■讃岐 vs 東京V
“負けパターン”を克服した讃岐

■栃木 vs 千葉
連敗ストップのための策が裏目に

■大宮 vs 愛媛
大宮は6戦無敗、愛媛は連敗脱出

■新潟 vs 水戸
田向、黒川が突いた2度目のスキ

■岡山 vs 金沢
不安定な20分が招いたドロー決着

[2018 FIFA World Cup Russia™]
■スペイン vs ロシア
耐え抜いたロシアがPK戦を制す

■クロアチア vs デンマーク
守護神の鉄壁を破ったのはクロアチア

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[2054号](共通版表紙)日本代表、すべてを懸けて(関西版表紙)再開の準備

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[2018年7月2日発売 エルゴラッソ2054号]

[2018 FIFA World Cup Russia™]PV

■ベルギー代表 vs 日本代表
新たな景色はすぐそこに

[2018 FIFA World Cup Russia™]MR

■フランス vs アルゼンチン
NEW STAR MBAPPÉ!!

[2018 FIFA World Cup Russia™]MR

■ウルグアイ vs ポルトガル
鉄壁守備に最恐2トップ。“らしい戦い”でウルグアイに軍配

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[Jジャーナル]
■セレッソ大阪
戦力の再整備を実施。“2面構え”で過密日程へ

■ヴィッセル神戸
和歌山キャンプ総仕上げ。中国2部チームに盤石の試合運び

■ガンバ大阪
補強は失敗も“待ち人”来たる

[2018 FIFA World Cup Russia™]特集
■データで見るグループステージ

[Jジャーナル]
■ジュビロ磐田
カギを握る新戦力との融合

■川崎フロンターレ
けじめの挨拶。ファン感に大久保が登場

■ベガルタ仙台
暑さ対策と質の向上に注力中

■浦和レッズ
[4-4-2]を軸に探る組み合わせの最適解

■名古屋グランパス
課題克服よりも個々の成長を促

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[2053号]本当の挑戦はここからだ

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[2018年6月30日発売 エルゴラッソ2053号]

[2018 FIFA World Cup Russia™]

日本 vs ポーランド
賭けに勝った日本。0-1を受け入れ16強進出

韓国 vs ドイツ
カザンの悲劇。静寂と失意に包まれた前回大会王者

ナイジェリア vs アルゼンチン
奇跡の逆転突破。残された夢の続き

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[2018 FIFA World Cup Russia™]
■セネガル vs コロンビア
日本とセネガルの明暗を分けた一発

■メキシコ vs スウェーデン
北欧の雄が攻守に圧倒。逆転1位で決勝Tへ

■デンマーク vs フランス
今後も見据えたフランス、戦力を整えつつ16強

■セルビア vs ブラジル
首位通過を手繰り寄せたセットプレー

■スイス vs コスタリカ
シーソーゲームの激闘。スイスは撃ち合って2位通過

■イングランド vs ベルギー
先発起用に応えたのはベルギーの23歳

■豪州 vs ペルー
ペルーの英雄、最後に1G1A

■パナマ vs チュニジア
チュニジアが40年ぶりの1勝

■アイスランド vs クロアチア
クロアチアの強さを証明する劇的弾丸シュート

[明治安田J2第21節 プレビュー]
■福岡 vs 町田
前半戦最後に用意された上位対決

■甲府 vs 京都
失速の甲府、ここでバホス復帰

■讃岐 vs 東京V
勢いをつけるには格好の相手

■山形 vs 岐阜
連破か、復讐か。天皇杯の再戦

■栃木 vs 千葉
敵地戦●●●●●△○△●●…?

■大宮 vs 愛媛
加速する大宮、1節以来のPO圏へ

■新潟 vs 水戸
ビッグスワンに届けたい勝利の歌
■徳島 vs 大分
6月の暗転。白星をつかみとれ

■熊本 vs 松本
好調■松本、遠距離アウェイ戦

■岡山 vs 金沢
318分間の停滞を破るために

■山口 vs 横浜FC
過去4戦全敗。山口が迎える天敵

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[2052号]日本堂々

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[2018年6月27日発売 エルゴラッソ2052号]

[2018 FIFA World Cup Russia™]PV

日本代表 vs ポーランド代表
決戦

[2018 FIFA World Cup Russia™]

日本 vs セネガル
進化版“自分たちのサッカー”は臨機応変

イラン vs ポルトガル
大きかったクアレスマのスーパーゴール

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[2018 FIFA World Cup Russia™]
■ポーランド vs コロンビア
追い込まれたコロンビアの本領、10番とエースの本領

■ウルグアイ vs ロシア
ウルグアイの完勝。3連勝&無失点での1位通過

■イングランド vs パナマ
イングランド史上W杯最多得点で決勝Tへ

■スペイン vs モロッコ
スペインの窮地を救った咄嗟のアイディア

■サウジアラビア vs エジプト
24年ぶりの1勝。美学を貫いて起こしたドラマ

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[2051号]熱闘W杯!!

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[2018年6月25日発売 エルゴラッソ2051号]

2018 FIFA World Cup Russia ブラジル vs コスタリカ

攻め続けたブラジル、試合終了間際に堅牢をこじ開ける

2018 FIFA World Cup Russia ドイツ vs スウェーデン

最後に勝つのはいつもドイツ。胸には不屈のゲルマン魂

J2第20節マッチレポート

大分 vs 福岡
“仕掛け合い”を制した大分、首位返り咲き

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[2018 FIFA World Cup Russia]
■セルビア vs スイス
劇的逆転。スイスを救った二人の左足

■ナイジェリア vs アイスランド
ムサが2ゴール。HTで一変した流れ

■アルゼンチン vs クロアチア
先制されアルゼンチンに生まれた焦り

■デンマーク vs 豪州
勝負に出た矢先のナバウト負傷。豪州、逆転ならず

■フランス vs ペルー
世界に轟いた新星。その名はムバッペ

■ベルギー vs チュニジア
役者の違い。ベルギーが捨て身のチュニジアを一蹴

■韓国 vs メキシコ
パスワークで主導権を握ったメキシコが2連勝

[明治安田J2第20節 マッチレビュー]

■東京V vs 栃木
賭けに勝ったのは東京V。森の先発起用が奏功

■京都 vs 大宮
3発快勝の大宮が3連勝。プレーオフ圏に肉薄

■岐阜 vs 山口
輝いた古橋、オナイウ。両者譲らず

■讃岐 vs 岡山
ダービー制した讃岐、ホーム初勝利

■山形 vs 徳島
前線躍動。好調・山形が3連勝

■金沢 vs 熊本
勝点1差、引き分けで変わらず

■愛媛 vs 水戸
水戸の術中にハマった愛媛

■横浜FC vs 甲府
齋藤功のプロ初得点で4戦ぶり勝利

■松本 vs 千葉
アルウィン熱狂。“28%”からの大逆転劇

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[日本代表]「西野監督は“人や運を引き寄せる”監督」(久米一正)

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苦戦が予想されていたW杯初戦・コロンビア戦を1-0でモノにした日本。西野朗監督は監督交代から2カ月、初合宿から1カ月という短期間で、どのようにチームをまとめ上げたのか。その手法や信念を現役時代にとともにプレーし、GMとして西野監督を招聘した経験をもつ久米一正(清水GM)が語った。

 

鋭い観察力と緻密な計算

――現役時代は日立でチームメート、その後は強化部長やGMと指揮官という間柄でもありましたが、西野監督はどんな人間でしょうか。
「口下手ですね(笑)。親しみを込めてですよ。だから余計なことを細かく言わずに、一つ二つの言葉で伝わる。日立時代からチームメートとして一緒にプレーして、現役を引退してからの西野はユース代表やアトランタ五輪代表の監督を経験しました。私は柏の強化部に入って、別々の道をいきましたが、その後柏で再会するわけです」

 

――柏の指揮官に招聘しようとしたきっかけは何でしたか?
「96年にアトランタ五輪が終わり、2勝1敗と好成績を残しながらもグループステージを突破できませんでした。数字は悪くなかったですが、当時の協会の西野に対する評価はそれほど高くなかったんです。ブラジルに勝って、ハンガリーにも勝った。それなのに低評価はないのではないかと、私個人は思いました。

もともと、西野は日立(現・柏)に籍を置きながら協会に出向していたんです。協会の評価が低いのであれば、戻ってもらおうと思っていました。当時の柏はブラジル人のニカノール監督が指揮をとっていました。成績も安定していたので、そこに西野をヘッドコーチに据えることになりました。それが97年です。

あのころは、エジウソン(02年日韓W杯ブラジル代表メンバー)や、のちにローマで中田英寿とプレーしたアントニオ・カルロス(ザーゴ)、ジャメーリとブラジル代表経験のある選手たちがそろっていました。そのシーズンが終わって、ニカノール監督と契約交渉をした際に、条件面で話し合いが頓挫してしまいました。そこで西野に『ぜひ、柏で監督をやってほしい』とオファーを出したところ、彼もすぐに快諾してくれ、98年から監督に就任しました」

 

――当時から口数は多くなかったですか?
「多くはなかったですね。普段は静か。言葉が少ないぶん、選手からすればどこかミステリアスというか、どこをどう見られているか分からない緊張感につながるところがありました。たくさん話す人は何を考えているか分かりやすいですが、言葉の少ない人は少し読みづらい。それは監督という職業としては、プラスな面も僕はあると思いますね。

彼は計算していることと言葉が連動していないだけで、頭の中は緻密ですよ。細かく、本当によく選手を見ています。食事のときも誰と誰がよくコミュニケーションをとっているとか、体調からコンディション面もよく見抜いていました。そのあたりに繊細さが出ていると思います。

選手時代を思い出すと、だいたい食事会場では僕の前に座って西野はご飯を食べていました。まあ、のんびり食べるんですよ。じっくり、ゆっくり(笑)。それで何か特別なことを話すかと言えば、そうでもない。黙々と食べて、話したかと思えば、ボソッと一言。昔から余分なことは一切言わなかった。だからたまに何かいったときには、周りのみんなは耳を傾けたものですね」