マスコットキャラクターが踊るDA PUMP「U.S.A.」ダンスまとめ

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ダンス界で今年一番のムーブメントを巻き起こしているDA PUMP「U.S.A.」



見ているうちにダサさがカッコよさに転換していく快感。
「いいねダンス」や「驚異のインベーダーフォーメーション」等の、過剰なほどのキャッチ―さ。
それぞれ違うルーツを持つトップパフォーマーたちが魅せる仕事ぶり。
メンバーのマメなSNSチェックなどに象徴される、長年培われたサービス精神。

その全てが熱いムーブメントを引き起こしている、話題の一曲です。


こんな話題のダンスを、Jリーグをはじめとしたキャラクターたちも次々とチャレンジしていますね。
ここではその動画を随時まとめていきたいと思います。
情報があれば教えていただけると助かります…。




ギッフィー(Jリーグ・FC岐阜)



新曲をとんでもない早さで取り入れてダンスすることに定評のある岐阜のフラワーボーイ、ギッフィー。
この曲もいち早く挑戦してくれました。

突然曲の最後が切れるバージョン。
しかしポンチョ着てても全くおかまいなしに踊りますね。



東京ドロンパ(Jリーグ・FC東京)

Jリーグで長年トップダンサーの座を保ってきたFC東京の都会派タヌキ、東京ドロンパ。
この曲も見事に自分のものにしてます。まず登場するところからかっこいい。

こういう動画は毎回DA PUMPメンバーが目ざとくチェックしているのですが、今回は…

YORIさんの「いいね広々スペース」という独特の誉め方が微妙に話題になりました。
確かにDA PUMP、こんな広々とした場所で踊る機会あんまりなさそう。


クラブが広々スペースを用意できるかどうかに注目です。


ヴァンくん&フォーレちゃん(Jリーグ・ヴァンフォーレ甲府)

山梨の誇る甲斐犬ボーイ&ガールの二人も、38度の炎天下の中踊ってくれました。
とりあえず「いいねダンス」と「インベーダー」の動きさえできるなら、もっと気軽にチャレンジしてもいいのかもしれませんね。



マーくん(プロ野球・千葉ロッテマリーンズ)

プロ野球からは、ハロプロ好きとしては他の追随を許さないマーくんが参戦。
ハロプロファンから火が付いたこの曲に対しても当然チェックしていたのですね。


別会場でロングバージョン。どっちかというとチアのダンス。



もとまる(岐阜県本巣市)


ご当地キャラ界で大きな話題を呼んでいるのは本巣市のもとまる
動きがひとつひとつ異様に細かくて衝撃を受けますね…。本人の情熱が本当に伝わってきます。
しかし岐阜のフラワーボーイは踊れないとダメな決まりがあるんでしょうか。



(そのほか、随時更新予定…)




2018年上半期の人気記事トップ20

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早いものでもうとっくに2018年の半分が終わってしまっていました。

ということで、このブログで上半期(1~6月)に読まれた記事ベスト20を紹介します。



まずは20~6位。


20位:ヴィヴィくん磐田へ行く(4/28)
ヴィヴィくんアウェイ遠征第4回。ピッチ上に入れなかったためちょっと変則的な動きでしたね。



19位:ベガッ太さん、出頭する(2010~2018)(1/6)
新年恒例のベガッ太さん一日署長まとめ。


18位:パナソニックスタジアム吹田のスタジアムツアーという極上の60分間(1/17)
1月の「吹田マスコット会」での一幕まとめ。最近開催したツアーについてもまた今度書きます…。



17位:2018年のJリーグ・J1マスコットたち(まとめ)(1/14)
改めて今年のJ1マスコットまとめ。たまにこういう基本おさらい記事を書かないとなと思ってます。



16位:れぶにゃん、次元を超えてtexに会いに行く(前編)(5/20)
あるBリーグマスコットの誕生と友情の話。後編は32位でした。



15位:孫とおじいちゃん(ヴィヴィくん湘南へ行く)(2/26)
ヴィヴィくん遠征第1回。すべてはここから始まった。



14位:高木琢也監督がヴィヴィくんに見せる笑顔まとめ(3/17)
監督とヴィヴィくんの絡みは長崎の見どころのひとつですね。



13位:これが長崎のトップセールス(ヴィヴィくんの清水遠征)(4/17)
ヴィヴィくん遠征第3回。水曜開催なのにこの熱狂ぶりはなに。



12位:ギッフィーは全部やる(3/11)
いま最も欲張りなマスコットの話。本当に全部やってる。



11位:DAZNのかっこいいJ1開幕マスコットイラスト(2/24)
DAZNのマスコット推しネタまとめ。



10位:津村記久子「ディス・イズ・ザ・デイ」はJリーグサポーターに"刺さる"小説だ(6/13)
話題のサッカーサポーター小説の感想。コメント欄も見てね。



9位:2017年Jリーグマスコット重大ニュース(2017/12/31)
昨年のJリーグマスコットのトピックスまとめ。本当に色々なことがありましたね。



8位:ヴィヴィ水という名の超大ヒット商品(4/18)
メガヒット商品となった長崎のマスコットグッズの話。



7位:Jリーグ鳥の会、ゼロックスで完成する(2/15)
昨年下半期から動き出した「鳥の会」のひとつの結実。ガンズくん超頑張った。



6位:ヤサガラスに絶望をもたらされた私たち(2018ゼロックス)(2/21)
やっさん!死んだはずでは!?




それではトップ5の紹介。


5位:ヤサガラスと愉快な仲間たち(2017/10/13)

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去年の記事がこの上半期もランクイン。
結局今年もずっとマイペースで立ち回ってくれていますね。



4位:ベガッ太さんのいいところ、ヴィヴィくんのいいところ(ヴィヴィくん仙台へ行く)(4/4)
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ヴィヴィくん遠征第2弾。
個性と個性がぶつかり合いました。



3位:長崎にはヴィヴィくんチャントがある(3/3)

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もはや長崎名物、Jリーグ名物となったチャントの話。
とべとべたかく。



2位:ヴィヴィくんと5000人の浦和サポ(3/16)
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長崎に押し寄せた浦和サポーターとヴィヴィくんの振る舞いについて。
今年のJリーグを振り返る上で必ず触れられるべき試合だったと思います。象徴的一戦。



1位:つばくろう子とぐっちさん~プロポーズ~(2017/4/6)

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去年一番読まれた記事が、そのままの勢いで今年上半期もぶっちぎり1位でした。
ぐっちさんはその後も素晴らしい成績を残していますね。つばみのおかげかどうかは知らない。



以上、上半期トップ20でした。
ヴィヴィくんが8本も入ってるのが今年これまでのこのブログを象徴しているようですね…。長崎への注目度が上がっているのを感じます。

それでは下半期もよろしくお願いします。



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ファジ丸とさぬぴーのマスコットPK頂上対決

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撮影:へなぽこ @henapoko さん。ありがとうございます。
皆様からの写真提供に感謝致します。






このブログの一番最初の記事で触れたことなのですが、岡山のファジ丸は規格外のPK職人です。


他のマスコットとのPK対決では連戦連勝
Jリーグ公式に紹介されるほどの無双ぶりです。




何が凄いって、どう考えてもマスコットが取れないコースに狙って蹴るんですよね。
スキルショットマスター。

気が付いたら、あまりにも勝ちすぎたため中四国でのマスコット対決がPK対決じゃない種目に変わってしまう事態に。
ルールを変えさせるほどの強さです。



そんなファジ丸の前に昨年、ある新しいライバルが現れます。

讃岐のさぬぴー



初対戦となった2017年9月の対戦では、他のライバルと同様、ファジ丸の隅に蹴るテクニックの前にあっさり沈んださぬぴー。

(逆に蹴られても余裕で入ってたと思われます)


ですが、何か様子がおかしいぞと思わせたのは、2018年6月の讃岐vs岐阜の試合前のリポート。

この試合ではさぬぴーとギッフィーのPK対決が行われたのですが、その練習映像が公開されて…



えっ…なにこのシュート力…



そして本番。


1
2


とんでもないコースにシュートをぶち込んで、さぬぴーの圧勝。

ギッフィーも普通に素晴らしいシュート(ファジ丸級)を打ってるのに、まるで比較にならないほどの…。


そしてその2週間後に待っていたのは、ファジ丸との再戦です。

完全にコンディションを瀬戸大橋ダービーに合わせてきたさぬぴー。




ファジ丸の得意なコースを狙ったシュートを想定して、入念に対策します。
言葉の意味は分かりません。


そしていよいよ決戦の日。



果たして結果は…。




3
ファジ丸の左を狙った安定感のあるシュートを、瞬間足一本で止めたさぬぴーが


4
ファジ丸の守るゴールの右上隅に完璧に決める




5

さぬぴーの完勝。
(なんだこの脚の上げ方)



強調したいのは、ファジ丸はいつも通りの完璧なパフォーマンスを見せたということです。
それをさぬぴーがもっと完璧に超えていったというだけの話。


まだこれは始まりにすぎません。

この若干おかしな方向に力を注いだふたりの隣県マスコットの頂上の闘いは、これから何度も繰り返されていくことでしょう。

我々はそれをただ見守るのみ…。

次回の瀬戸大橋ダービーの対決も、今から楽しみで仕方ありませんね。




なお、この二人以外にも

まだまだ隠れたサッカーの実力を秘めているマスコットはいるようです…。



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ギッフィーで学ぶ最新ヒット曲

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FC岐阜のギッフィーは相変わらず、驚くほど精力的に挑戦を続けています。

前回の記事でも触れましたが、彼の他には真似できない魅力のひとつに「新しいダンスを取り入れ続ける」というのがあるんですよね。
次々とステージで新曲を披露してくれます。本当にいつ練習してるんだというほどの。




この5月には、クラブの公式ダンスチームGGGが始動。
ダンスステージが一層本格化した、見ごたえのあるものとなっています。

そんなギッフィータイムで披露された曲の数々。
最新曲がふんだんに取り入れられたそのラインナップを、改めて紹介していきたいと思います。
その数20曲

ギッフィーの新しいものに対する感度、パフォーマンスへの貪欲さがよく分かる、その圧巻のプレイリストをご覧ください。
(全然最新曲じゃないものも含まれていますが、ご了承ください)





E-Girls「Follow Me」2012年



言わずと知れたE-Girlsの出世曲(サードシングル)。
この動画では照明を含め、ギッフィーのパフォーマーとしての力量が最大限に表現されていますね。


【公式動画】







防弾少年団「MIC Drop」2017年

防弾少年団(BTS)の世界的人気を決定づけた曲。
オリコン1位、全米28位を記録。
この曲に限らずギッフィーはK-POPヒットにもかなり積極的に挑戦していますね。

【公式動画】








Bruno Mars ft. Cardi B「Finesse」2017年


世界的スターであるブルーノ・マーズが90年代リスペクトを惜しげもなく披露した最新ヒット。
管理人が生で見て感動したダンスです。
そりゃ好きな曲をいきなりマスコットが目の前で踊ってくれたら惚れるでしょうが。

【公式動画】






DOBERMAN INFINITY「DO PARTY」2017年


おっさんが”いつの間にかLDH所属のユニットになってた”と驚く率の高いドーベルマンインフィニティの、オリコン4位を記録したヒット。
「ドパーティー」と読みます。
ギッフィーの「メンバーに岐阜出身者がいる」曲推しの一貫した姿勢は今後も続きます。

【公式動画】







Chris Brown「Yeah 3x」2010年

クリス・ブラウンの全米15位を記録したダンスヒット。
かつてDeNAベイスターズも場内で流してたし、スポーツとの親和性もある曲なのかも。
それにしてもポンチョでも当然のように踊るギッフィー、とんでもないな。

【公式動画】







Aqours「青空Jumping Heart」2016年


「ラブライブ!」シリーズから生まれたヒット曲。オリコン3位を記録。
ひとりのファンのためにこの普段やらないジャンルの曲を選んだというのがギッフィーの只者ではない感を引き立てますね。
 




TWICE「CHEER UP」2016年


やはり現代K-POPアイドルの中心的存在、TWICEのアルバム収録曲。
このツイートにもあるように、ギッフィーは毎回2~3曲ステージで違う曲を披露します。
とんでもないサービス精神。

【公式動画】






AKB48「ヘビーローテーション」2010年

2010年に日本で2番目に売れた曲。
慣れてないって言ってますけど、ギッフィー女の子っぽいキュートな動きも映えますよね。

【公式動画】







星野源「ドラえもん」
2018年

今年上半期で3番目にヒットした曲(Billboard Japan)。
他の曲ではあんまり見ない独特の振付で惹きつけられますね。

【公式動画】







cinema staff「HYPER CHANT」2018年

ギッフィーとも仲の良いシネマスタッフによる、FC岐阜のオフィシャルサポートソング。
ギッフィー自身が振り付けを考えたらしい。
それにしてもステージじゃない広場で踊ると、また違ったストリートパフォーマー感が。

【公式動画】






三代目 J Soul Brothers「R.Y.U.S.E.I.」
2014年

三代目の代表曲。カラオケでも大人気ですね。
ガンズくんも踊れるところは踊ろうとする姿勢が素敵。他のマスコットとのコラボももっと見たい。

【公式動画】







G2 ft. DUB4REASON、MEGAHORN、裂固、MAR、久世良輔「BIG UP MY TOWN」2018年

岐阜命名450年という節目に合わせ、岐阜のミュージシャン6組が提供したFC岐阜オフィシャルパワーソング。
なんというか…FC岐阜って、めっちゃミュージシャンと交流してますよね…。

【公式動画】






SKE48「オキドキ」2011年

SKEファンに大きな反響を呼んだダンス。
他のアーティストのステージに自然と紛れ込んで当然のように踊るギッフィーの姿は、たまに見られる光景だったりします。

 





Chris Brown & Tyge「Ayo」2015年


再びクリス・ブラウンの曲。全米21位を記録しています。
このくらいのリズムの曲がギッフィーのステップの綺麗さを一番実感できますね。

【公式動画】







Aqua Timez「虹」2008年

Aqua Timezで2番目に売れた曲。オリコン2位まで行きました。
もう10年前の曲なんですね…。
本当に岐阜出身者推しのギッフィー。

【公式動画】






BIGBANG「BANG BANG BANG」2015年

これもK-POPソング。動画再生回数が3億回超えてます。
さぬぴー普通に踊れてない?

【公式動画】






祭nine.「HARE晴れカーニバル」2018年


FC岐阜アンバサダーである祭nine.のオリコン1位獲得曲。
やはりミナモとのコラボは素晴らしいですね。
あと祭nine.が来場したとき、普通にそこらへん歩いててちょっとびっくりしました。オリコン1位アーティストなのに!

【公式動画】






DA PUMP「U.S.A.」2018年

今年の話題性ナンバーワンダンスソングと言ってもいい曲。
もちろんJマスコットで一番早く踊ったのはギッフィーでした。(その後ドロンパが踊った)
この早さ、クオリティの高さこそが誰にも真似できない彼の魅力…。

【公式動画】






MOMOLAND「BBoom BBoom」2018年

なんと6月に日本デビューを果たしたばかりの話題K-POPガールズユニットの曲を早くも踊る。
オリコンやビルボードでトップ10入りするなど大ヒットしている曲とはいえ、どんだけ早いの

【公式動画】






青山テルマ「世界の中心」2018年

そして最後は超最新話題曲。
30代あたりを狙い撃ちにした2000年前後リスペクトな曲ですね。
ギッフィー、間違いなくあんたがJマスコットダンス界の中心だよ!

【公式動画】





以上20曲でした。
このほかにも色々踊っていて、果たしてどれだけレパートリーがあるのかと驚愕するばかりです。
最先端を突っ走るギッフィーのこれからの活動にも熱く注目していきたいですね。





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レノ丸の衣装がすごい(2018前半)

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撮影:おん-chan(@y27ae3b9ec782p_ )さん
ありがとうございます。





今シーズンは、レノファ山口のレノ丸の衣装・小道具が毎回とても凝っていることで話題になっています。




その仕事を担っているのがクラブの公認ボランティア団体TeamBONDSから登場した「レノ丸衣装つくり隊」
毎回その時の季節ネタ・試合ネタに合わせたレノ丸コーディネイトを行っています。

昨年もカバンを作った実績がある皆さん。
その多彩なコーディネイトぶりを眺めていきましょう。



インドフェスタ(3/21金沢戦)


インドっぽい衣装のレノ丸。



クラブからの無茶ぶりがすごい



卒業式(3/25松本戦)

学ランをビシッと決めるレノ丸。





ちゃんと動けてるのが素晴らしいですね。

インドの時もそうですが、あの頭部だと調整が難しいようですね。


この細部までのこだわりが今後も随所に光っていきます。



入学式(4/7大宮戦)


卒業式からの学ラン継続。でもちょっとアクセサリーを変えています。





コーディネイトの上にコーディネイト





スタジアム外でも着こなしました。



子どもの日(4/28新潟戦)

カブトかぶってます


やはり細部までのこだわりがすごい


そこまで気づいた人はどれだけいるでしょうか



母の日(5/12東京V戦)


花束を用意。








とことん手作りなんですね…。




下関開催(5/27讃岐戦)

この日は会場がいつもと違う下関だったため、海峡仕様に。





本当に細部までこだわる



父の日(6/9岡山戦)

もちろん母の日とは違う花です。



七夕(7/1横浜FC戦)

短冊作ってきました。





相変わらず本当に細かい…。


というわけで前半戦終了。
レノ丸のかわいらしさを盛り上げる「レノ丸衣装つくり隊」の活躍に、今後も細かいところまで要チェックですね。





【おまけ】Enjoy!

そんなレノファ山口はかなりの好調ぶりを見せて前半を駆け抜けました。


昨シーズンはホームで4勝だったのが、今季は前半だけで6勝。
ホームサポーターの前で喜びを爆発させるレノ丸の姿も頻繁に見ることができます。






監督との素敵な絡みももっと見られると良いですね…。



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岩崎本舗の角煮まんじゅう、長崎と共にJ1を旅する

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無題
撮影:あめちゃん @Zeiwanvivikun さん
その他、画像提供にご協力いただいた皆さんありがとうございました。




2018年に初めてのJ1を戦うV・ファーレン長崎

これまでになかった新興クラブのチャレンジングな姿勢が、J1に新しい風を巻き起こしていますね。


特に高田社長ヴィヴィくんのハードワークぶりはこのブログでも何度も伝えてきたところですが、その側にもうひとつ、存在感を発揮しているプレイヤーが。









ヴィヴィくんの遠征先でよく映り込む角煮まんじゅう

長崎の名物スタジアムグルメとしておなじみですが、今季その注目度は一気にうなぎのぼりです。



角煮まんじゅうを販売しているのは、2006年の長崎クラブ創設からのスポンサーである岩崎本舗

⚽ みなさん、こんばんは! 今日はVファーレンvsFC東京の試合 2-5で負けてしまいました…😭 また、強くなってリベンジします!💪 岩崎本舗ブースもすごく盛り上がったようです😊 すでにたくさんのFC東京サポーターの方々が市内の店舗にも行っていただいたようで…ありがとうございます!🙇‍♀️ 長崎空港や長崎駅、博多駅にもお店あるのでぜひお待ちしております!🤗 もっと強くなって次は東京に行くけん待っとってねー!!⚽ #Vファーレン長崎 #FC東京 #サッカー #岩崎本舗 #角煮まんじゅう #角煮まんじゅうちゃん #負けてしまいました #次は頑張るぞ #とりあえず帰りは角煮まんじゅう食べましょう

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⚽ みなさん、こんばんは! 今日はVファーレンvsFC東京の試合 2-5で負けてしまいました…😭 また、強くなってリベンジします!💪 岩崎本舗ブースもすごく盛り上がったようです😊 すでにたくさんのFC東京サポーターの方々が市内の店舗にも行っていただいたようで…ありがとうございます!🙇‍♀️ 長崎空港や長崎駅、博多駅にもお店あるのでぜひお待ちしております!🤗 もっと強くなって次は東京に行くけん待っとってねー!!⚽ #Vファーレン長崎 #FC東京 #サッカー #岩崎本舗 #角煮まんじゅう #角煮まんじゅうちゃん #負けてしまいました #次は頑張るぞ #とりあえず帰りは角煮まんじゅう食べましょう

マスコットの角煮まんじゅうちゃんも大人気ですが、ここにきて岩崎本舗が注目を集めているのは他にも要素があります。
その一つが公式ツイッター










とにかくバイタリティーあふれる文章の連続、ほとんど普通のサポーターじゃないかと思うような応援ツイート連発。
そして角煮まんじゅうを話題にしている人たちにグイグイ絡んでいくエゴサーチ力
ネット上での岩崎本舗の存在感を際立たせています。


そしてここにきて、岩崎本舗の社長にもスポットライトが当たりつつあります。


販売できるか否かには関わらずアウェイには必ず来ている会いにいける社長、岩崎寛司さん。


単なる人気スタグルの枠を超え、V・ファーレン長崎のイメージを作るキーパーソンにまでなりつつある存在かもしれません。


そんな岩崎本舗の活動については、新聞記事でもまとめられています。

岩崎本舗「角煮まんじゅう」 会場、SNSでPR「チームと成長を」(毎日新聞)

J1昇格後の今年、V長崎は経営体制が変わり、クラブ強化を見据えてスポンサー料も値上げした。撤退する企業もある中、岩崎社長は、「チームとともに、自分と企業が成長するための勉強代」と支援を続ける決断をした。


この記事からも、岩崎本舗が既に単なるスタジアムグルメ出店企業の枠には収まらなくなっていることが分かりますね。





そんな岩崎社長とツイッター担当者が、先日NBC長崎放送のクラブ応援番組「V・ファ×ラジ」に出演し、その思いを語っていました。



6月7日と21日の2回に渡って放送されたインタビューの内容を、以下に書き起こしてみましたのでご覧ください。

(聞き手はパーソナリティの佐々野宏美さん)







―岩崎社長は今年J1に上がって、どれぐらいアウェイに行かれてるんですか?

社長
今のところ8試合ですかね。リーグ戦はすべて行っています。
今のところ販売させてもらったのが3試合であとの5試合は純粋に楽しみに行っています。

一生懸命みんながプレーしてるのを見ると、自分も頑張らないとなと思いますね。
前半なかなか勝てなくて厳しいときも、試合後に高木監督が選手たちを「よくやった」と握手をして迎えているのを見ると、社長もこんな姿勢でいないとダメだなと感じさせてもらったり。

サッカーをスタジアムで観てると、テレビで見えないプレー以外の部分も全部見えてて。今まで知らなかった監督と選手たちの関係性とか、監督はすべて自分の責任というか、「勝ったら選手たちのおかげ、負けたら自分のせい」みたいなのが見えるので、勉強になるなあと思っています。


―そのことで、実際に会社で社員の皆さんとの付き合い方に変化は?

社長
やっぱり話していかないとダメだなと。
一回「これやっといて」と言って伝わるかというとそうでもなくて、何回も同じことを言い続けないといけない。言い続けていくことがチームのため、会社のためになっていくと感じて、勇気を持って「話をやめるな」と、自分に言い聞かせています。



―アウェイに行くときは角煮まんじゅうちゃんも一緒に連れていったりしてますけど、反応は?

社長
角煮まんじゅうちゃんかなり人気で、いつも手にはめてスタジアムに行くと「社長だ!」と声をかけられて。なんで分かるんだろうと思ったら「角煮まんじゅうちゃんがTwitterに出てたので分かりまして」と。
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撮影:かわんわん @kawanwan0628 さん


―今社長の口から出ましたTwitter、岩崎本舗さんの公式ツイッターがいま私の中ではヴィヴィくんよりあざといんじゃないかと思うんですが、今日はそのツイッターの中の人にも特別に来てもらいました。
特にJ1になってからツイッターの活動が激しくなりましたね。

ツイッターの中の人
そうですね、今まで角煮まんじゅうを食べたことがない方が多いのではないかというのがありましたし、自分もJ1に上がったことでサッカーへの興味は格段に上がってまして、それもあってTwitterする機会が増えてきましたね。


―もともとサッカーに興味があったんですか?

ツイッターの中の人
正直な話あんまりなかったんです。ただ応援しているうちにだんだん好きになったというのはかなりあります。


―だって岩崎本舗さんの公式ツイッター、試合の時なんてまるで実況してるかのような…


ツイッターの中の人
そうですね、点が入った入れられたと一喜一憂しながら勢いで書いてる感じですね。




↑スタジアムの抽選会で家電を当てる中の人



―本当にV・ファーレンを応援してるというのが伝わってきます。あとアウェイのサポーターさんとの交流がかなりツイッター上で行われてるなという印象を受けたんですが。




ツイッターの中の人
そうですね、やはりそれは角煮まんじゅうをたくさんの人に知っていただきたいというのがありますし、とにかくたくさんのサポーターさんと交流したいという気持ちでやってます。


―しかしこのツイッターが盛り上がってきたのは、FC東京戦がきっかけだったのでは。

ツイッターの中の人
そうですね、蝗様へのツイート、あれがもうJリーグの他のサポーターさんを巻き込んでの角煮まんじゅうが広まったきっかけになったと感じています。


※FC東京戦でのツイート…
アウェイグルメを食い尽くすことに定評のあるFC東京サポ(蝗)に対し、岩崎本舗は逃げも隠れもしない宣言を行い大いに話題になった。




その結果…






この顛末については「ドメサカブログ」でまとめられています。面白いから読もう。
▼FC東京サポに挑戦状を叩きつけた長崎グルメ「角煮まんじゅう」…その結果は





ツイッターの中の人
今でもそのサポーターさんたちが、試合だけじゃなくて物産展があるのにも反応して来てくれたりするんですよ。
サポーターだけじゃなく関係ない人まで巻き込まれていくのを実感できているので、それはすごく楽しいし、やってよかったなと思っています。


―商売的な話をお伺いしますけれども、ツイッターが盛り上がり始めて、2018シーズンが始まった当初と今と、スタジアムグルメの売上って変わってるんですか?

ツイッターの中の人
そうですね、かなり上がってます。
ホームのほうも数倍になってますし(※前述の毎日新聞の記事だと4倍)、今までやってなかったアウェイは「そこまで売れるのか」と想像以上でびっくりしてます。
アウェイ戦で出店したとき食べに来てくれた方が「ホーム戦にも必ず行きます」とツイッターでよく聞くので、ホームでもアウェイでも両方でおもてなしできるようにおもてなしできる態勢をとっていきたいなと思っています。


―岩崎社長、ツイッターでの影響の変化をスタジアムで実感することはありますか?

社長
ありますね、僕が販売してる時も「社長ですよね」「写真撮ってください」と言われたり。この前はある男の子から「サインください」と言われました。「サインかー!」って。今まで書いたことなかったので、普通にクレジットカードの署名みたいなのを書いてしまって本当に申し訳なかったですね。今は簡易的にサインを考えました(笑)


―スタジアムグルメに自分たちが出店している意義というのはどういうところに感じていますか?

社長
今まで角煮まんじゅうを知らなかった方に知っていただくという点が商売の点としてプラスです。そして、しっかり角煮まんじゅうを現場で売ることで、その売り上げの一部がV・ファーレンの収入にもなりますし、その売り上げで来季もスポンサーを続けていけることになりますしね。

僕には監督と選手のようにサッカーの勝ち負けに関係することができませんけど、角煮まんじゅうを販売するプロとして、たくさんお客様に美味しい状態で食べてもらうことで、チームや地域に貢献できるのかなと。


―ホームでは角煮まんじゅうを主に売っていますが、アウェイではまた違った商品を出されていますよね。

社長
アウェイではホームでも売ってる角煮まんじゅうと、あと「角煮バーガー」の2種類を販売しています。実際角煮バーガーは角煮まんじゅうと同じくらい売れていますね。


―後半戦、またお忙しい時期が続きそうですね。

社長
やっぱりサッカー選手と同じホームやアウェイ行ったりするとけっこう大変だなと。夏に向けて体力付けておかないとなと思います。夏場にどう販売したら喜んでもらえるか…違った観点をもって考えているところです。


―Twitterの中の人へ、シーズン後半戦ツイッターを楽しみにしてる人へメッセージをお願いします。

ツイッターの中の人
これからも色んなサポーターの皆さんに楽しんでもらえるツイートをやっていきますので、ぜひ応援とフォローをお願いします!


―最後に、社長、メッセージをお願いします。

社長

僕は角煮まんじゅうを販売するプロとして、一番おいしい状態の角煮まんじゅうを、なるべく待たせず皆さんに提供できるよう工夫と努力をしていきますので、皆さんはぜひ色んなスタジアムグルメを試合会場で楽しんでいただきたいです。それがV・ファーレンのチーム力アップにつながりますから。

選手の皆さんには全力でフェアプレーしていく部分が見ている観客の心を打つと思うので、勝ち負けはもちろん大事なんですけど捉われず、そこを追求していってほしいと思います。


―岩崎本舗としても、V・ファーレンと一緒にどんどんまた大きくなっていきそうですね。

社長
はい、お互いがお互いにいい影響を与えて、長崎を盛り上げていければいいんじゃないかなと思います。



―岩崎社長はアウェイに行く時、必ず最寄りの駅からスタジアムまで荷物を持って自分の足で歩いていくのだそうです。「これくらいの距離を歩いて皆さん来ているのか」と自分で感じるからこそ、スタジアムグルメでは皆さんを待たせるわけにいかないと思い待たせない工夫を考えるとのこと。

シーズン初めは角煮まんじゅうを提供するのに20分以上かかったことがあったそうですが、今では同じくらい並んでも5分かからないそうです。ご自身で体験して次の試合に生かす、というのは高田社長に通じるものがありますよね。

ツイッターの中の人の驚異的なエゴサーチ力も、沢山あるスタジアムグルメの中から角煮まんじゅうを選んでくれた方たちに感謝を伝えたい想いからだそうです。文面の中に岩崎本舗や角煮まんじゅうというワードが入ってなくても辿りついてるあたり、感謝の気持ちの大きさが現れていますよね。
サポーター第一で考えている、素敵なスポンサーさんです。



(書き起こし終わり)






一つのスポンサーの枠を超え、クラブと文字通り共に歩く岩崎本舗。
今後の活躍にも期待したいですね。



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岩崎本舗の角煮まんじゅう、V・ファーレン長崎と共にJ1を旅する

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無題
撮影:あめちゃん @Zeiwanvivikun さん
その他、画像提供にご協力いただいた皆さんありがとうございました。




2018年に初めてのJ1を戦うV・ファーレン長崎

これまでになかった新興クラブのチャレンジングな姿勢が、J1に新しい風を巻き起こしていますね。


特に高田社長ヴィヴィくんのハードワークぶりはこのブログでも何度も伝えてきたところですが、その側にもうひとつ、存在感を発揮しているプレイヤーが。









ヴィヴィくんの遠征先でよく映り込む角煮まんじゅう

長崎の名物スタジアムグルメとしておなじみですが、今季その注目度は一気にうなぎのぼりです。



角煮まんじゅうを販売しているのは、2006年の長崎クラブ創設からのスポンサーである岩崎本舗

⚽ みなさん、こんばんは! 今日はVファーレンvsFC東京の試合 2-5で負けてしまいました…😭 また、強くなってリベンジします!💪 岩崎本舗ブースもすごく盛り上がったようです😊 すでにたくさんのFC東京サポーターの方々が市内の店舗にも行っていただいたようで…ありがとうございます!🙇‍♀️ 長崎空港や長崎駅、博多駅にもお店あるのでぜひお待ちしております!🤗 もっと強くなって次は東京に行くけん待っとってねー!!⚽ #Vファーレン長崎 #FC東京 #サッカー #岩崎本舗 #角煮まんじゅう #角煮まんじゅうちゃん #負けてしまいました #次は頑張るぞ #とりあえず帰りは角煮まんじゅう食べましょう

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⚽ みなさん、こんばんは! 今日はVファーレンvsFC東京の試合 2-5で負けてしまいました…😭 また、強くなってリベンジします!💪 岩崎本舗ブースもすごく盛り上がったようです😊 すでにたくさんのFC東京サポーターの方々が市内の店舗にも行っていただいたようで…ありがとうございます!🙇‍♀️ 長崎空港や長崎駅、博多駅にもお店あるのでぜひお待ちしております!🤗 もっと強くなって次は東京に行くけん待っとってねー!!⚽ #Vファーレン長崎 #FC東京 #サッカー #岩崎本舗 #角煮まんじゅう #角煮まんじゅうちゃん #負けてしまいました #次は頑張るぞ #とりあえず帰りは角煮まんじゅう食べましょう

マスコットの角煮まんじゅうちゃんも大人気ですが、ここにきて岩崎本舗が注目を集めているのは他にも要素があります。
その一つが公式ツイッター










とにかくバイタリティーあふれる文章の連続、ほとんど普通のサポーターじゃないかと思うような応援ツイート連発。
そして角煮まんじゅうを話題にしている人たちにグイグイ絡んでいくエゴサーチ力
ネット上での岩崎本舗の存在感を際立たせています。


そしてここにきて、岩崎本舗の社長にもスポットライトが当たりつつあります。


販売できるか否かには関わらずアウェイには必ず来ている会いにいける社長、岩崎寛司さん。


単なる人気スタグルの枠を超え、V・ファーレン長崎のイメージを作るキーパーソンにまでなりつつある存在かもしれません。


そんな岩崎本舗の活動については、新聞記事でもまとめられています。

岩崎本舗「角煮まんじゅう」 会場、SNSでPR「チームと成長を」(毎日新聞)

J1昇格後の今年、V長崎は経営体制が変わり、クラブ強化を見据えてスポンサー料も値上げした。撤退する企業もある中、岩崎社長は、「チームとともに、自分と企業が成長するための勉強代」と支援を続ける決断をした。


この記事からも、岩崎本舗が既に単なるスタジアムグルメ出店企業の枠には収まらなくなっていることが分かりますね。





そんな岩崎社長とツイッター担当者が、先日NBC長崎放送のクラブ応援番組「V・ファ×ラジ」に出演し、その思いを語っていました。



6月7日と21日の2回に渡って放送されたインタビューの内容を、以下に書き起こしてみましたのでご覧ください。

(聞き手はパーソナリティの佐々野宏美さん)







―岩崎社長は今年J1に上がって、どれぐらいアウェイに行かれてるんですか?

社長
今のところ8試合ですかね。リーグ戦はすべて行っています。
今のところ販売させてもらったのが3試合であとの5試合は純粋に楽しみに行っています。

一生懸命みんながプレーしてるのを見ると、自分も頑張らないとなと思いますね。
前半なかなか勝てなくて厳しいときも、試合後に高木監督が選手たちを「よくやった」と握手をして迎えているのを見ると、社長もこんな姿勢でいないとダメだなと感じさせてもらったり。

サッカーをスタジアムで観てると、テレビで見えないプレー以外の部分も全部見えてて。今まで知らなかった監督と選手たちの関係性とか、監督はすべて自分の責任というか、「勝ったら選手たちのおかげ、負けたら自分のせい」みたいなのが見えるので、勉強になるなあと思っています。


―そのことで、実際に会社で社員の皆さんとの付き合い方に変化は?

社長
やっぱり話していかないとダメだなと。
一回「これやっといて」と言って伝わるかというとそうでもなくて、何回も同じことを言い続けないといけない。言い続けていくことがチームのため、会社のためになっていくと感じて、勇気を持って「話をやめるな」と、自分に言い聞かせています。



―アウェイに行くときは角煮まんじゅうちゃんも一緒に連れていったりしてますけど、反応は?

社長
角煮まんじゅうちゃんかなり人気で、いつも手にはめてスタジアムに行くと「社長だ!」と声をかけられて。なんで分かるんだろうと思ったら「角煮まんじゅうちゃんがTwitterに出てたので分かりました」と。
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撮影:かわんわん @kawanwan0628 さん


―今社長の口から出ましたTwitter、岩崎本舗さんの公式ツイッターがいま私の中ではヴィヴィくんよりあざといんじゃないかと思うんですが、今日はそのツイッターの中の人にも特別に来てもらいました。
特にJ1になってからツイッターの活動が激しくなりましたね。

ツイッターの中の人
そうですね、今まで角煮まんじゅうを食べたことがない方が多いのではないかというのがありましたし、自分もJ1に上がったことでサッカーへの興味は格段に上がってまして、それもあってTwitterする機会が増えてきましたね。


―もともとサッカーに興味があったんですか?

ツイッターの中の人
正直な話あんまりなかったんです。ただ応援しているうちにだんだん好きになったというのはかなりあります。


―だって岩崎本舗さんの公式ツイッター、試合の時なんてまるで実況してるかのような…


ツイッターの中の人
そうですね、点が入った入れられたと一喜一憂しながら勢いで書いてる感じですね。




↑スタジアムの抽選会で家電を当てる中の人



―本当にV・ファーレンを応援してるというのが伝わってきます。あとアウェイのサポーターさんとの交流がかなりツイッター上で行われてるなという印象を受けたんですが。




ツイッターの中の人
そうですね、やはりそれは角煮まんじゅうをたくさんの人に知っていただきたいというのがありますし、とにかくたくさんのサポーターさんと交流したいという気持ちでやってます。


―しかしこのツイッターが盛り上がってきたのは、FC東京戦がきっかけだったのでは。

ツイッターの中の人
そうですね、蝗様へのツイート、あれがもうJリーグの他のサポーターさんを巻き込んでの角煮まんじゅうが広まったきっかけになったと感じています。


※FC東京戦でのツイート…
アウェイグルメを食い尽くすことに定評のあるFC東京サポ(蝗)に対し、岩崎本舗は逃げも隠れもしない宣言を行い大いに話題になった。




その結果…






この顛末については「ドメサカブログ」でまとめられています。面白いから読もう。
▼FC東京サポに挑戦状を叩きつけた長崎グルメ「角煮まんじゅう」…その結果は





ツイッターの中の人
今でもそのサポーターさんたちが、試合だけじゃなくて物産展があるのにも反応して来てくれたりするんですよ。
サポーターだけじゃなく関係ない人まで巻き込まれていくのを実感できているので、それはすごく楽しいし、やってよかったなと思っています。


―商売的な話をお伺いしますけれども、ツイッターが盛り上がり始めて、2018シーズンが始まった当初と今と、スタジアムグルメの売上って変わってるんですか?

ツイッターの中の人
そうですね、かなり上がってます。
ホームのほうも数倍になってますし、今までやってなかったアウェイは「そこまで売れるのか」と想像以上でびっくりしてます。
アウェイ戦で出店したとき食べに来てくれた方が「ホーム戦にも必ず行きます」とツイッターでよく聞くので、ホームでもアウェイでも両方でおもてなしできるようにおもてなしできる態勢をとっていきたいなと思っています。


―岩崎社長、ツイッターでの影響の変化をスタジアムで実感することはありますか?

社長
ありますね、僕が販売してる時も「社長ですよね」「写真撮ってください」と言われたり。この前はある男の子から「サインください」と言われました。「サインかー!」って。今まで書いたことなかったので、普通にクレジットカードの署名みたいなのを書いてしまって本当に申し訳なかったですね。今は簡易的にサインを考えました(笑)


―スタジアムグルメに自分たちが出店している意義というのはどういうところに感じていますか?

社長
今まで角煮まんじゅうを知らなかった方に知っていただくという点が商売の点としてプラスです。そしてしっかり角煮まんじゅうを現場で売ることで、その売り上げの一部がV・ファーレンの収入にもなりますし、その売り上げで来季もスポンサーを続けていけることになります。

僕には監督と選手のようにサッカーの勝ち負けに関係することができませんけど、角煮まんじゅうを販売するプロとして、たくさんお客様に美味しい状態で食べてもらうことで、チームや地域に貢献できるのかなと。


―ホームでは角煮まんじゅうを主に売っていますが、アウェイではまた違った商品を出されていますよね。

社長
アウェイではホームでも売ってる角煮まんじゅうと、あと「角煮バーガー」の2種類を販売しています。実際角煮バーガーは角煮まんじゅうと同じくらい売れていますね。


―後半戦、またお忙しい時期が続きそうですね。

社長
やっぱりサッカー選手と同じホームやアウェイ行ったりするとけっこう大変だなと。夏に向けて体力付けておかないとなと思います。夏場にどう販売したら喜んでもらえるか…違った観点をもって考えているところです。


―Twitterの中の人へ、シーズン後半戦ツイッターを楽しみにしてる人へメッセージをお願いします。

ツイッターの中の人
これからも色んなサポーターの皆さんに楽しんでもらえるツイートをやっていきますので、ぜひ応援とフォローをお願いします!


―最後に、社長、メッセージをお願いします。

社長

僕は角煮まんじゅうを販売するプロとして、一番おいしい状態の角煮まんじゅうを、なるべく待たせず皆さんに提供できるよう工夫と努力をしていきますので、皆さんはぜひ色んなスタジアムグルメを試合会場で楽しんでいただきたいです。それがV・ファーレンのチーム力アップにつながりますから。

選手の皆さんには全力でフェアプレーしていく部分が見ている観客の心を打つと思うので、勝ち負けはもちろん大事なんですけど捉われず、そこを追求していってほしいと思います。


―岩崎本舗としても、V・ファーレンと一緒にどんどんまた大きくなっていきそうですね。

社長
はい、お互いがお互いにいい影響を与えて、長崎を盛り上げていければいいんじゃないかなと思います。



―岩崎社長はアウェイに行く時、必ず最寄りの駅からスタジアムまで荷物を持って自分の足で歩いていくのだそうです。「これくらいの距離を歩いて皆さん来ているのか」と自分で感じるからこそ、スタジアムグルメでは皆さんを待たせるわけにいかないと思い待たせない工夫を考えるとのこと。

シーズン初めは角煮まんじゅうを提供するのに20分以上かかったことがあったそうですが、今では同じくらい並んでも5分かからないそうです。ご自身で体験して次の試合に生かす、というのは高田社長に通じるものがありますよね。

ツイッターの中の人の驚異的なエゴサーチ力も、沢山あるスタジアムグルメの中から角煮まんじゅうを選んでくれた方たちに感謝を伝えたい想いからだそうです。文面の中に岩崎本舗や角煮まんじゅうというワードが入ってなくても辿りついてるあたり、感謝の気持ちの大きさが現れていますよね。
サポーター第一で考えている、素敵なスポンサーさんです。



(書き起こし終わり)






一つのスポンサーの枠を超え、クラブと文字通り共に歩く岩崎本舗。
今後の活躍にも期待したいですね。



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ザビワカと一緒に盛り上がるロシアW杯

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いよいよサッカーワールドカップロシア大会が開幕しましたね。

盛り上がる試合と共に、話題を呼ぶ存在になってきているマスコット、「ザビワカ」についてはもうみんなご存知でしょう。



一昨年の発表時から一部のマスコットファンを惹きつけていた彼。
「点を取る人」みたいな意味の名前だそうです。

ということでここまでのザビワカまとめをご覧ください。



大会前から動き回る

ザビワカは来るべきW杯を盛り上げるために、大会前から色々と活動してきたようで…

地下鉄に乗ったり(周りの人のリアクション薄い)


スポンサーのドリンクを飲んだり。


大会直前まで大忙し。



そしていよいよ開幕です。


スタジアムを駆け回る


色んな試合会場のピッチサイドでお仕事。











インスタにも色々な2ショット写真がアップされていて、大人気です。




投げキッス


激務で眠そう





像を撮る

といっても、広いロシアでいつも本人に会えるわけではないので…

各地にあるザビワカ像と写真を撮るのが一つのトレンドに。







いかにかっこよく2ショットを撮るかの勝負みたいになってますね…


グッズ展開

ザビワカグッズは(当たり外れはあるようですが)なかなか出来が良いようです。



フィギュアも良い作りですね。

ビッグぬいぐるみまであるようです。サイズがおかしい。


さまざまなアート

こんなオブジェも登場。「電子的」とは?



これは確かに電子的…


あと、ネット上でも愛好家の方々によるファンアートが盛り上がっていますね。
人気なのはこれとか。

Painted Zabivaka, the mascot for World Cup 2018. #zabivaka #fifa18 #mascot #wolf #oldart

Yee Chongさん(@art_of_silverfox)がシェアした投稿 -


マレーシアの絵師さんによる作品。
Twitterやインスタで「#zabivaka」をチェックすると他にもいろいろな作品が見られます。日本の人もかなり多い。

アートなのかどうかは分かりませんが、こんな写真も…



コスプレ


どんどん盛り上がってきたW杯、ザビワカと一緒に楽しんでいきたいですね。





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ジンベーニョミラクルと琉球のスタイル

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昨今のサッカー界では盛岡のキヅールの例など、クラウドファンディングを企画するケースが増えてきています。
そのひとつ、この2月にFC琉球が行ったクラウドファンディングはホーム戦で運行するラッピングバスの用意



公共交通機関が少ない沖縄においてバスは重要な交通手段であり、ホーム戦への集客に重要な役割を果たします。
そこで、那覇より試合会場までのシャトルバスを運行することで、県内外の一人でも多くの人たちにFC琉球の試合足を運んで欲しいと思います。

また、シャトルバスを利用し、会場で地元のお酒オリオンビールを楽しみながら観戦することも可能。

それと同時に公道でのFC琉球のPR効果を狙います。

(↑プロジェクト理由)


琉球のホームスタジアムは沖縄市南部であり、沖縄中心地である那覇市街地からはちょっと離れてるんですよね。
車を持ってなかったら路線バスで行くしかない状況。
そこで那覇からスタジアムまでの直通シャトルバスを用意するということです。


で、このクラウドファンディングが話題になったのは、琉球マスコットであるジンベーニョの力が大きく効果を発揮したから。






プロジェクト途中で投入されたジンベーニョのぬいぐるみ等グッズの返礼品。
これにより、一気にプロジェクトは目標金額を達成。


こんなぬいぐるみ画像出されたらみんな反応しちゃいますよね。


このプロジェクト達成の顛末はこちらの記事で詳細にまとめられています。

”恐るべしジンベーニョ” クラウドファンディングで出資へのリターンにジンベーニョグッズを追加 → 目標達成率31%から僅か2日で110%を超える伝説をつくる(サッカーファム)


この「ジンベーニョミラクル」で2018開幕戦に間に合ったラッピングバス運行。


それから3か月が経ち、この企画はどのように運用されているのか?


出資した人間の一人として、実際に見に行ってみました。

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はい、というわけで那覇にやってきました。
那覇市役所の要塞感すげえ。


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県庁前の商業施設「パレットくもじ」のブルーシールアイスで沖縄スイーツを堪能していると…

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向かいの道路になんかすげえ目立つバス停まってたーーーー!!

県庁前から出発するラッピングバス、最初は集合場所を迷わないか不安だったのですが、バス自体が街の中で思い切り目立つのでそんなに心配は要りませんでした。

さてバスに乗り込んでみます。
ここで大活躍されているのが、FC琉球サポートガールズ「Ryukyugirls」のお二人。


Ryukyugirlsのラッピングバスでの活動はこちらにまとめられています。

FC琉球のRyukyuGirlsが2018年初始動!ラッピングバスではコンシェルジュを務め、クラブにとって歴史的なホーム開幕戦を豪華に彩る(サッカーファム)


彼女たちはバスガイド役のみならず、受付や集金、そしてバス内で配布する情報ペーパーの作成まで行っています。「サポートガールズ」ってそこまでやるのかと。

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バス乗車でもらえるシールとか。

バス利用料は観戦チケットを含めて往復3000円
チケット代+往復路線バス運賃がだいたい同じくらいなので、それ以外のこういうおもてなしがお得な付加価値として楽しめるわけですね。


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バス車内では選手紹介や前節までのハイライトが流れます。
ORANGE RANGEの応援ソングも聞けるよ。


で、1時間弱で着きました。
沖縄県総合運動公園。
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言い忘れていましたが、ラッピングバスの到着時間は試合開始前の1時間半前、または2時間前です。
イベント等が既に始まっていることもあるので、それら全部楽しみたいという人には向いていないかも。

マスコット好き的には、そんな遅いとジンベーニョと触れ合えないんじゃないかと思ったりしますが、そもそもこの日は試合前に外に出てこなかったようです。
(あんまり出歩かない子なのかな?)


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琉球のスタグルはコンパクトに密度高くまとまっています。



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沖縄らしく米ドルで買えるスタグルも1店舗。円で買ったほうが安いけど。

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やたらイラストが凶悪なキックターゲット


そしてスタジアム内に入ります。

中に入って気が付いたのは、

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メイン席中央のすぐ前に、ジンベーニョがずっといるということ。

いやほんと、ずっといるんですよ…。
こんなにずっと出てるマスコット、熊本以外では見たことないですね。

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波乗り波乗り~


琉球のコアサポさんはなんか他のサポと離れて陣取ってるんですよね。不思議。



試合前のダンス。めっちゃジンベーニョ踊るよ。


それ以上に、ジンベーニョ以外の人たちのほうがめっちゃ踊る。ダンスタイム長かったです。


デビュー2年目ということもあり、だいぶ自分の素敵な動き方を理解してる感じですね。

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ということで、ずっといるジンベーニョを見ながら試合開始。

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FC琉球(というか沖縄)名物、キロ弁とオリオンビール。
キロ弁はその名の通りご飯とおかずで1キロあるお弁当(500円)です。
食べても食べても減らんかった。


さて、せっかく沖縄に来たのだから「FC琉球にしかない」ポイントを注意して観察していたのですが、一番これだと思った点は…

試合中、セットプレーのチャンスになるとダンスチームとジンベーニョが飛び出してきて、メインの客席を煽るというやり方。

試合中もチアが端っこの方で動いているスタジアムはありますが、試合展開に応じて目立つように動いてくるチアというのはなかなか見ませんね。
試合中断と同時に飛び出してくるバスケチアっぽい動きだと思いました。

沖縄はバスケ熱が高い地でもありますが、こういうのがフィットする文化なのかな?
面白かったです。



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そして帰りのバス(試合終了30分後出発)で、最後の特典であるジンベーニョカレンダーを受け取って那覇に帰着。
お疲れ様でした。




さて、ここまで敢えて触れてきませんでしたが、バスの利用者が少なかったのが気になりました。
大型観光バスサイズに12人くらいの利用者。3分の2以上が空席でした。
この日(長野戦)が特別少なかっただけなのかもしれませんが。

正直部外者なのでよく分からないのですが、そもそも自家用車なしで那覇から試合を観に行きたいという層がどれくらいいるのでしょう…。空港から向かうアウェイ客にとっては助かりますが。

とはいえ、今のフロント陣で様々な改善が行われたと聞くFC琉球のやることですから、そこらへんもある程度計算のうちなのかもしれません。
クラウドファンディングの募集時にも触れられていましたが、あのインパクトのあるバスが街を走るというだけでも象徴的な意味がありますしね。
チームの闘いも好調なFC琉球のこれからを見守っていきたいと思います。


LCC使えば沖縄は気軽に行ける時代なので、ぜひ皆さんも琉球スタイルを堪能してみてください。楽しかったです。



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津村記久子「ディス・イズ・ザ・デイ」はJリーグサポーターに”刺さる”小説だ

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けれども、地元の電車を使わないでいい距離にスタジアムがあってサッカーのチームが別の遠いところからやってきたチームを迎えてそこで試合をやる、ということに、なんとはなしにわくわくしたものだった。すごい歌手が来たり、大きなお祭があるわけではないのに、特別なことが自分の町で行われるような気がして、そして自分がその一部になるような感じがしてうれしかった。
(第1話 p22)




先日単行本が発売された津村記久子さんの小説「ディス・イズ・ザ・デイ」

ディス・イズ・ザ・デイ
津村記久子
朝日新聞出版
2018-06-07


「あの芥川賞作家がサポーターを題材にした新聞連載を行う!」ということで、連載開始時にはなかなかの話題になった一作です。
イラストはサッカー番組「Foot!」などでもお馴染みの内巻敦子さん。

1年4か月の連載がまとまったこの作品を読んでみたところ、これはJリーグサポーターの心に刺さって刺さって刺さりまくる名作だと感じずにはいられませんでした。

以下、その感想を。


この小説の構造

作品の舞台はJ2をモデルにした国内リーグ2部。

11話のオムニバスになっているのですが、全て同じ年の同日同時刻、全国11会場で同時に開催されるリーグ最終節の様子を描いており、その各話にはホームチームを応援する主人公とアウェイチームを応援する主人公が登場し交流します。
計22組の「最終節」での様子を通し、さまざまな背景を抱えながらサッカーに触れる人生を描く作品なのです。


登場するのはすべて架空のチーム、選手なのですが、エンブレムなどもしっかり作り込まれていて面白いですね。ところどころで「あのチームがモデルかな?」というのも出てきます。

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↑こんな感じ



リーグ戦の最終結果というのは他会場の結果にも影響されるので、前の章で描かれた結果がその後の章の展開にも影響したりするという構造の妙がこの小説にはあります。ただ基本的には各話独立した物語で、どの話からも読めます(書き手によってはもっと章ごとの登場人物のクロスオーバーがあったのかもしれませんが)


J2最終節という特殊な装置を使った絶妙な人間ドラマは、サッカーにあまり興味のない人をも惹きつける魅力を生み出していると思います。
ただ、やはり、各地を綿密に取材した作者による描写のリアルさは、Jリーグサポーターにこそ一番堪能してほしい!


Jサポが知っていること


歓声を聞いていると、功は自分がただフィールドを眺めながら人々の声と熱を受信する装置になったような気分がした。そして瞬間の価値を、本当の意味で知覚しているような思いもした。人々はそれぞれに、自分の生活の喜びも不安も頭の中には置きながら、それでも心を投げ出して他人の勝負の一瞬を自分の中に通す。それはかけがえのない時間だった。(第11話 p346)


何度も強調しますがこの話は本当にサポーターの描写がリアル。
朝起きて準備して、電車で最寄り駅に着いてシャトルバスに乗って、スタグル買ってちょっとフラフラして、マスコットの姿を確認して、席を確保して試合を観て、帰りにまたちょっとフラフラして帰宅…という一連の細部に至る描写が「分かる!」の連続です。
その上で素敵な人間ドラマを紡げるのだから大したものだと思います。

といいますか、「そんなところまで、なんで分かるの」と脱帽するような描写も結構あるんですよね。一体どんな取材をしたのかと思うほどの。
例えば第4話のホーム側主人公はマスコット好きの女性なのですが




「選手もチームも、町とか周辺もどこもわりと好きなんですけど」女性はそう言いながら、携帯を取り出し何度かスワイプして、アイコンが一つしか出ていない壁紙がよく見える画面を出して誠一に見せた。「マスコットがすごく好きなんですよ。この子、つつちゃん」
「はあ」
鯖江のユニフォームを着てメガネをかけた、タヌキみたいない感じの動物の女の子が、軽く右手を上げて撮影者を見つめている画像だった。
「これね、ポーズとかほとんど付いてないんですけど、だからこそ自然でいいと思うんですよね」
女性は真剣な声音で言った。シャトルバスが停車した。
(第4話 p117)



あえてマスコットの自然体な姿をピックアップするところとか「分かるわ~」ってなりました。
そんな彼女のマスコットとのファーストコンタクトの描写も素晴らしい。


つつちゃんはかわいいですよね、ずっと思ってました、と香里はマスコットに話しかけた。つつちゃんははにかむように肩をすくめて、軽く首を横に振った。謙遜しているのだった。そして香里に手を差し出して握手を求めてきた。つつちゃんの手は、あたたかくてふわふわしていて、香里は、本当に小さい女の子にそうするように、おそるおそるそれを握り返した。実際、つつちゃんの手は、毛皮に覆われた見た目よりも繊細なように思えた。
(第4話 p108)



あああああ!!!!
なんだこの素敵すぎる描写は。このくだりで読み手は自分の好きなマスコットの姿を各々思い浮かべることでしょう…。僕は徳島のティスちゃんっぽいなと思いました。
ちょうど恋人の失踪により傷ついていた主人公が、このことで一気にマスコット沼にハマっていく展開も、この描写ならば説得力がありますね…。


Jサポが忘れていること

一方でこの小説には、個々のサポーターが普段つい忘れがちなことを思い出させてくれるメッセージ性もあります。

それは「サポーター(ファン)といっても、色々だ」という当たり前の事実。


「降格? やばかったってこと?」
「そうだよ。よそのチームの結果にもよるけど、負けたら21位で入れ替え戦に回るか、22位で自動降格のどっちかだった」
そんなことも知らないでこいつは試合を観ていたのか、と貴志は少しあきれるのだが、それ以上に驚く。そんなことを知らなくても、好きなチームの応援はできるのだということに。
(第1話 p32)


この小説には、そんなに応援しているチームの状況は詳しくないけど、なんとなく雰囲気が好きだからとか、純粋に応援が楽しいからとか、そういう理由でスタジアムに向かう人々が何人も出てきます。

ずっとJリーグにどっぷり浸かっていると、「応援してるチームの細かい情報とか選手の情報とか知らないのはおかしいだろ!」と思いがちなのですが、たぶん実際にそういう「細かいこと抜きにスタジアムに来てる」人はいるのだろうなと思いますし、それも立派なサポーター(ファン)でしょう。



「でもその代わりに、ずーっと一人で冷たい川を渡ってる感じ。つまんないのが普通で、でもたまにいいこともあって、それにつかまってなんとかやっていく感じ。富士山の試合があってくれるっていうことはさ、そういうとこに飛び石を置いてもらう感じのなのね。とりあえず、スケジュール帳に書き込むことをくれるっていうか。」
(第3話 p80)



サッカー観戦の予定があるということ自体が人生に不思議なアクセントを加えている、だからこそ行く。
一年くらい前に「サッカーに人生乗っける」というフレーズが流行ったことが思い出されますが、この小説の登場人物もみんな色んな過程でサッカーに人生を乗っけていて、そしてその乗っけ度合いも様々。
本当に色んな人がいる、その集合体がスタジアムなのだという当たり前のことを再認識させられます。


慣れてくるとどうしても「サポーターなら○○しなければおかしい」みたいなべき論を語りたくなるし、実際に語られがちですが、「本当に色んな人がいるんだ」という事実をいつも念頭に置くことができれば、ギスギスしがちな議論も多少は柔らかくなるのかもしれませんね。



各話感想

では最後に各話の感想を(多少ネタバレあり)


第1話 三鷹を取り戻す
忘れていた地元チームへの情熱を、あまり関りのなかったバイト仲間によって思い出させられる話。「こういう感じでの熱の失い方あるよね…」というリアル感がありました。


第2話 若松家ダービー
一家で地元のチームを応援してたはずが、長男だけ別のチームに魅力を感じサポ移籍していたという話。
家族とはいえ、子どもも一個人であり、そして母親も一個人なのであるということを再確認させられる内容でした。「過去の栄光が強すぎる2部ビッグクラブ」と「組織力で台頭する新興クラブ」という対比がやたら生々しい。


第3話 えりちゃんの復活
それぞれ心に傷を抱えたいとこ同士の物語。前述で引用した部分も含め、「暮らしの中でのサッカー観戦の位置付け」についての印象的なフレーズが連発しています。


第4話 眼鏡の町の漂着
ホーム側主人公が前述のマスコットサポなのに対し、アウェイ側サポは「17年前に応援していたチームが消滅した呪縛に囚われている」という、こちらもなかなか刺さる設定。
人生を縛っていた見えないものからの脱却、訣別が描かれています。ラストは本当に泣けた。


第5話 篠村兄弟の恩寵
「選手の移籍」がテーマになっている話。大切な選手を追って応援するクラブを変えた弟と、変えなかった兄の微妙な関係を描写しています。


第6話 龍宮の友達
ゲーフラ職人(?)が主人公の話。といってもゲーフラはそんなに主題ではないですが。知らない人からしたら、老若男女問わず色んなサポ仲間とアウェイで楽しく交流する行動ってのは不思議に思われるのかな…と思ったりしました。良い話。


第7話 権現様の弟、旅に出る
ひょんなことからゴール裏で被り物をする名物サポーターになっていく男性の話。まさかこんな題材でここまで爽やかな読後感の話を書けるとは驚くべき筆力です。津村先生にはいつかがくモンさんとかJリーグ水増し部の話も書いてほしい。


第8話 また夜が明けるまで
残留争いで劣勢に立つホームサポと自動昇格のかかったアウェイサポとの交流の話。この小説の中で最も主人公たちが勝敗にピリピリしている内容。たぶん2015年の磐田ー大分の試合がモデルになっていますね。
優しい人間ドラマと旅情がふんだんに盛り込まれていて、この小説が映像化される際には間違いなくこの章はピックアップされるのでは。


第9話 おばあちゃんの好きな選手
疎遠だった祖母と孫がサッカーのつながりで交流を深める話。老若男女、応援の理由も問わないサポーターの姿を象徴するような話です。というかこんなできた孫ほしい。(なぜ祖母目線なのか)


第10話 唱和する芝生
「チャント」がテーマになった話。
憧れの先輩を追ってスタジアムに迷い込んだ吹奏楽部員が、サポーターたちの奏でる音楽に魅せられてのめりこんでいく物語。瑞々しい青春物語といった感じで、少年誌で漫画化してほしい。


第11話 海が輝いている
最終話ということで改めて、「人生のいろんな場面に少しずつ入り込むサッカー」の意味合いを静かに描く物語。


エピローグ 昇格プレーオフ
本編から2週間後の、登場人物たちの後日譚。要するに1部昇格プレーオフ決勝+2部3部入れ替え戦に対するみんなのリアクションを描いたエピローグです。
嬉しいのは、これらのプレーオフに関係のないクラブのサポも、当然のようにプレーオフを自分たちの重大なイベントとして捉えて現地観戦したりテレビ観戦したりしようとしてること。この感覚は、単にスタジアム取材しただけでは分からない気がする…。どこまで「分かってる」んだ、この小説。

 


以上、感想でした。
今後も読み続けられるべきサポーター文学だと思うので是非読んでみてください!


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