デンマークが最終節でミラクル!! ロシアに4-1快勝で逆転GL突破

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デンマークが4-1で快勝
[6.21 EURO B組第3節 ロシア1-4デンマーク コペンハーゲン]

 欧州選手権(EURO2020)のグループB第3節が21日に行われた。4位デンマーク代表は自国の首都コペンハーゲンで2位ロシア代表と対戦し、4-1で快勝を飾った。今大会初白星を挙げ、2位でのグループリーグ突破が決定。26日の決勝トーナメント1回戦ではウェールズ代表と対決する。敗れたロシアは4位で敗退となった。

 前節終了時点でロシアは1勝1敗(勝ち点3)の2位につけ、デンマークは2戦2敗(勝ち点0)の4位。引き分け以下では敗退となるデンマークが序盤からボールを握る中、ロシアはカウンターからチャンスを見出す。前半18分、速攻からMFアレクサンドル・ゴロビン(モナコ)がドリブルで中央突破し、PA内中央から右足でシュートを放つも、GKカスパー・シュマイケル(レスター・シティ)にブロックされた。

 一方、攻めあぐねていたデンマークは前半29分にMFピエール・エミール・ホイビュア(トッテナム)が相手陣内の中央から右足で惜しいシュートを放つと、ここから攻撃のリズムをつかむ。同38分にはホイビュアが右から中央へ速いパスを通し、バイタルエリアで受けたFWミッケル・ダムスゴーア(サンプドリア)が右足でミドルシュート。鋭く落ちるボールがゴール右に突き刺さり、先制点を奪った。

 データサイト『オプタ』によると、ダムスゴーアは20歳353日で主要大会におけるデンマークの最年少得点者になったという。

 さらにデンマークは後半14分、ロシアMFロマン・ゾブニン(スパルタク・モスクワ)のバックパスを狙っていたFWユスフ・ポウルセン(ライプツィヒ)がPA内中央から左足で流し込み、2-0とした。

 しかし、後半23分にDFヤニク・ベスターゴーア(サウサンプトン)が自陣PA内でFWアレクサンドル・ソボレフ(スパルタク・モスクワ)を倒し、ロシアにPKを献上する。同25分、FWアルテム・ジューバ(ゼニト)に右足でゴール中央に蹴り込まれ、1点差に詰め寄られた。

 それでも後半34分、波状攻撃からPA手前右のDFアンドレアス・クリステンセン(チェルシー)が右足を振り抜き、ゴール左に強烈なシュートを叩き込む。同37分にはカウンターからDFヨアキム・メーレ(アタランタ)が持ち運び、右足でゴール左に決めて4-1。MFクリスティアン・エリクセン(インテル)の思いに応えたデンマークが最終節で順位を逆転させ、決勝トーナメント進出を果たした。

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[6月22日 今日のバースデー]

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Japan
MF藤田直之(C大阪、1987)*バランサーとしての能力だけでなく、正確かつ驚異的な飛距離を誇るロングスローも武器とするMF。
FWディエゴ・オリヴェイラ(FC東京、1990、ブラジル)*スピードとテクニックに優れるストライカー。前線からの守備もこなす。
MF柳育崇(栃木、1994)*新潟シンガポールからJ加入を果たした元海外組。気持ちの入った対人戦が武器。
MF石井圭太(岩手、1995)*的確なポジショニング、正確なフィードが魅力のMF。
DF新井博人(北九州、1996)*明治学院大出身のDF。大学の恩師・鈴木修人監督がプレーした経験を持つ北九州でプロ生活をスタートさせた。

World
GKロリス・カリウス(ウニオン・ベルリン、1993、ドイツ)*反射神経、反応速度を生かしたシュートストップが武器。欧州CL決勝のミスでその名が広まってしまった。
MFロドリ(マンチェスター・C、1996、スペイン)*ボールを扱う技術と守備力を兼ね備える長身ボランチ。ブスケツのような存在になれるか。

Former
FWホダダト・アジジ(元ケルンほか、1971、イラン)*元イラン代表のアタッカー。96年のAFC年間最優秀プレーヤー。
DF室井市衛(元浦和ほか、1974)*08年現役を引退した守備のスペシャリスト。

Others
阿部寛(俳優、1964)
斎藤和義(ミュージシャン、1966)
川上憲伸(野球、1975)
加藤ローサ(タレント、1985)
加藤ミリヤ(シンガーソングライター、1988)
伊野尾慧(Hey!Say!JUMP:アイドル、1990)


先発復帰デ・ブライネがまたも2ゴール演出! ベルギーは先発大幅入れ替えも3連勝

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MFケビン・デ・ブライネは2ゴールに絡んだ
[6.21 EURO2020 B組 フィンランド0-2ベルギー サンクトペテルブルク]

 欧州選手権(EURO2020)は21日、グループリーグ第3節を行い、B組のベルギーがフィンランドを2-0で破った。ベルギーは3連勝でグループリーグ首位通過が決定。一方のフィンランドはグループ3位で終わり、決勝トーナメント進出は他グループ次第となった。

 ここまで2連勝で決勝トーナメント進出をすでに決めていたベルギーは、今節で大幅なターンオーバーを敢行。前節に続くスタメンはGKティボー・クルトワ(レアル・マドリー)、DFジェイソン・デナイヤー(リヨン)、FWロメル・ルカク(インテル)のみで、MFエデン・アザール(レアル・マドリー)、FWジェレミー・ドク(レンヌ)らこれまで出場機会の少なかった選手が先発に名を連ねた。

 するとこの日のベルギーは、引き分け以上で決勝トーナメント進出に大きく近づくフィンランドに対し、攻めあぐねる展開が長く続いた。負傷明けで今大会初先発を果たしたMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)が攻撃を司るも、周囲との連係には課題が露呈。前半42分にはようやくデ・ブライネのパスに抜け出したドクがシュートを狙うも、GKルーカス・フラデツキー(レバークーゼン)のビッグセーブに遭い、前半でゴールを奪うことはできなかった。

 後半はここまでシュート0のフィンランドがやや圧力を強めたものの、依然としてベルギー優勢。13分にはデ・ブルイネのクイックリスタートからアザールが右足ダイレクトで狙った。だが、これもフラデツキーの正面。後半16分にはフィンランドがFWテーム・プッキ(ノリッジ)、FWヨエル・ポーヤンパロ(ウニオン・ベルリン)とつないでMFグレン・カマラ(レンジャーズ)が惜しいミドルシュートを放った。

 ベルギーは後半17分、MFアクセル・ビツェル(ドルトムント)の折り返しからE・アザールがコースを狙ったシュートを放つも、またしてもフラデツキーがスーパーセーブ。さらに同20分、デ・ブルイネからの正確かつ鋭い縦パスを受けたルカクがクイックターンで前を向き、フラデツキーとの1対1を制して待望の先制点を奪ったかと思われたが、わずかにオフサイドがあったとして、VARの介入を経てゴールが取り消された。

 それでも後半29分、ベルギーがついに試合を動かした。デ・ブルイネからの左コーナーキックがゴール前に送られると、高い打点のヘディングで合わせたのはDFトーマス・フェルマーレン(神戸)。シュートは右ポストに当たったが、跳ね返りがフラデツキーに当たり、ボールはゴールマウスに吸い込まれた。

 このままでは2位をキープすることができないフィンランドは後半34分、MFロビン・ロド(ミネソタ・ユナイテッド)が左足ミドルシュートを放つが枠外。すると同36分、ベルギーはデ・ブライネの縦パスからルカクが振り向きざまに決め、得点ランキングトップの今大会3点目を沈めた。デ・ブライネは復帰初戦での1ゴール1アシストに続き、またしても2ゴールに絡んだ。

 試合はそのまま終了。ベルギーが盤石な戦いぶりでグループリーグ3連勝を果たした。一方、他会場ではデンマークがロシアに4-1で勝利。デンマーク、ロシア、フィンランドが勝ち点3で並び、当該対戦成績で最上位のデンマークが2位での突破を果たした。フィンランドは3位で、各組3位のうち成績上位4チームに入れば決勝トーナメント進出となる。

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オランダが3連勝で決勝Tへ! ターンオーバーせずデパイ先制弾&ワイナルドゥム2発

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MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(パリSG)が2ゴール
[6.21 EURO2020 C組 オランダ3-0北マケドニア アムステルダム]

 欧州選手権(EURO2020)は21日、グループリーグ第3節を行い、C組のオランダが北マケドニアを3-0で下した。ここまで2連勝で、すでに首位での決勝トーナメント進出は決まっていたが、大幅なターンオーバーは行わず、FWメンフィス・デパイ(バルセロナ)の先制点とMFジョルジニオ・ワイナルドゥム(パリSG)の2ゴールで圧勝。3連勝での突破を果たした。

 立ち上がりから両チームともに背後を突き合う展開となり、最初の決定機は最下位での敗退が決まっていた北マケドニア。前半10分、DFステファン・リストフスキ(ディナモ・ザグレブ)の縦パスをFWゴラン・パンデフ(ジェノア)がワンタッチでそらすと、FWイバン・トリチコフスキ(AEKラルナカ)が抜け出し、そのままトリチコフスキがネットに流し込んだが、オフサイドがあったとしてゴールは認められなかった。

 さらに前半22分、北マケドニアはトリチコフスキの縦パスをパンデフがサイドに流れながらトリッキーな形で落とし、FWアレクサンダル・トライコフスキ(マジョルカ)が強烈なシュート。だが、これも右ポストに阻まれ、決定的なシーンを実らせることができない。

 すると前半24分、オランダが先手を取った。DFダレイ・ブリント(アヤックス)のボール奪取からロングカウンターをスタートさせ、大会初先発を果たしたFWドニエル・マレン(PSV)が中央突破を見せると、サイドに流れながらデパイとパス交換しながら局面を打開。最後は右に開いたマレンの折り返しをデパイが決めた。

 オランダは前半30分にも左サイドに開いたマレンのパスからゴール前でチャンスをつくり、右サイドから走り込んできたDFデンゼル・ダンフリース(PSV)がシュート。だが、これはGKストール・ディミトリエフスキ(ラージョ)に阻まれ、1点のリードでハーフタイムを迎えた。

 それでも後半は4-3-3にしたオランダが一気にたたみかけた。5分、セットプレーからDFマタイス・デ・リフト(ユベントス)のヘディングシュートはトリチコフスキのゴールカバーに阻まれたが、6分には左サイドに抜け出したデパイの折り返しにワイナルドゥムが合わせて2点目。さらに13分にもMFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)を起点とした崩しでデパイが左を突破し、シュートはGKに阻まれたが、跳ね返りを再びワイナルドゥムが決めた。

 後半開始からシステム変更とともにFWステフェン・ベルハイス(フェイエノールト)とMFユリエン・ティンバー(アヤックス)に出番を与えていたオランダは後半21分、マレンとデパイに代えてFWルーク・デ・ヨング(セビージャ)とMFクインシー・プロメス(PSV)を投入。これまで出場機会の少なかった選手を起用し、決勝トーナメントに向けて選手層の拡大を図る。

 一方の北マケドニアは同24分、パンデフに代えてMFティホミル・コスタディノフ(ルゾンベロク)を投入。37歳のパンデフはこの大会が北マケドニア代表での最終戦。ベンチに下がるレジェンドに向け、北マケドニアの選手たちはベンチの前に花道をつくった。

 そんな北マケドニアは後半28分、左サイドのDFエズジャン・アリオスキ(リーズ)を起点に前進し、MFエニス・バルディ(レバンテ)のスルーパスにMFダルコ・チュルリノフ(シュツットガルト)が抜け出すと、GKとの1対1を制してゴールに流し込む。だが、これもオフサイド。試合はそのままタイムアップを迎え、初出場の北マケドニアは3連敗で大会を去ることになった。

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アラバのCKからV弾!オーストリアがウクライナとの2位争い直接対決を制し初の決勝T進出

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CKから先制点を決めるMFクリストフ・バウムガルトナー
[6.21 EURO C組第3節 ウクライナ0-1オーストリア ブカレスト]

 欧州選手権(EURO2020)は21日、グループリーグ第3節を行い、C組ではオーストリア代表がウクライナ代表と対戦し、1-0で競り勝った。ともに勝てば初のグループリーグ突破が決まる直接対決はオーストリアに軍配が上がり、2勝1敗の勝ち点6で2位通過を決めた。

 第2節終了時点でオランダが2連勝で首位通過を決めたC組。最終節の焦点は勝ち点3で並ぶウクライナとオーストリアの2位争い直接対決となった。引き分けなら総得点で上回るウクライナだったが、試合は序盤からオーストリアのペース。前半21分にはDFダビド・アラバの左CKをMFクリストフ・バウムガルトナーが右足裏で押し込み、先制点を奪った。

 ウクライナは前半29分、MFミコラ・シャパレンコがPA内左から右足でゴール右隅を狙うが、GKダニエル・バッハマンが好セーブ。オーストリアは同37分にMFコンラッド・ライマーが右足ミドルを放つが、これはGKヘオリー・ブシュチャンが横っ飛びで弾き出し、前半はオーストリアの1点リードで折り返した。

 後半に入ると、徐々にウクライナもリズムをつくり出す。後半16分にはMFビクトル・ツィガンコフが左サイドから蹴り込んだFKがオーストリアの選手に当たり、あわやオウンゴールになりかけたが、バッハマンがかろうじてかき出した。

 なかなか流れの中で決定的な形をつくれないウクライナ。一方のオーストリアも何度かカウンターで好機を迎えたが、決め切るには至らず、試合を決定づける2点目を奪うことができなかった。それでも試合はそのまま1-0でタイムアップ。逆転での2位通過を決めたオーストリアは3回目の出場で初のグループリーグ突破が決定。決勝トーナメント1回戦ではA組1位のイタリア代表と対戦する。

 一方のウクライナは3大会連続3回目の出場で初のグループリーグ突破を目指したが、1勝2敗の勝ち点3で3位フィニッシュ。決勝トーナメント進出の条件となる各組3位のうち成績上位4チームに入るのも難しくなった。

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全国の猛者をも翻弄する仕掛け人。前橋育英MF笠柳翼はドリブルで自身の未来を切り開く

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前橋育英高の“左の翼”を担うMF笠柳翼
[6.20 インターハイ群馬県予選決勝 前橋育英高 0-0(PK3-1) 桐生一高]

 タイガー軍団が誇る軽やかな“左の翼”が、ピッチ上で自由自在に羽ばたき始めたら、その動きを封じられる者はそう多くない。前へ、前へ。仕掛ける姿勢は、揺るぎない自信の現れだ。「自分は去年も選手権に出れなくて、インターハイも開催がなくて、まだ全国に名前を轟かせていないので、やっとここで自分の名前を全国に広められるチャンスが来たのは、凄く嬉しいです」。明るく謙虚な自信家。前橋育英高の10番を背負う“仕掛け人”。MF笠柳翼(3年)は未来へと繋がる道を、自らのドリブルで切り開いていく。

「やっぱり桐一のことは意識しますし、緊張するというよりは、いつもと違う雰囲気がありますね」と笠柳が語る、永遠のライバルとも言うべき桐生一高と対峙した群馬ファイナル。「前半はあまり良いリズムを作らせてもらえなくて、ボールもなかなかもらえない状況でした」とは言いながら、10番は局面で違いを見せ付ける。

 前半16分には左サイドをドリブルで運び、GKにキャッチを強いる枠内シュートまで。37分にもやはり左サイドを単騎で崩し切り、上げたクロスはフィニッシュまで繋がらなかったものの、危険なエリアで勝負すれば、いつでも仕事を完遂してしまいそうな雰囲気を、相手に突き付ける。

 圧巻は後半40分。正規の80分間が終わりかけていたタイミングにもかかわらず、左サイドで前を向いた笠柳は、凄まじい推進力でマーカー3人を独力で剥がし切って、そのままクロス。中央の味方とは合わなかったが、圧倒的なドリブルの破壊力を披露する。最後はPK戦で勝利を収めた前橋育英の中でも、その個の力は際立っていたと言って差し支えないだろう。

 3年生になってからは、2つの貴重な経験を積んできた。1つ目は5月上旬に行われたU-18日本代表候補のトレーニングキャンプ。同世代のトッププレイヤーと時間を共有したことで、足りない部分が明確になった。「セカンドへの反応や回収とか、オフ・ザ・ボールの時のスピード感だったり、スプリントの回数とか、走る所やフィジカルと言われる部分が足りていなかったので、そこは付けていきたいかなと思います」。

 さらに、嬉しい再会も経験する。「(横浜FCユースの)山崎太新は、中学の頃からライバルとして同じチームで一緒にやっていたので、代表という素晴らしい所で再会できて嬉しかったですけど、以前とは比べ物にならないぐらい成長していました」。横浜FCジュニアユースで切磋琢磨した仲間とのプレーは、とにかく刺激的な時間だった。

 ただ、続けた言葉に“負けず嫌い”の顔が覗く。「自分もタイプは違いますけど、足元で負けているとは全然思わないので、また良い刺激をもらいました」。中学時代は山崎が右、笠柳が左という棲み分けでプレーすることが多かったそうだが、現在は2人とも左サイドが主戦場。ライバルであり、仲間でもある旧友に負けたくないという想いは、さらなる成長のキッカケを与えてくれている。

 2つ目の大きな経験は、Jクラブへの練習参加。1週間余りの時間の中で、小さくない手応えを掴んできた。「プロの世界でも攻撃は全然負けていないと思いましたけど、あとはドリブル突破はもっと磨きながら、やっていきたいなと。でも、身体を上手く使いながらのプレーは全然負けていないと思うので、残りの高校生活はプロに向けて、1年目から試合に食い込んでやろうというイメージで、日々練習して足りないことをどんどんやっていきたいと思います」。

 目の前の日常に対する視線の質は、明らかに変わった。「代表やプロの練習参加に行って、自分の中での基準が1つも2つも上がりましたし、代表に定着するという所にもどんどん入っていきたいですし、そういうプレーの“基準”をどんどん高めて、練習からやっていきたいと思います」。自分の中で上げた基準が、頼もしい。

 明るく、ハキハキと話す姿も、プロ向きのメンタリティを感じさせる。そしてこの夏、自分たちが為すべき成果に対しても、明確なイメージと決意を既に携えていた。「全国で見ても育英はメンバー的にも良いチームだと思うので、みんなで掲げてきている日本一は目指してやっていきたいと思います」。

 タイガー軍団が誇る軽やかな“左の翼”。笠柳を止めたいと願うのであれば、それが全国レベルの猛者であっても、対峙するにはそれ相応の覚悟が必要だ。

(取材・文 土屋雅史)
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FW内藤、FW内野のゴールで2度追いつくも…U-17日本代表候補はオール1年生の関東大学選抜に敗れる

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1本目27分、U-17日本代表候補FW内藤大和(甲府U-18)が右足で同点ゴール
[6.21 練習試合 U-17日本代表候補 2-4 関東大学選抜]

 04年生まれ以降の選手たちで構成されたU-17日本代表候補が、今月19日から千葉県内で強化合宿を行っている。21日には関東大学選抜(1年生)と練習試合(45分×3本)を行い、2-4で敗戦。U-17日本代表候補は合宿最終日の23日にもU-17代表候補と練習試合を行う。

 2歳年上の関東大学選抜は、右SB内田陽介(明治大)やMF川上航立(立正大)ら日本高校選抜候補経験者6人が先発。その関東大学選抜が1本目4分に先制点を奪う。左SB新井爽太(日本大)の左ロングスローをニアのFW石井稜真(法政大)がそらし、中央へ飛び込んだCB鷲見星河(明治大)が先制ヘッド。対するU-17日本代表候補は連動した守備で相手ビルドアップのミスを誘ってインターセプトし、シュートに繋げる。

 また、ボールスピードとアングルを意識しながらのパスワークで反撃するU-17代表候補は27分、敵陣で相手のパスをカットし、MF大迫塁(神村学園高)がラストパス。これを受けたFW内藤大和(甲府U-18)がGKの位置をよく見てから、コントロールした右足シュートをゴールネットに突き刺した。

 注目FWのゴールで追いついたU-17代表候補は、CB杉田隼(横浜FCユース)が出足の良い守備を見せるなど好プレーも。38分には右SB石川晴大(清水ユース)のアーリークロスからMF越道草太(広島ユース)が決定機を迎えるが、決め切ることができない。関東大学選抜は、まだリーグ戦での出場機会が少ない1年生たち。ゲーム感がない部分も見られたが、それでも簡単にはシュートを打たせない部分を発揮するなど1-1で1本目を終えた。

 2本目は関東大学選抜のパスワークが好転し、U-17代表候補を押し込んだ。だが、U-17代表候補は相手FW田中禅(明治大)の決定的なシュートをCBアッパ勇輝(日大藤沢高)の素早いシュートブロックやGK松原快晟(讃岐U-18)の好セーブで防ぐ。それでも、関東大学選抜は攻勢のまま迎えた20分、PAでMF青木俊輔(法政大)が粘り、最後はこぼれ球を川上がゴールへ押し込んだ。

 U-17代表候補は3人が入れ替わった2本目、やや重心の重い展開だった。だが、25分に8人を投入すると交代出場した選手たちがアグレッシブな攻守で流れを引き寄せる。31分には自陣の右タッチライン際からアッパがロングクロス。これをFW内野航太郎(横浜MFユース)が絶妙なボールコントロールからの右足シュートで決め、同点に追いついた。さらに攻め立てたU-17代表候補だが、アディショナルタイムにミスから決定的なピンチ。それでも、アッパが再び素晴らしいシュートブロックを見せて勝ち越し点を許さない。

 2-2で突入した3本目、関東大学選抜が三たび勝ち越す。7分、スルーパスで抜け出したFW内藤豪(慶應義塾大)のシュートのこぼれをFW多田圭佑(立正大)が右足で決め、3-2とした。対するU-17代表候補は10分、FW真鍋隼虎(名古屋U-18)が左サイドから仕掛けてクロス。ファーサイドでボールを奪い返した右SB舩木大輔(横浜FMユース)がすかさずクロスを入れて相手ゴールを脅かす。

 さらに16分には、相手のミスを突いたMF坂井駿也(鳥栖U-18)のループシュートがゴール方向へ向かったが、わずかに左へ。その後もMF北野颯太(C大阪U-18)の仕掛け、クロスなどからチャンスを作ったU-17代表候補だったが、逆に32分、関東大学選抜の快足右SB長田京兵(拓殖大)に守りを破られ、多田に2点目のゴールを決められてしまった。

 痛恨の失点で2点差。森山佳郎監督の「誰がやるんだ、ここで!!」という言葉を受けたU-17代表候補だが、なかなかギアが上がらない。それでも前に出てゴールを目指したものの、3点目を奪うことはできず。関東大学選抜が4-2で“初戦”を制した。

(取材・文 吉田太郎)


【動画】日本代表MF堂安&FW大迫がキックターゲットにチャレンジ!

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【動画】日本代表MF堂安&FW大迫がキックターゲットにチャレンジ!
 日本代表のFW大迫勇也(ブレーメン)とMF堂安律(PSV)が20日、時計ブランド『HUBLOT(ウブロ)』主催のチャリティーイベントに出席し、オンラインで参加した小学生と交流。イベントの最後には子どもたちがクイズで獲得した20球を使い、新型コロナウイルス対策JFAサッカーファミリー支援金への寄付金額を決めるチャリティーキックターゲットに挑戦した。

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フランス代表FWデンベレが負傷離脱…EURO2020終了へ

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フランス代表のFWウスマン・デンベレが離脱
 フランスサッカー連盟(FFF)は21日、欧州選手権(EURO2020)を戦うフランス代表メンバーからFWウスマン・デンベレが離脱したことを発表した。

 デンベレは19日に行われたEURO2020グループリーグF組の第2節・ハンガリー戦(△1-1)で後半12分に途中出場を果たすも、試合終了間際にアクシデント。後半42分に右足を抑えながらピッチを後にしていた。

 FFFによると、デンベレは20日にブダペストの病院で放射線検査を受診。大会終了までの回復は見込めないと診断され、フランス代表の医療チームとバルセロナとの話し合いの結果、チームを離脱することが決まった。

 デンベレはグループリーグ第1節・ドイツ戦の後半アディショナルタイムに途中出場。2節のハンガリー戦では30分間プレーした。フランスは23日にポルトガルとのグループリーグ最終節を迎える。

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秋田vs新潟 試合記録

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【J2第19節】(ソユスタ)
秋田 0-2(前半0-1)新潟


<得点者>
[新]本間至恩(45分+3)、矢村健(89分)

<警告>
[秋]鈴木準弥(45分+5)、三上陽輔(79分)

観衆:3,013人
主審:岡宏道
副審:穴井千雅、緒方孝浩
緊急投入のMF本間至恩が1G1A!! 新潟、秋田に完封勝利で京都&磐田に肉薄

<出場メンバー>
[ブラウブリッツ秋田]
先発
GK 21 田中雄大
DF 3 鈴木準弥
DF 2 谷奥健四郎
DF 50 加賀健一
(29分→MF 7 普光院誠)
DF 33 飯尾竜太朗
MF 6 輪笠祐士
MF 23 稲葉修土
MF 22 沖野将基
(64分→FW 14 三上陽輔)
MF 8 茂平
(73分→FW 13 才藤龍治)
FW 9 中村亮太
(46分→FW 18 吉田伊吹)
FW 29 齋藤恵太
(64分→FW 16 井上直輝)
控え
GK 1 新井栄聡
DF 24 山田尚幸
監督
吉田謙

[アルビレックス新潟]
先発
GK 1 小島亨介
DF 25 藤原奏哉
DF 28 早川史哉
DF 35 千葉和彦
DF 31 堀米悠斗
MF 8 高宇洋
MF 20 島田譲
MF 37 三戸舜介
(43分→MF 10 本間至恩)
MF 33 高木善朗
(82分→MF 24 ロメロ・フランク)
MF 19 星雄次
(62分→FW 39 矢村健)
FW 9 鈴木孝司
(75分→FW 7 谷口海斗)
控え
GK 21 阿部航斗
DF 26 遠藤凌
MF 16 ゴンサロ・ゴンザレス
監督
アルベルト