力を結集して勝ち取ったタイトル。広島ユースの選手たちが沢田監督を胴上げ

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サンフレッチェ広島ユースイレブンが表彰式後、沢田謙太郎監督を胴上げ
[12.15 プレミアリーグファイナル 鹿島ユース 1-2 広島ユース 埼玉]

 決勝点となるPKを決めたMF大堀亮之介(3年)が「とにかく澤田さんを胴上げしたいという気持ちだった」と口にすれば、MF松本大弥主将(3年)も「(1学年先輩で現トップチームの)川井(歩)くんとか先輩たちに『澤田さんを胴上げしてくれ』と言われていた。良かった」と微笑む。サンフレッチェ広島ユースは2年ぶりに挑戦したプレミアリーグファイナルを2-1で勝利。表彰式後、沢田謙太郎監督が選手たちの手で宙を舞った。

 広島ユースは9日、プレミアリーグWEST最終節で勝ち点1差の2位・京都U-18と直接対決。6-1で大勝して優勝を決めたが、そこで気持ちを切らさず、この日のファイナル制覇へ切り替えてきた。

 大堀は「先週(京都U-18戦が)終わって『寮に帰ったら切り替えよう』と言っていて、寮に帰った瞬間には(ファイナルで対戦した)鹿島の動画見たり、次の試合へ向けていたので良かった」と説明する。選手たちも自負する充実の一週間を経て迎えたファイナル。9,818人の観衆が見守る中での戦いで、さすがに序盤は緊張している感もあった。

 だが、いずれもトップチームに昇格する松本とMF東俊希(3年)がその落ち着きをチーム全体に浸透させる。沢田監督が「(自分たちで)落ち着いたのは驚いた」と話していたが、大一番でペースを握った広島はFW鮎川峻(2年)と大堀のゴールで2点を先取。後半、鹿島ユースのパワフルな反撃を跳ね返すのは難しいことが分かっている中、彼らはそれを全員でやり切った。

 沢田監督も「本当にいい試合をしてくれたと思います」と選手たちを称賛していた。広島ジュニアユースの監督からユース監督に転向して4年目の沢田監督は、トップチームに選手を押し上げること、サンフレッチェ入ってサッカーをしたいと思わせるようなチームになり、結果を出すことも求めてきた。これまで悔しい敗戦も経験しながら、チーム全員が力を結集する必要性を再確認。今年、チームが一丸となって戦い抜き、日本一になったことを素直に喜んでいた。

「今年はリーグも含めてだいぶキツイなと思った時期もありながら、そこを乗り越えて、最終戦で(プレミアリーグWEST優勝を)決めて、きょうを迎えて、きょうもたくさん危ないシーンがありながら何とかみんなでやったということは、今までサンフレッチェが大事にしてきたものを少しでも引き続き繋げることができるんじゃないかというか、少し安心しています」

 指揮官の想像を超えるくらいに逞しく成長した選手たちが、日本一を勝ち取るための準備をし、強敵を倒して掴んだ栄冠。優勝を成し遂げるために学んだもの、得たものを来年以降に引き継ぎ、広島ユースは強さと優れた選手育成の両方を求め続ける。

(取材・文 吉田太郎)
●2018高円宮杯プレミアリーグ特集

[MOM587]大阪体育大FW林大地(3年)_急成長の関西MVPがゲームを決める

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PKを決めて喜びを爆発させるFW林大地
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 大阪体育大2-0(延長)静岡産業大 熊谷]

 エースが均衡を破った。スコアレスのまま延長戦にもつれ込んだ一戦。しかし延長前半アディショナルタイム、ゴール正面で仕掛けたFW林大地(3年=履正社高)はDF諏訪部徹(4年=川崎F U-18)と交錯。PKを獲得した。

「あのまま抜いて左足で打とうかなと思ったんですけど、相手の足がパンと当たって。正直、ラッキーでした」。PKをセットした林は、GKの動きを冷静に見極めて、力強く蹴り込んだ。

 PKは元来、苦手としていたという林だが、今季はチームがPKを蹴ると自らキッカーに名乗り出て、蹴るようにしていたのだという。「経験が増えたから、落ち着いてだんだん蹴れるようになってきました」。

 今季の急成長は誰もが認めるところ。これまでのサッカー人生で個人タイトルとは無縁だったというが、今季は関西学生リーグで24得点を決めて得点王を獲得。リーグMVPにも輝いた。

 自身の成長については「思い切り枠を外すことが少なくなった」と分析。「一番前にいて感じるのは、DFが体を張って守ってくれるから、決めるのが責任やなと思って、この1年をやってきました」と精神面の充実も要因に挙げる。

 松尾元太監督も「運動量が落ちてきても、仕事をしてくれる選手。きょうもゲームを決めきる仕事をしてくれた」と絶大な信頼を寄せる。全国区での活躍は更なる飛躍への足掛かりとなる。

 あとはチームとしてのタイトル。夏の総理大臣杯ではあと一歩で届かなかった日本一の奪取だ。「今年のチームが始まった時から日本一を目標にやってきた。今大会に出れてチャンスがもらえているので、ぶれずに日本一を目指したいです」。

★KIRINは大学サッカーで活躍するすべての選手を応援しています! KIRINインカレ応援企画として、ゲキサカMOMを獲得した選手全員に「キリン オリジナルピステ」&「キリンビバレッジ商品」をプレゼント。さらにKIRINゲキサカアワードMVPに選ばれた選手にはトロフィーとキリンビバレッジ商品をプレゼントします。詳細はこちらをチェック。

(取材・文 児玉幸洋)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

[MOM587]大阪体育大FW林大地(3年)_急成長の関西MVPがゲームを決める

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PKを決めて喜びを爆発させるFW林大地
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.15 インカレ2回戦 大阪体育大2-0(延長)静岡産業大 熊谷]

 エースが均衡を破った。スコアレスのまま延長戦にもつれ込んだ一戦。しかし延長前半アディショナルタイム、ゴール正面で仕掛けたFW林大地(3年=履正社高)はDF諏訪部徹(4年=川崎F U-18)と交錯。PKを獲得した。

「あのまま抜いて左足で打とうかなと思ったんですけど、相手の足がパンと当たって。正直、ラッキーでした」。PKをセットした林は、GKの動きを冷静に見極めて、力強く蹴り込んだ。

 PKは元来、苦手としていたという林だが、今季はチームがPKを蹴ると自らキッカーに名乗り出て、蹴るようにしていたのだという。「経験が増えたから、落ち着いてだんだん蹴れるようになってきました」。

 今季の急成長は誰もが認めるところ。これまでのサッカー人生で個人タイトルとは無縁だったというが、今季は関西学生リーグで24得点を決めて得点王を獲得。リーグMVPにも輝いた。

 自身の成長については「思い切り枠を外すことが少なくなった」と分析。「一番前にいて感じるのは、DFが体を張って守ってくれるから、決めるのが責任やなと思って、この1年をやってきました」と精神面の充実も要因に挙げる。

 松尾元太監督も「運動量が落ちてきても、仕事をしてくれる選手。きょうもゲームを決めきる仕事をしてくれた」と絶大な信頼を寄せる。全国区での活躍は更なる飛躍への足掛かりとなる。

 あとはチームとしてのタイトル。夏の総理大臣杯ではあと一歩で届かなかった日本一の奪取だ。「今年のチームが始まった時から日本一を目標にやってきた。今大会に出れてチャンスがもらえているので、ぶれずに日本一を目指したいです」。

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(取材・文 児玉幸洋)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

プロ内定5人擁した夏の王者明治大、福岡大を崩せず初戦で姿消す…「この敗戦を一生忘れない」

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明治大はまさかの初戦敗退となった
[12.15 インカレ2回戦 明治大0-1福岡大 熊谷]

 Jリーグ内定5選手を擁するチームは、序盤から圧倒した。しかし攻めども攻めども、ゴールネットは揺れない。福岡大(九州1)と対戦した明治大(関東5)だったが、0-1で敗戦。9年ぶりのタイトル奪還の夢は初戦で潰えた。

 夏の王者が初戦で姿を消した。4年連続して決勝に進出している総理大臣杯では、2年ぶりに大会を制覇。勢いは後期リーグ開幕戦にもつなげ、首位の早稲田大を相手に6得点で圧倒するなど、強さを示した。

 しかし後期第3節以降は急失速。浮き沈みの激しいシーズンを送り、後期の明治と言われるほど伝統的に終盤での強さを発揮するが、今季はその強さも取り戻すことなく、5位でリーグの戦いを終えていた。

 J1の浦和レッズに入団する主将DF岩武克弥(4年=大分U-18)は試合終了のホイッスルが鳴るとその場にしゃがみ込んでしまった。涙も止まらない。試合については「何が足りなかったのかはこれから考えたい」。そう言って振り返るのがやっとの様子。「こういった勝負所で勝たせられるような選手になっていきたい。結果にこだわれる選手になりたい」。

 今季は10番としてプレーし、大宮アルディージャへの入団を決めているMF小野雅史(4年=大宮ユース)も「どのプレーが悪かったというのは、今日だけじゃ整理がつかない」と声を詰まらせる。「自分はこれからもサッカーが出来るけど、できないメンバーもいて、敗戦を僕自身が受け止めてやらないといけない。この敗戦を一生忘れないようにしたい」と必死に顔を上げた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

プロ内定5人擁した夏の王者明治大、福岡大を崩せず初戦で姿消す…「この敗戦を一生忘れない」

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明治大はまさかの初戦敗退となった
[12.15 インカレ2回戦 明治大0-1福岡大 熊谷]

 Jリーグ内定5選手を擁するチームは、序盤から圧倒した。しかし攻めども攻めども、ゴールネットは揺れない。福岡大(九州1)と対戦した明治大(関東5)だったが、0-1で敗戦。9年ぶりのタイトル奪還の夢は初戦で潰えた。

 夏の王者が初戦で姿を消した。4年連続して決勝に進出している総理大臣杯では、2年ぶりに大会を制覇。勢いは後期リーグ開幕戦にもつなげ、首位の早稲田大を相手に6得点で圧倒するなど、強さを示した。

 しかし後期第3節以降は急失速。浮き沈みの激しいシーズンを送り、後期の明治と言われるほど伝統的に終盤での強さを発揮するが、今季はその強さも取り戻すことなく、5位でリーグの戦いを終えていた。

 J1の浦和レッズに入団する主将DF岩武克弥(4年=大分U-18)は試合終了のホイッスルが鳴るとその場にしゃがみ込んでしまった。涙も止まらない。試合については「何が足りなかったのかはこれから考えたい」。そう言って振り返るのがやっとの様子。「こういった勝負所で勝たせられるような選手になっていきたい。結果にこだわれる選手になりたい」。

 今季は10番としてプレーし、大宮アルディージャへの入団を決めているMF小野雅史(4年=大宮ユース)も「どのプレーが悪かったというのは、今日だけじゃ整理がつかない」と声を詰まらせる。「自分はこれからもサッカーが出来るけど、できないメンバーもいて、敗戦を僕自身が受け止めてやらないといけない。この敗戦を一生忘れないようにしたい」と必死に顔を上げた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

かっこ悪くなんかない、これが勝ち方…“福岡大のツボ”にハメたサッカーで明治大を撃破

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まさにワンチャンス!後半21分にFW今田源紀が決勝点を決めた
[12.15 インカレ2回戦 明治大0-1福岡大 熊谷]

 第67回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の2回戦が15日に行われ、浦安市運動公園陸上競技場の第2試合では、福岡大(九州1)が明治大(関東5)を1-0で下した。17日の準々決勝では大阪体育大(関西1)と対戦する。

 これが福大のサッカーだ。「残念ながらかっこいいサッカーではないし、上手いサッカーではないし、面白いサッカーではない。でもやっぱりこれがトーナメントの勝ち方」。乾真寛監督は、してやったりといった様子で胸を張った。

 予想通りの展開となった。序盤から明治大がボールを保持、それをラインを下げて守る福大が跳ね返し続ける。ただこれは福大が得意とする戦法。スカウティングで前線の選手がサイドに開きがちになるため、ゴール前が薄くなると分析。センターFWの村田航一(4年=日章学園高)を警戒しながら、しっかりとゴール前を固めた。

 そして最後は体を投げ出してでも止める。泥臭いサッカーを90分間やり続ける。試合前日、乾監督は、歴代インカレを勝ち上がってきたチームが何が良かったかをイレブンに教授。「洗脳した」と冗談交じりに話したが、「福大DNA」をしっかりと選手たちが体現した。

 さらに狙いは攻撃面でも的中する。「カウンターで差し返す」ことだけに集中していた福大。後半に入り圧力を強めてきた明大の攻撃は「怖かった」(乾監督)と振り返るが、そこを耐えたことで逆に自信が湧いてきていたという。

 そして後半14分に今季スーパーサブとして起用しているFW今田源紀(2年=九州国際大付高)を投入。すると同21分、狙い通りのカウンターがハマる。FW梅田魁人(3年=高川学園高)が右サイドを駆け上がったMF河原創(3年=大津高)に浮き球パス。河原はゴール前を見ると冷静にクロス。ゴール前に詰めていた今田がヘディングで流し込み、スコアを動かした。

 まさにワンチャンスを決めた形の今田は、「シュートは2本だけだったと思うけど、これが最初から狙っていたサッカー。別にこれがかっこ悪いと思っていないし、これを誇りと思って戦っている」と堂々と話した。

 長年、福岡大は“九州の雄”として君臨する。さらに今季は九州リーグで2位に勝ち点9差をつける圧勝劇だった。ただし全国大会になると、リーグ戦とは全く違う、割り切ったサッカーが出来ることも伝統的な強さとして身についている。

「ゴール前の粘りがハマってくると、全国大会だなと思う。俗に言う、“福大のツボにハマった”というやつです」と、にんまりとした乾監督。勝てば官軍。内容面では明治大が圧倒したという印象はこの試合を観たものにはあるかもしれないが、勝ったという事実は、福大のものであり続ける。

(取材・文 児玉幸洋)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

かっこ悪くなんかない、これが勝ち方…“福岡大のツボ”にハメたサッカーで明治大を撃破

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まさにワンチャンス!後半21分にFW今田源紀が決勝点を決めた
[12.15 インカレ2回戦 明治大0-1福岡大 熊谷]

 第67回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の2回戦が15日に行われ、浦安市運動公園陸上競技場の第2試合では、福岡大(九州1)が明治大(関東5)を1-0で下した。17日の準々決勝では大阪体育大(関西1)と対戦する。

 これが福大のサッカーだ。「残念ながらかっこいいサッカーではないし、上手いサッカーではないし、面白いサッカーではない。でもやっぱりこれがトーナメントの勝ち方」。乾真寛監督は、してやったりといった様子で胸を張った。

 予想通りの展開となった。序盤から明治大がボールを保持、それをラインを下げて守る福大が跳ね返し続ける。ただこれは福大が得意とする戦法。スカウティングで前線の選手がサイドに開きがちになるため、ゴール前が薄くなると分析。センターFWの村田航一(4年=日章学園高)を警戒しながら、しっかりとゴール前を固めた。

 そして最後は体を投げ出してでも止める。泥臭いサッカーを90分間やり続ける。試合前日、乾監督は、歴代インカレを勝ち上がってきたチームが何が良かったかをイレブンに教授。「洗脳した」と冗談交じりに話したが、「福大DNA」をしっかりと選手たちが体現した。

 さらに狙いは攻撃面でも的中する。「カウンターで差し返す」ことだけに集中していた福大。後半に入り圧力を強めてきた明大の攻撃は「怖かった」(乾監督)と振り返るが、そこを耐えたことで逆に自信が湧いてきていたという。

 そして後半14分に今季スーパーサブとして起用しているFW今田源紀(2年=九州国際大付高)を投入。すると同21分、狙い通りのカウンターがハマる。FW梅田魁人(3年=高川学園高)が右サイドを駆け上がったMF河原創(3年=大津高)に浮き球パス。河原はゴール前を見ると冷静にクロス。ゴール前に詰めていた今田がヘディングで流し込み、スコアを動かした。

 まさにワンチャンスを決めた形の今田は、「シュートは2本だけだったと思うけど、これが最初から狙っていたサッカー。別にこれがかっこ悪いと思っていないし、これを誇りと思って戦っている」と堂々と話した。

 長年、福岡大は“九州の雄”として君臨する。さらに今季は九州リーグで2位に勝ち点9差をつける圧勝劇だった。ただし全国大会になると、リーグ戦とは全く違う、割り切ったサッカーが出来ることも伝統的な強さとして身についている。

「ゴール前の粘りがハマってくると、全国大会だなと思う。俗に言う、“福大のツボにハマった”というやつです」と、にんまりとした乾監督。勝てば官軍。内容面では明治大が圧倒したという印象はこの試合を観たものにはあるかもしれないが、勝ったという事実は、福大のものであり続ける。

(取材・文 児玉幸洋)
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ジェズス2発!スターリングがダメ押し弾!エバートン撃破のシティが仕切り直しの勝利

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2ゴールを挙げたガブリエル・ジェズス
[12.15 プレミアリーグ第17節 マンチェスター・C 3-1 エバートン]

 マンチェスター・シティは15日、プレミアリーグ第17節で本拠地エディハド・スタジアムにエバートンを迎え、3-1で勝った。

 前節チェルシーに0-2で敗れ、今季プレミア初黒星を喫したシティ。12日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第6節ホッフェンハイム戦(2-1)から4人を入れ替え、MFファビアン・デルフとDFカイル・ウォーカー、MFフェルナンジーニョ、MFリヤド・マフレズが先発に名を連ねた。

 試合はシティがボールの主導権を握るが、5バックのエバートン相手になかなか決定機を作れない。一方のエバートンは前半15分、PA左からDFリュカ・ディーニュがクロスを供給。ファーサイドに飛んだボールをフリーで走り込んだFWリシャルリソンが右足ボレーを放つが、枠を捉えきれなかった。

 徐々にシティがシュートまで持ち込む機会を増やしていくと、前半21分にPA左のMFイルカイ・ギュンドガンのクロスからDFマイケル・キーンがカットしたボールがゴール方向に飛ぶ。しかし、これはGKジョーダン・ピックフォードに弾き出されてしまう。それでも22分、相手のクリアボールを敵陣中央でギュンドガンが受けると、サネがスルーパス。中途半端に最終ラインを上げた相手の隙を突き、裏へ抜け出したジェズスがPA左から左足シュートを流し込んだ。

 先制したことでリズムを掴んだシティは、前半40分にPA内でギュンドガンがシュートを放つと、相手に当たったボールが中央へこぼれ、マフレズが左足ボレー。抑えの効いたシュートだったが、至近距離でGKピックフォードに阻まれる。42分には、マフレズのスルーパスからジェズスがゴールネットを揺らすがオフサイド。前半を1-0で終えた。

 シティは後半5分、右クロスのクリアボールをデルフがサネにつなぎ、PA左から左足でクロスを送ると、ジェズスが頭で合わせて2-0。後半の早い時間帯にリードを広げた。対するエバートンは12分に2枚替え。DFシェイマス・コールマンとMFベルナルドを下げ、FWアデモラ・ルックマンとFWセオ・ウォルコットを入れ、攻撃の枚数を増やした。

 すると、4バックに変更したエバートンは後半20分、相手の中途半端なクリアボールを左サイドで受けたディーニュがクロスを上げると、FWドミニク・カルバート・ルーウィンが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、1-2。エバートンが反撃の狼煙を上げた。

 しかし、そう簡単にはいかなかった。シティは後半21分、サネを下げてFWラヒーム・スターリングを投入。24分、GKエデルソンのスローイングからジェズスのリターンパスを受けたフェルナンジーニョがPA左からクロスを入れ、スターリングがヘディングシュートを決め、シティが3-1で再び2点差とした。

 エバートンはその後、リシャルリソン、ウォルコットがゴールに迫るが、得点を返すことができず。中盤から積極的にボールを奪いに行く姿勢をみせたが、シティの守りを突破できなかった。試合はシティが3-1で勝利。チェルシー戦に続く連敗は免れた。

●プレミアリーグ2018-19特集

ジェズス2発!スターリングがダメ押し弾!エバートン撃破のシティが仕切り直しの勝利

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2ゴールを挙げたガブリエル・ジェズス
[12.15 プレミアリーグ第17節 マンチェスター・C 3-1 エバートン]

 マンチェスター・シティは15日、プレミアリーグ第17節で本拠地エディハド・スタジアムにエバートンを迎え、3-1で勝った。

 前節チェルシーに0-2で敗れ、今季プレミア初黒星を喫したシティ。12日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第6節ホッフェンハイム戦(2-1)から4人を入れ替え、MFファビアン・デルフとDFカイル・ウォーカー、MFフェルナンジーニョ、MFリヤド・マフレズが先発に名を連ねた。

 試合はシティがボールの主導権を握るが、5バックのエバートン相手になかなか決定機を作れない。一方のエバートンは前半15分、PA左からDFリュカ・ディーニュがクロスを供給。ファーサイドに飛んだボールをフリーで走り込んだFWリシャルリソンが右足ボレーを放つが、枠を捉えきれなかった。

 徐々にシティがシュートまで持ち込む機会を増やしていくと、前半21分にPA左のMFイルカイ・ギュンドガンのクロスからDFマイケル・キーンがカットしたボールがゴール方向に飛ぶ。しかし、これはGKジョーダン・ピックフォードに弾き出されてしまう。それでも22分、相手のクリアボールを敵陣中央でギュンドガンが受けると、サネがスルーパス。中途半端に最終ラインを上げた相手の隙を突き、裏へ抜け出したジェズスがPA左から左足シュートを流し込んだ。

 先制したことでリズムを掴んだシティは、前半40分にPA内でギュンドガンがシュートを放つと、相手に当たったボールが中央へこぼれ、マフレズが左足ボレー。抑えの効いたシュートだったが、至近距離でGKピックフォードに阻まれる。42分には、マフレズのスルーパスからジェズスがゴールネットを揺らすがオフサイド。前半を1-0で終えた。

 シティは後半5分、右クロスのクリアボールをデルフがサネにつなぎ、PA左から左足でクロスを送ると、ジェズスが頭で合わせて2-0。後半の早い時間帯にリードを広げた。対するエバートンは12分に2枚替え。DFシェイマス・コールマンとMFベルナルドを下げ、FWアデモラ・ルックマンとFWセオ・ウォルコットを入れ、攻撃の枚数を増やした。

 すると、4バックに変更したエバートンは後半20分、相手の中途半端なクリアボールを左サイドで受けたディーニュがクロスを上げると、FWドミニク・カルバート・ルーウィンが打点の高いヘディングシュートを叩き込み、1-2。エバートンが反撃の狼煙を上げた。

 しかし、そう簡単にはいかなかった。シティは後半21分、サネを下げてFWラヒーム・スターリングを投入。24分、GKエデルソンのスローイングからジェズスのリターンパスを受けたフェルナンジーニョがPA左からクロスを入れ、スターリングがヘディングシュートを決め、シティが3-1で再び2点差とした。

 エバートンはその後、リシャルリソン、ウォルコットがゴールに迫るが、得点を返すことができず。中盤から積極的にボールを奪いに行く姿勢をみせたが、シティの守りを突破できなかった。試合はシティが3-1で勝利。チェルシー戦に続く連敗は免れた。

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悔しさ×2を晴らせ!! 関西学院大、東洋大との延長死闘を制す

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激しく競り合う関西学院大MF中野克哉(右)と東洋大FW坂元達裕
[12.15 インカレ2回戦 関西学院大3-2(延長)東洋大 浦安]

 第67回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は15日、2回戦が各地で行われ、浦安市運動公園陸上競技場の第2試合は関西学院大(関西2)と東洋大(関東7)が対戦。2-2で前後半90分間を終えた試合は、延長前半15分にMF山本悠樹(3年=草津東高)がPKで決勝点を奪った関西学院大が3-2の勝利を収め、17日に行われる準々決勝で法政大(関東3)と対戦する。

 序盤にゴールに迫る場面を創出したのは東洋大だった。まずは前半12分、FW坂元達裕(4年=前橋育英高)、MF横山塁(1年=FC東京U-18)とつないだボールから最後はFW荒川勇気(3年=旭川実高)が狙うも、GK妻鹿寛史(4年=立正大学淞南高)に阻まれる。さらに同16分には相手のミスからボールを奪った荒川がPA内まで持ち込んでシュートを放つが、これも妻鹿にストップされてしまった。

 しかし、「風上をとって前半は押し込んで得点を狙いに行こうと話していた」(高橋宏次郎コーチ)という関西学院大が徐々にリズムを生み始める。前半33分にDF本山遥(1年=神戸U-18)のラストパスから放ったMF中野克哉(4年=京都橘高)のシュートはGK松本健太(3年=柏U-18)に防がれたものの、同43分に鮮やかな連係から先制点を奪取。左サイドから細かくパスをつないで中央に侵入すると、ゴール前でボールを受けた中野がFW藤原樹(4年=市立西宮高)とのワンツーから強烈な右足シュートを突き刺し、スコアを1-0とした。

 関西学院大が1点をリードしたまま前半を折り返すが、後半11分、東洋大がゴール前でFKを得ると、DF渡辺星夢(4年=前橋育英高)が豪快な左足シュートを直接叩き込んで試合を振り出しに戻す。さらに同31分には鋭いカウンターを発動させると、ボールを運んだ坂本のラストパスを受けたMF野本幸太(2年=市立船橋高)が左足で流し込み、東洋大が逆転に成功。しかし、同36分、DF高尾瑠(4年=名古屋U18)のパスからPA内に走り込んだ山本の柔らかな浮き球のパスをFW林部晃己(2年=C大阪U-18)がヘディングで叩き込み、関西学院大が同点に追い付いた。

 激しくスコアが動いた後半となったが、勝ち越しゴールは生まれずに2-2のまま90分の終了を告げるホイッスルが吹かれる。一進一退の攻防が続く中、延長前半15分、PA内で仕掛けた高尾がPA内で相手選手のファウルを誘うと、キッカーを務めた山本がきっちりと沈めて関西学園大が勝ち越しに成功。延長後半は東洋大の反撃に遭ったものの、同10分に放たれたMF梅津凌岳(1年=京都橘高)の枠を捉えた強烈なシュートを横っ飛びした妻鹿が弾き出すなど、同点ゴールを許さず。逃げ切った関西学院大が3-2の勝利を収めて準々決勝へと駒を進めた。

 昨年はインカレへの出場権を逃した。当然、悔しさがあった。さらに今年は総理大臣杯の出場権を逃し、悔しさは増した。古塚恵太郎監督と高橋コーチは口をそろえたように「去年のインカレに出られずに悔しい思いをし、夏の総理大臣杯に出られなかった悔しさもあった」という。そして、高橋コーチは「何としても今年はインカレに行くぞと気持ちを一つにして、夏から厳しいトレーニングを続けてきて、それが実を結んで今がある」と胸を張った。次戦は昨年準優勝の法政大と対戦。古塚監督は「強いチームだと分かっている。胸を借りるつもりでいかないといけないが、目標は日本一なので、最後まで行けるように頑張りたい」と一戦必勝を誓った。

(取材・文 折戸岳彦)

●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集