T1リーグ2019第1節 関東第一×駒澤大学高@駒沢補助

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0312komazawaho.JPGいよいよ2019年も待ちに待ったT1リーグの開幕。関東第一と駒澤大学高。それぞれ一昨年度と昨年度の選手権予選で東京王者に立った両者の対峙は、おなじみ駒沢補助競技場です。
昨年はインターハイこそ東京予選を勝ち抜き、全国でもベスト16まで勝ち上がったものの、3連覇を期待されて臨んだ選手権予選では東京実業にPK負けを喫し、まさかの初戦敗退という結果を突き付けられた関東第一。その試合を経験している選手たちも複数残っている今シーズンは、再び全国切符を勝ち獲ることももちろんですが、久々のリーグタイトルも目指したい所。まずは難敵相手のオープニングマッチに、必勝を期して向かいます。
関東大会予選、インターハイ予選と苦しい時期を過ごしながら、秋の東京予選で國學院久我山、駿台学園、帝京と強豪校を力強くなぎ倒し、3年ぶりに冬の全国を経験した昨シーズンの駒澤大学高。ただ、「去年は自分たちがあまりスタメンに関わっていた訳ではなくて、先輩たちに連れて行ってもらった部分があった」とは時田悠人(2年・Y.S.C.C.横浜U-15)。「個のレベルが高くて、結構団結力があると思うので、勝ち切れるチームにしていきたいですね」とセンターバックに戻った原田大渡(2年・FC東京U-15深川)が表現したチーム力で、こちらも久々のT1王者に輝くための第一歩を踏み出します。まだ寒さの残る駒沢補助には少なくない観衆が。待望の開幕戦は関東第一のキックオフでスタートしました。


まず押し込んだのは、「今日はT1開幕ということで、自分たちの中で熱量や雰囲気面に関しては1人1人が意識していたと思う」と松本悠佑(2年・ジェフユナイテッド千葉U-15)も話した駒澤。3分に手島大雅(2年・FCヴィエンタス)の飛距離を出した左ロングスローから、こぼれを叩いた松本のシュートはDFにブロックされたものの、4分にも左に開いた橋本雄也(2年・ルキナス印西)が右足でクロスを上げると、青木優音(1年・クラブ与野)のヘディングは関東第一のGK出口貴也(2年・葛飾青葉中)がファインセーブで回避。5分にも松本の右CK、6分にも松本の左CK、7分には右サイドバックに入った森田陸翔(2年・クラブ与野)のロングスローと、シュートには到らない中でもセットプレーで圧力を掛け続けます。
11分にも手島の左ロングスロー、16分にも松本の左FK、直後にも森田の右ロングスロー、17分にも松本の右CKと左右からセットプレーが続く中、24分には原田が後方から好フィードを届け、内田哲平(2年・坂戸ディプロマッツ)のシュートはDFに当たって枠の左へ。その左CKを松本が蹴り込み、こぼれを拾った小林蒼太(2年・Forza'02)のシュートはここもDFがブロック。直後の右CKを松本が蹴り入れると、小林のシュートは枠を捉えるも、ラインギリギリで出口が必死にセーブ。「フィードは練習とかではあまりうまくいってなかったんですけど、今日は調子も良かったです」と笑った原田のフィードと、左に流れて基点を創る橋本のキープはアタックの重要なポイントに。
27分も駒澤。松本の右CKに、内田が合わせたヘディングは出口がセーブ。28分に松本が蹴った右CKは、DFが何とかクリア。29分と32分に手島が相次いで投げた左ロングスローも、フィニッシュには結び付かず。33分にも橋本がドリブルで積極的に仕掛け、こぼれを収めた松本のミドルは枠の右へ。守っても「大渡はもともとセンターバックで入ってきた選手で、やりにくさはないです」とパートナーを評した小林泰晟(2年・FCクラッキス松戸)が、その原田と組むセンターバックを中心に、守備の安定感も駒澤は抜群。
さて、「選手権の後というのもあったから、駒高さんは『やり方を変えるかな』と思ったんですけど、やっぱりそのままだった」と小野貴裕監督も話した関東第一は、前線の笠井佳祐(1年・VIVAIO船橋)と横山慎也(2年・ブリオベッカ浦安U-15)までボールが届かず、時間を創れるポイントを見つけ切れません。41分に掴んだ右CKを大井航太(2年・VIVAIO船橋)が蹴り込み、キャプテンマークを巻いた田中大生(2年・横浜FC JY)が頭で折り返すも、DFが大きくクリア。逆に44分には駒澤も、清水宏晃(2年・C.A.ALEGRE)のパスから青木が枠も右へ逸れるミドルへトライ。すぐさま押し返します。
45+1分には関東第一に決定機。2トップの連携でタメを創ったカウンターから、エリア内で類家暁(1年・東京ベイFC U-15)が右へ流すと、10番を背負うサイドバックの佐藤誠也(2年・VIVAIO船橋)がオーバーラップから好クロス。岡田琉空(2年・FC多摩)のヘディングはゴール左へ外れたものの、ようやく放ったファーストシュートはきなりのビッグチャンス。「ああいうカウンター対応の部分には課題が残るかなと思います」とは原田ですが、全体的に見れば駒澤ペースで推移した前半は、スコアレスで45分間が終了しました。


後半はスタートから駒澤に交替が。中盤センターに入った内田を下げて、林駿佑(2年・クラブ与野)をそのままのポジションに投入し、ミドルゾーンでの強度アップに着手すると、51分には橋本と林の連携で右CKを獲得し、松本の蹴ったボールは出口がパンチングで掻き出したものの、早くも林がセットプレーのチャンスを演出。52分に松本の左CKから、ニアへ飛び込んだ小林泰晟のヘディングは枠の左へ外れたものの、54分には林が左からカットインしながら、そのままフィニッシュまで。ここは佐藤が体でブロックするも、林が生み出す前への推進力。
56分には駒澤に2人目の交替。大野祥司監督も「技術的には1年の頃からこの学年での中でも一番の子」と言及する橋本に替わり、キック精度に定評のある時田がピッチへ。57分には早速「自分だったら良いボールが蹴れるという自信もあります」という時田が右CKをマイナスに蹴り入れ、森田のシュートは寄せたDFにブロックされるも、デザインされたセットプレーを披露。「松本も左足がいいんですけど、時田と2人いっぺんに出しちゃうと、両方蹴りたくなっちゃって(笑)」とは大野監督ですが、駒澤に揃った左右のプレースキッカー。
この前後の時間帯から「前半の流れのままで後半に入っていっても、同じ現象になると思っていたので」という小野監督が3-5-2にシフトした関東第一は、62分に1人目の交替。岡田と平田晟也(1年・フレンドリー)をスイッチすると、最終ラインに右から高村昂輝(2年・FC多摩)、田中、鹿股翼(1年・東急SレイエスFC)を並べ、ウイングバックは右に佐藤、左に高嶋隆太(2年・田口FA)を配置。類家をアンカー気味に、その前には大井と笠井が入る逆三角形の中盤に、平田と横山の2トップという形で整えた反撃態勢。63分は駒澤に3人目の交替。青木に替えて、ムードメーカー感溢れる大岡忠義(2年・フレンドリー)が投入されると、異様に盛り上がる駒澤応援団。
すると、すぐさま交替策は結果に直結。67分に相手陣内でパスカットした流れから、大岡が潰れたボールは時田の元へ。「相手が2枚前にいたんですけど、1回左に持っていったら2枚とも動いたので、あとは打つだけという所で、『ちょっとグラウンドがスリッピーだな』って考えていたので、『ちょっと滑らせて打とう』と」右足一閃。わずかにDFへ当たった軌道は、右スミのゴールネットへ突き刺さります。「自分はケガ明けということでベンチスタートだったんですけど、自分に求められている所は得点の部分だと思っていたし、『自分が決めて勝つ』という強い気持ちを持ってピッチに入れたかなと思います」という8番の貴重な先制弾。駒澤がスコアを動かしました。
「相手がシステムを変えたのは気付いていて、どうするかという対応は自分たちはまだ『ちょっとできなかったかな』というのはあって、前から行くのが駒澤のスタイルなんですけど、ちょっと引き気味になっていましたね」と松本も話した駒澤は再びラッシュ。71分に松本の左FKに大岡が競り勝ち、小林蒼太が狙ったミドルは枠を越えるも好トライ。74分には中央やや左、ゴールまで約30mの距離から時田が直接狙ったFKはわずかに枠の左へ。赤黒に漂う追加点の香り。
75分は関東第一に2枚替え。佐藤と類家を下げて、貝瀬敦(2年・田口FA)と北村磨央(1年・フレンドリー)をピッチへ解き放つも、76分は駒澤に決定機。左クロスを清水が胸トラップで収め、林が思い切りよく放ったボレーはクロスバーを直撃し、跳ね返りに自ら突っ込んだ林のヘディングは出口がビッグセーブで阻むも、またも林が得点の一歩手前まで。77分は左CK。時田はファーに蹴り入れ、大岡の折り返しから小林蒼太が打ったシュートはDFがブロック。78分は左FK。時田は再びファーを狙い、大岡の折り返しは流れたものの、この2本はあくまで成果への布石。
80分も左CK。「今日はコーナーキックが多くて、ずっとファーに入れていたんですよ。あの時は『やっとニア空いたな』という所で」キッカーの時田が狙ったのはニア。「前半からファーの折り返しを狙っていたんですけど、惜しいシーンで決められなくて、『ここは変えようかな』と思って、『ニアの所は自分が入っていくしかない』と」飛び込んだ小林泰晟のヘディングは、鮮やかにゴールネットを揺らします。「時田からも何本か動画が送られてきたんです」と小林泰晟が話せば、「ああいう点が欲しいという所で動画とかを送ったりして、『イメージこれだよ』みたいに泰晟と2人で話していたんです」とは時田。まさに狙い通りの一撃で、駒澤のリードは2点に広がりました。
赤黒軍団が取り掛かるゲームクローズ。84分に松本の左FKから、時田のヘディングがゴール右へ外れると、大野監督は4人目の交替を決断。清水と鈴木成亜(2年・TFA)を入れ替え、前からのさらなる圧力を。88分は関東第一に決定的なチャンス。横山が短く付け、右サイドを運んだ貝瀬が枠へ飛ばしたシュートは、駒澤のGK三浦健太(2年・S.T.FC)がビッグセーブで弾き出し、リバウンドに自ら詰めた貝瀬のシュートは右サイドネットの外側へ。ようやく掴んだ得点機を生かせません。
90分に駒澤は「結構ガチガチな感じもあったんですけど(笑)、自分の中ではT2もやってきた中で、こういう本番にはみんな気合も入れるので自信はありました」と語ったT1デビュー戦の松本を、吉田舜(2年・FC.GIUSTI世田谷)とスイッチする最後の交替を敢行すると、アディショナルタイムの3分も消し去って聞いたファイナルホイッスル。「確かに今日は良いレベルの試合をしたし、勝てたのは良かったですね」と大野監督も一定の評価を口にした駒澤が、オープニングマッチで勝ち点3をもぎ取る結果となりました。


駒澤がオールコートで発動する圧力は健在でした。とりわけ守備陣の強度は、この時点でも既に相当なレベル。「今回はたぶんシュートを1,2本で抑えられて、完封に近い形だったんですけど、もともと『シュートをゼロで』『失点ゼロで』というイメージでやっていたので、それができて良かったです」と原田が話せば、「大渡とは『シュートゼロで行こう』みたいな話はしていて、結果的にはシュートを打たれちゃったんですけど、体を張ったりして止められて、失点ゼロで抑えたというのは良かったです」と小林泰晟。試合前の目標をほぼ具現化できた事実は、小さくない自信になったことでしょう。
今年のチームを「自主的にやっているし、主体的にもやっているし、何も怒るようなところがないんです。人間的な部分とかチームワークの部分は例年以上にいいですよね」と大野監督が評したことを伝えると、「自分たちの良い所はそういうまとまりの部分とか、協力するという部分なので、そういう所は自信があります」(小林泰晟)「自分たちはまとまりとか、そういう部分が持ち味だと思っているので、そこは存分に出しながら、1人1人が成長して、より良いチームになればと思っています。仲良いがゆえに緩さもありますけど(笑)、そこはこれからちょっとずつ直していければいいと思います」(時田)「今年のチームとしてのテーマは自立ということで、1人1人がリーダー意識はしっかり持たないと、こういうテーマを掲げても自分たちの力は付いていかないと思うので、みんながリーダー意識を持ってやれば、誰がキャプテンになってもこのチームを引っ張っていけるかなと思います。去年からまとまりとか団結力は自分たちの良さかなと思います」(松本)と3人も同じような見解を。今シーズンの駒澤も非常に楽しみなチームになりそうです。      土屋

J3第1節 北九州×FC東京U-23 試合後のFC東京U-23・小林里駆、森田慎吾コメント(2019)

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ミクニワールドスタジアム北九州で行われた
2019 明治安田生命J3リーグ第1節の
ギラヴァンツ北九州×FC東京U-23は
2-0で北九州が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
FC東京U-23・小林里駆、森田慎吾のコメントです。


(FC東京U-23・小林里駆)
Q:今日のゲーム全体の印象はいかがでしたか?


A:初スタメンということもあって多少の硬さはあったんですけど、プレーしていく内に「全然自分のプレーも通用するな」と感じて、そこからは結構のびのびプレーすることができました。


Q:前半の途中でポジションが変わってから、一気に積極性が出てきたように見えました。


A:そうですね。自分が最初はあまり慣れていないポジションだったので、途中から慣れているポジションになって、やることがはっきりしたというか、自分がどのように動いて、どういうスペースに走ってとか、結構原(大智)選手と意思疎通ができたかなと思います。


Q:前半には左サイドで3人をちぎってエリアに入ったシーンもありましたね。


A:2人目をかわした所までは良かったんですけど、3人目にちょっと引っ掛かってしまって、シュートも考えたんですけど、そこで思い切って足を振れなかったのがちょっと心残りというか、後悔しています。


Q:後半はチームとしてボールも回っていた印象がありますが、後半の攻撃についてはどういう印象ですか?


A:後半は自分たちがボールを持っている時間が結構多くて、そこでもう一押しして自分たちが結果を残せれば良かったと思うんですけど、まだコンビネーションがうまく行かなかったり、簡単なミスが多かったので、そこをしっかり改善して、次は結果を残せるように頑張りたいと思います。


Q:今年は上にも繋がる年ですし、J3でも結果を出すことや中心になることも求められるのではないかと思いますが、この1試合が終わってみて、改めて気持ちに変化は訪れそうですか?


A:今日の試合で結構自分の通用する部分がはっきりしたので、それと同時に課題もたくさん出て、そこを1年間通して改善していって、最終的にここで結果を残してプロになれるように、フォワードである以上は結果で示していきたいと思います。


(FC東京U-23・森田慎吾)
Q:Jリーグデビュー戦はいかがでしたか?


A:最初は緊張して、立ち上がりは硬くなっちゃったんですけど、だんだん慣れてきて自分のプレーが出せたのは良かったかなと思います。


Q:スタメンが決まってから、ゲームに入るまでの時間はいかがでしたか?


A:スタメンが発表された時には、自分的には「やってやろう」という気持ちと、「Jリーグで自分を見せてやるぞ」という気持ちがありました。


Q:後半に入って、より積極性が出たように見えましたが。


A:前半の立ち上がりはやっぱり硬くなっちゃったんですけど、後半はなんか前半の終盤のような感じで、自分が高い位置を取って、どんどん仕掛けることを意識してできました。


Q:クロスも3本は上げていたと思いますが。


A:クロスはユースでもずっと練習してきて、常に「クロスの練習をしろ」って言われているので、自分の長所を出せた部分は良かったと思います。


Q:75分に完全にマーカーを置き去りにして、クロスを上げたシーンがありましたね。


A:アレは1回目に自分がセンターバックの木村(誠二)選手からもらった時に、相手のサイドバックが突っ込んできたので、その時は1回パスを下げたんですけど、「あ、コレはもう1回やれば来るな」と思って、前を向いた瞬間に"裏街道"して、それはうまく行ったかなと思います。


Q:ドリブルまでは会心の出来でしたね。


A:はい。ドリブルまでは。クロスはちょっと、まだまだでした。


Q:まだ終わったばかりですが、今日の1試合を経験して、自分の中で心境の変化は出てきそうですか?


A:自分の中では「もっとできる」って、後半の感じだと手応えも掴めたので、次節からはもっとアピールして、どんどん仕掛けていきたいと思います。


Q:具体的に言うと、このチームでアピールしたい所はどういう所ですか?


A:"アグレッシブさ"とよく言われるんですけど、自分はオーバーラップからのクロスが特徴なので、「クロスを生かしたい」という部分では自分の仕掛けだったり、もっと上下の運動だったり、攻守の切り替えを速くして、クロスをどんどん上げていきたいと思います。


Q:ご家族もJリーグデビューは喜んでらっしゃるでしょうね。


A:はい。昨日夜電話して、「試合に出たら絶対やるんだぞ!」ということと「守備をしっかり!まず守備から!」と言われたので、それはちょっと意識しました(笑)


Q:少し90分間を楽しむことはできましたか?


A:最初はガチガチでしたけど、凄くなんか気楽にできました。ユースと同じように。


Q:周りにユースのチームメイトも多かったのも良かったですか?


A:そうですね。それは本当に心強かったです。


Q:この経験をU-18へどう還元していきたいですか?


A:J3で求められているのは、ラインの上げ下げとかをよく言われるので、そこの所と切り替えの速さとか、ユースに戻って守備の部分で還元して、ユースでも結果を出していきたいと思います。


以上です。


土屋

J3第1節 北九州×FC東京U-23 試合後の北九州・高橋拓也、町野修斗コメント(2019)

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ミクニワールドスタジアム北九州で行われた
2019 明治安田生命J3リーグ第1節の
ギラヴァンツ北九州×FC東京U-23は
2-0で北九州が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
北九州・高橋拓也、町野修斗のコメントです。


(北九州・高橋拓也)
Q:ゲーム全体の印象はいかがですか?


A:前半が自分たちでボールを動かして、自分たちで激しくディフェンスして、良いリズムでサッカーできたんですけど、1点取ってからちょっと守りに入ってしまう所と、あとは前からの守備がうまくいなされた時に、どこでボールを奪うのかとか、そういう所が課題だと思います。後半はイケさん(池元友樹)が替わってから、ボールが収まる所がちょっとなくなったかなというのと、ピッチに水たまりが多くなって、それに「気を付けようね」という話をハーフタイムにしていて、それを意識し過ぎてロングボールが増えてしまったので、そこはちょっともったいなかったです。もうちょっとアグレッシブにやっても良かったかなとは思います。


Q:監督が替わって最初のゲームで勝ったということは、かなり大きいのではないですか?


A:そうですね。1点目もキャンプからやってきた形だったり、守備もちょっとずつ良くなってきているので、今日が開幕戦なのでここからどんどん良くなっていければ、監督が細かい人なので(笑)、オフ明けのミーティングでいろいろ言われると思うんですけど、それを1人1人が受け止めてやっていけば、もっともっと良くなるんじゃないですかね。


Q:やっぱり相当細かい監督ですか?(笑)


A:相当細かいです(笑) もう凄いですよ。でも、面白いですね。なんかミーティングも"研究所"みたいな。"サッカー研究所"みたいな感じで(笑)、なんか凄く面白いです。「ああ、こういう所を見てるんだな」とか、「確かにそうだな」と思う所も凄く多いので、細かいですけど、ちゃんとみんな「前向きに上手くなろう」というモチベーションが強いので、それを一生懸命やろうとしていますし、本当に結果と一緒に強くなっていきたいですね。


Q:今日の1試合で、この先のチームが少し見えてきたところもありますか?


A:はい。もう前半のような戦いができて、苦しい時にどうやって自分たちの時間を取り戻すかとか、また新しい課題が見えたので、それをクリアしたらまた新しい課題が見えてくると思うんですけど、レベルアップしていきたいです。


Q:去年のことを考えても、やはり開幕戦で勝つということは非常に重要でしたね。


A:そうですね。クラブとしても、勝ったことでもう一度サポーターの気持ちとか、支えてくれている人たちをもう一度振り向かせるというか、「また一緒に頑張ろう」ということが言えるようになってくると思うので、大事なのはこれからですね。結果を出して、もっともっと相乗効果が生まれるようにしていきたいですね。


(北九州・町野修斗)
Q:交替でピッチに入る時はどういうことを意識して入りましたか?


A:追加点を取ることと、試合の終わらせ方の所と、途中からなのでやっぱり一番走ることを意識しました。アシストにはなっちゃいましたけど、結果を出せて良かったです。


Q:アシストのシーンを振り返ってもらえますか?


A:(加藤)弘堅さんからスルーパスが出た時に、「シュートはないな」と思って、中に茂(平)くんと(國分)伸太郎くんがいたので、股を通すクロスを意識して上げれて、結果に繋がって良かったと思います。ただ、本当はゴールが欲しかったので、悔しさというか、シュートも打てなかったので、課題はありますけど、「もっと貪欲に行っても良かったかな」とは思います。


Q:世代的に相手には年齢の近い選手が多かったですね。


A:そうですね。原(大智)選手とか品田(愛斗)選手とかいて、結果的に勝てたので良かったですけど、僕のゴールで勝ちたかったなというのはありますね。


Q:F・マリノスからの期限付き移籍ということで、チームからも結果を求められていると思いますし、個人も結果を求めていると思いますが、今年の1年はどういう1年にしたいですか?


A:まず試合に毎試合絡むことはもちろんですけど、その中で常に結果を出し続けることが絶対必要なので、結果を出す1年にしたいです。


Q:小林伸二監督はストライカーの育成に定評がありますが、監督の指導はいかがですか?


A:練習が終わったら常に話しかけてくれて、「今日はこうだ」「今日はこうだ」みたいに細かいシーンとか、ためになる話をいっぱいしてくれるので、そこは本当にありがたくて、「期待してもらってるな」というのを感じるので、その期待に応えたいですね。


Q:「ちょっと話長いな」って思ったりしますか?(笑)


A:まあ止まらない時はありますけど(笑)、ありがたいことなので。「立ってプレーしている」と言われたこともあって、「もっと腰を落として」と。キープする時はそれを意識してとは言われています。


以上です。


土屋

J3第1節 北九州×FC東京U-23 試合後のFC東京U-23・長澤徹監督会見コメント(2019)

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ミクニワールドスタジアム北九州で行われた
2019 明治安田生命J3リーグ第1節の
ギラヴァンツ北九州×FC東京U-23は
2-0で北九州が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
FC東京U-23・長澤徹監督のコメントです。


(FC東京U-23・長澤徹監督)
(J1と)同日開催で味スタでも同じ時間帯に試合をやっているんですけど、サポーターの方が来ていらっしゃったので、本当にありがたく思います。この場を借りてお礼を言いたいと思います。


ゲームの方は、まあ、あの、総括すると「ちょっと未熟かな」という所なんですけど、アンダー23のチームなので、これを糧に選手を成長させていく場だと思っていますので、そういうことをちょっと肝に銘じなきゃいけないゲームだと思いました。立ち上がりに左サイドを割られてワンチャンスで、素晴らしいヘディングシュートだったのですが、マーカーもちゃんと揃っていたので、そのへんで叩かれた部分も相手は高校生じゃないので、生活を懸けたプロ選手なので、そこの部分の強さというのでちょっとズレが出た部分が1つ。


後半は修正して点を取りに行って、決定的チャンスはあったんですが、取らなければその裏側があるというのも、皆さんもサッカーを知っていると思いますけど、経験があるとだいたいその流れが鉄則なので、それを感じながらプレーできるかどうかと言ったらまた別で、あの時間帯にやられる直前もそうなんですけど、イージーな中盤でのトラップミスから1対1になり掛けて、アルトゥール(・シルバ)が体を張って止めてくれたんですけど、ちょっとバタバタした時間帯で、「(選手の)ジャッジが少しナイーブになったかな」というのが現状です。


全体的には北九州さんの非常に組織されたサッカー、勝負所を掴むサッカーに対して「少し踊らされたかな」という感じですけど、まだまだ伸びしろがある集団ですし、目指すはトップチームで何人活躍できるかという所なので、こういうことをしっかり糧にして、次のゲームに臨んでいきたいと思います。


Q:メンバー構成もユースの選手と新外国籍選手が大半という中で、このゲームに向けた準備も含めて、今シーズンのこのチームを指揮する上での戦い方が見えてきた部分はあったでしょうか?


A:チームというよりも、調子が良ければ上に行きますし、入れ替わりが激しいのでどっちかと言ったらもう代表チームじゃないですけど、アルゼンチン代表がパッと集まってゲームをするような、そういう感覚だと思います。ただ、日頃から練習は一緒にやっていますので、コンセプト等は長谷川(健太)監督から提示されているものをそのままやるだけなので、チーム作りというよりは、今日のようなペースで勝負所を掴みながらというのが1つと、あと「ユースの17歳の選手」とか言われるんですけど、マンチェスター・ユナイテッドは10代が4人ぐらい出てきて大逆転したように(※UCLラウンド16 2nd-LegのPSG戦)、「年齢ではない」と思っていますので、そういう価値観をしっかりと崩すというか、年齢ではなく、やはりこの世界なので、しっかりとプレーできた人が評価されていくという純粋な世界だと思いますので、そういう意味ではチーム作りというよりは、どんどんこういう場でトライさせて、チャンスを掴ませていきたいと思います。


Q:ギラヴァンツについて、想定したチームと今日対戦してみての印象はいかがでしょうか?


A:はい。小林伸二さんらしいチームで隙がないと。その中でやっぱり勝負所を全体で心得ているというか、"今出る"、"今引く"というのはもう相当、短期間でプレシーズンの期間しかないはずなんですけど、毎回作り上げるチームで、J2でも試合をさせてもらったんですけど、もうこの短期間で小林伸二さんのチームになっていると凄く思いました。やっぱり経験があるので見事だと思います。プレシーズンだけでなかなかオーガナイズできるレベルではないと思いますけど、やはり手腕、経験がある方だなと思って、そう捉えています。


以上です。


土屋

J3第1節 北九州×FC東京U-23 試合後の北九州・小林伸二監督会見コメント(2019)

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ミクニワールドスタジアム北九州で行われた
2019 明治安田生命J3リーグ第1節の
ギラヴァンツ北九州×FC東京U-23は
2-0で北九州が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
北九州・小林伸二監督のコメントです。


(北九州・小林伸二監督)
FC東京さんのメンバーを選考するのに、チームが今日だったらトップが動いて、3日後ですか、水曜日にカップ戦もあるということで、どういうメンバーで来るかという所で行くと、若いチームで、真ん中はきちっとそれなりの選手がいてというので、「少し厄介かな」というメンバー構成だったと思います。ご覧の通り、やっぱり若い選手というのはああいうふうに上手くて難しいゲームになりましたけど、良い入りができたこと、良いリズムの時に点が取れたこと、リズムが悪い時に辛抱強く守備をしたということ、最後は引くのではなくて、前からプレッシャーを掛けて、我々の方が足が止まらずに、奪って何回かチャンスができたと。ただ、その奪った後のパスが悪いので、なかなか難しかったと思いますけど、2点目が取れた、途中交替の選手が活躍してくれた、というのはチーム一丸としては満足しています。


あと、強いて言うと前半の中盤は少し幅広く支配できるのが、どうしてもイージーミスで長くキープできなかったのは、やっぱり改善していかなくちゃいけないなというふうに思っています。我々にとってはこの1勝って凄く大きくて、私もスタッフもそうですけど、メンバーも決められなくて、去年のことを考えると「なかなか難しいゲームになるんではないかな」と思っていましたし、選手もどうしてもやっぱり去年のことを思い出すというのがあったと思います。そういうのをエネルギーにして、今日は頑張ってくれたと思っています。今日のゲームについては、勝ったということでは満足しています。次の鳥取に向けて準備をしていきたいと思います。以上です。


Q:メンバー選考をギリギリまで悩むということを木曜日の会見でおっしゃっていましたが、今日のダブルボランチの川上(竜)選手と加藤(弘堅)選手の組み合わせはどういう意図があったのでしょうか?


A:そうですね。あの、ボールをいかに持ち出すかということと、切り替えの速さということをちょっとやってきたので、ボールを持ち出した時に幅広い展開をする時に、同じシステムですけど東京さんはボールサイドにずいぶん寄るんですね。ですから、展開力のある2人の選手を使いたいということと、6枚の選手を、サイドバックも高い位置に取らせて、ボランチの2枚とセンターバックの2枚で、4枚が守備のコントロールをするということを考えると、今日はそっちの方が良いのかなというふうに思って、最後にこういう形に選考を決めました。


Q:右サイドバックの川島(大地)選手の起用の意図と、後半は持たれる時間がありましたが、そこはよく耐えたのか、そういう時間をできるだけ減らしていくべきなのか、いかがでしょうか?


A:そうですね。まず、攻撃をするとなった時に、本来のサイドバックがいますけど、少しコンディションを、悪くはないんですけど、ちょっと疲れていたという所でいくと、高い位置を取らせて、両方攻撃ができるように考えました。という所で川島をサイドバックに起用しました。要は彼が外に入っても、中に入ってもプレーできますから、そこは従来のサイドバックだったら中に入るとポジションを取れないので、まずそこでやっといて、ちょっと難しくなったら従来のサイドバックに替えていくというようなことで、今日はローリングをしましたけど、そこが1つです。


あとは、当然1点でなかなか、ボールを奪うんですけど、取った先だったり2つ目ぐらいでミスをするので、なかなかリズムが作れない、ですけど、飛び出す力は凄くみんなあるんですね。そこを少し落ち着いて、ボールを奪う人が次のパスを丁寧にしたり、ボールから後方で視野を取りながらという所が、つい一緒になって走ってしまうという所が、もう少し落ち着いてできれば良かったんではないかなと思います。相手がボールを持った時間はあっても、ボールを奪って速く攻めるか、もしくはしっかりボールを回すという所では、少し今日は物足らないのと、ちょうど(ピッチの)真ん中の所に水が溜まっているんですよね。ですから、少しやりにくかったのはあると思うんですけど、まあ、東京さんは上手いんで、それはどこで引っ掛ければいいかという所で、ウチはそういう意味では少し助かったなと思います。


Q:ミクスタはJリーグでも屈指の素晴らしいスタジアムだと思いますが、実際のこのスタジアムで初めて指揮を執られた感想はいかがですか?


A:えーと、まず去年ここで別の、立場が違う所で見てびっくりしました。それはやっぱり駅にも近いので、「こういう所で指揮が執れればいいんではないかな」と思いましたけど、現実にそういうことが叶ったということです。でも、トレーニングだけで(ここまで)58回ぐらいなんですけど、なかなかやっぱり難しくて、柱を決めかねないというんですか、なかなか難しかったですね。若い選手を使ったり、若い選手だったら(開幕の)1週間前はちょっとパニクってボールを回せないというようなことを考えながら進んでいった中で、現場に戻れた幸せというのを凄く感じますし、(この)1週間はやっぱり「なかなか厳しいな」という。東京がどういう形で来るのかという所で、「やっぱりサテライトだったパワーがちょっとあるな」とか、いろいろなことを、いろいろな形で情報を取りながら分析して、(相手は)今日のメンバーに収まりましたけど、この(相手の)メンバーも個人的には把握していたんですね、実は。誰が来るかを、ただ並べただけであって、情報は取っていて。勝てたということで本当にホッとしています。


「良いスタジアムでできた」という嬉しい意味はあるんですけど、それまではちょっと「どんなもんかな」という。ちょっと立場的に監督ではない所もあるので、いろいろな方に理解してもらうのに今の状況を喋ったりすると、それも意外と強気な自分じゃない時に帰ると少し、というか大きく不安を感じるという(笑) 「なかなか大変な仕事だな」というふうに思いましたけど、今日は本当に正直言って、選手・スタッフには感謝しています。本当に良かったと思っています。素晴らしいスタジアムでできた初のゲームで、1勝できたというのは忘れられないなというふうに思っています。以上です。


Q:去年1年間久々に現場を離れて解説をされていたことで、監督に復帰されてそれを生かせていることはあるでしょうか?


A:あの、なかなかまだ整っていませんけど、しっかり守備をしてというのではなくて、高い位置を取ってという所で行くと、質問にあったように右サイドに左利きを置いたりとかという意味では、我々はもうJ2、J1は3節終わっているんですけど、(J3は)初めて開幕ですよね。で、見ていくとやっぱり結果にこだわる、どうしてもリアクションなんですね。それは私もいろいろなチームでやってきました。清水についてはリアクションだけではなくて、逆に特徴を生かすと攻撃をするという所で進めてきました。


今年のチーム、北九州については守りを先行していないんです。本当は「強烈に攻撃的にやる形を採って、今日勝てるんだろうか?」というのは凄く不安で、しっかり守って取り所をと思いましたけど、現実にそういう形にもなりましたけど、やっぱり点を取れている時とか、入りとか、後半のあのビルディングアップに前からプレスを掛けるというのは、なかなかできないことなんですよね。そういうこともやっぱり、自分たちで仕掛けて、自分たちがやっていることで答えを出したいというのは、まったく今までと異なるなと。いろいろなJ2、J1の試合を見るんですけど、意外と手堅くリアクションで、引っ掛けてカウンターというようなサッカーが多いんですね。それもサッカーですけど、そうじゃないことも解説しながら思う所がありまして、「そういうチームを創れないかな」という意味では、攻撃的なことを狙いに進めていきたいというのは思っています。


Q:今日のサポーターの声援は凄かったと思いますが、感想をいただければと思います。


A:そうですね。出迎えも嬉しかったし、素晴らしかったと思います。で、一緒に喜べたというのが本当に嬉しかったです。また良いゲームをして、「もう少し観客が増えればいいな」と思っています。だんだん落ちているので。(J3)初年度は(1試合平均が)7000人近かったんですね。去年は4500人が平均ですから、それより今年は増えるように、良いゲームを見せてやっていきたいと思っています。ゲームがものすごくしんどい時に、あの応援というのはものすごく選手も私たちスタッフも力になりました。よく聞こえていましたので感謝しています。


以上です。


土屋


J2第3節 岐阜×岡山 試合後の岡山・喜山康平コメント

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岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた
2019 明治安田生命J2リーグ第3節の
FC岐阜×ファジアーノ岡山は
2-1で岐阜が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
岡山・喜山康平のコメントです。


(岡山・喜山康平)
Q:少し難しいゲームになってしまいましたが、全体的な印象はいかがですか?


A:前半は攻撃の距離感を近くして、しっかり全員が関わって攻撃していくという部分で、少し相手のプレッシャーに対して、ポジション取りだったり、選手自身の選択肢もそうですけど、ちょっと逃げ腰になった部分もあったし、そこでやっぱりちょっと消極的なプレーが全体的には多くて。でも、失点自体はしたけど、チャンス自体はこっちの方が多かった中で、選手のやっている印象としてはあまり良くなかったですね。その弱気な所はもったいなかったなというのはあります。


結構岐阜は特殊なやり方なので、もっとうまくサイドに振りながら、相手陣地に入ってもサイドに振りながらできれば良かったなと思います。そこは後半に入って意識はしたんですけど、まだ精度だったり技術の部分、ポジション取りとかも、やっぱりまだオレたちは下手なので、とにかく練習して、試合で自信を持ってやれるようにしていかないと、という感じに思いました。


失点はもったいない部分はありましたし、時間帯や場所を考えてプレーしないといけないですけど、そこも含めてやっぱり、特に1点目はちょっと審判のジャッジを待ってしまった感じがあったので、それは前半のみんなにも言えるんですけど、やっぱり審判に頼るのではなくて、まず倒れないでしっかりプレーするというのを、改めてみんなでもう1回意識しないと、審判によってはジャッジが変わってくることもどうしてもあるので、そこに頼らないというタフさはちょっと足りなかったと思います。


Q:個人としては4バックの左サイドバックという新たなポジションにトライしていますが、そのあたりのフィット具合はいかがですか?


A:まだ試合によって、相手によっても立ち位置を変えていかないといけないポジションだと思うし、自分は周りとうまく絡んでプレーしていくタイプなので、そこはもう少し攻撃の部分とか、相手の陣地に入ってからのコンビネーションを、もう少し上げていきたいのはあります。


Q:ゴールシーンは喜山選手が斜めに入れたボールからのクロスオーバーでしたが、アレは練習でもやっていた形ですか?


A:そうですし、今日の狙いというか、中盤が絞る分だけ逆サイドが凄く空くので、ああいう絡みをもっとできれば良かったかなと思うんですけど、楽しいポジションではあるので、頑張ってやっていきたいと思います。


以上です。


土屋

J2第3節 岐阜×岡山 試合後の岐阜・会津雄生、山岸祐也コメント

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岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた
2019 明治安田生命J2リーグ第3節の
FC岐阜×ファジアーノ岡山は
2-1で岐阜が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
岐阜・会津雄生、山岸祐也のコメントです。


(岐阜・会津雄生)
Q:もともとイメージしていた左サイドバックと、このチームの左サイドバックだと、どういう所が違いますか?


A:前半とかは特に自分は結構高い位置を取りたかったんですけど、「まずは守備から入ってくれ」という指示だったので、なかなか前に行けなかったのと、中盤が4-4-2のダイヤモンドなので、自分の前に人がいないというのは少し大きいかなと思います。4-3-3だとワイドに張っていて、自分がオーバーラップしてというイメージで、自分が今までやってきたのもそういう形だったので、そこは結構難しさもあります。あとは、右の柳澤(亘)が結構高い位置を取るので、自分はそこのバランスを取らないといけないかなと。川崎フロンターレは両サイドバックが高い位置を取って、というサッカーをやるんですけど、今のウチは「リスクマネジメントをまずはしっかりやろう」と大木監督も言っているので、自分がそこはバランスを取って、タイミングがあればもう少し前を取りたいなというふうに思いますけど、今日は展開的にも、あとは相手の攻撃的にも、ちょっと守備から入ろうというふうに考えていました。


Q:後半はレオ ミネイロ選手が同じサイドに入ってきましたが、そのあたりはいかがでしたか?


A:レオ ミネイロが入ってきて、結構自分と1対1をやってというのが相手のイメージだったと思うんですけど、自分もうまく守れましたし、今日に関してはそこまで脅威じゃなかったかなと思います。


Q:先ほどおっしゃった中盤ダイヤモンドのサイドの選手との関わり方は相当難しいんじゃないかなと思いますが、実際はいかがですか?


A:そうですね。「サイドハーフはいない」みたいな感じなので(笑) 永島(悠史)も内側を通るので、自分の前に人がいない状況で、自分は左利きじゃないから、なかなかオープンに置いてというのができない中で、その難しさは練習でもっとやっていく必要がありますね。


Q:例えば会津選手が育ったレイソルのU-18では、左のセンターバックと左サイドバックに必ず左利きが入って、ビルドアップをスムーズに行うという特徴があったと思いますが、このチームで右利きの左サイドバックとしてどういう強みを出せると思いますか?


A:もう少し中に入って中盤に関わったり、ボール回しに参加したりするのが1つかなと。今日はなかなかそういう場面はなかったですけど、ちょっと"中盤チック"に入ってボール回しに参加するというのもアリかなと思ってはいます。あとは、自分がもっと運動量を上げて、走って、後ろをカバーしつつ、前にもっと行くというのは、もっと増やしたいなと思います。まだ始まったばかりですし、これからどんどんやりながら変わっていくと思いますし、コンビネーションとかも、自分は今日やったメンバーとほとんど一緒にやったことがないので、まだまだ改善できる余地はたくさんありますし、やっていく内にどんどん良くなっていくと思うので、そんなに心配はしていないというか、徐々に徐々に良くなっていくと思います。まあ、周りの選手が同い年ばかりなのでやりやすいです。


Q:こうやって実際にプロのピッチに立ってみると「楽しいなあ」みたいな感覚はありますか?


A:今日とかはレオ ミネイロとマッチアップしていて、ああいう選手は大学生にいないですし、ハードですし、そういう楽しさはありますね。今日も守備でそこまでやられた印象もなかったですし、後半は特にうまく守れていたので、キツいですし、苦しいですけど、それが楽しいみたいな感じはあります。良い緊張感を持ってやれていると思います。


Q:しかし、レイソルU-18時代を考えると、左サイドバックをやっているのは結構意外です(笑)


A:そうですよね(笑) 当時からしたら全然違うポジションですし、自分も全然想像していなかったですから(笑) だから今もまだまだ勉強中です。やり始めてからもそんなに時間は経っていないですし、サイドバックの選手として自分で伸びしろも感じますし、そこは自分でも楽しみながら成長していけたらと思います。やっぱり試合に出て成長していきたいですね。


Q:ユースの同期だった中山雄太や手塚康太が先にプロのステージで活躍していた訳ですが、やっぱり彼らを意識している部分はありますか?


A:もう凄く意識していますよ。雄太なんかオランダに行ってますし、康平もネルシーニョ監督になっても今はずっと試合に出ていますし、彼らの活躍というのは凄く刺激になっていますね。今年はレイソルとも対戦できますし、凄く楽しみです。


(岐阜・山岸祐也)
Q:1点目も2点目も切り替えの速さから得点に繋げたのは、良い意味で山岸選手っぽくなかったですね。


A:ああ、昔のオレだったら考えられないですね(笑) でも、大木さんは自分の守備のことを「ボールを奪える」と言ってくれていて、この前の徳島戦もボールを奪って(風間)宏矢に出してチャンスになったシーンがあったんですけど、前線から守備をすれば後ろも楽になるし、そういう所は常に意識しながらやっていますね。


Q:1点目のアシストはピンポイントでしたけど、ボールを持った瞬間にあそこをイメージしましたか?


A:そうですね。もうイメージ通りです。たぶんちょっと一瞬中を見てからだと"慌てる"じゃないけど、急いでクロスを入れたりしたかもしれないですけど、自分の中でここ2週間はゴール前で落ち着くことを意識していて、それが良い形で力が抜けて、イメージ通りに蹴れたと思います。


Q:永島選手からパスを受けたシーンも、シュートまでは落ち着いていましたけど。


A:そうなんですよね(笑) アレが入らないから。ここに止めて、ここに置いて、こうやってタイミング外して、サイドネットにというイメージで蹴ったら、全然真正面に行っていて... ああいうシーンをもっと増やしていけたらゴールもアシストも増えると思うし、チームも強くなっていくと思うので、もっと増やしていきたいですね。


Q:2点目のアシストはいかがですか?


A:もうニアですね。怖い所に入れようと思って。アレもイメージ通りのクロスでしたけど、「何か起きればいいな」と。公式記録を見たらオウンゴールになっていましたけど、ゴチャゴチャってなって入ったので。でも、相手からしたら絶対あそこに入れられるのは嫌だし、結構スピードを持って入ってきたから、良いボールを入れられたかなと思いますね。


Q:このシステムだと、攻撃の時に中盤サイドの"7番"と"8番"をどう使っていくかは、1つのポイントなのかなと思いますが、いかがですか?


A:"7番"と"8番"がサイドを取って、オレらもサイドに行ったら、サイドに凄く人数が集まるので、後半も何度かポンポンと回すシーンがありましたけど、アレなんかは岐阜っぽいし、あそこで崩せたらたぶん相手も嫌だとは思います。試合の状況を見ながらやっていますね。


Q:在籍2年目になって、このチームの中での立ち位置や役割がより整理されてきた感じはありますか?


A:そうですね。でも、岐阜のサッカーって難しくて、1年目から馴染むのは特に難しくて、去年はサイドに張るポジションをやっていたので、ずっと自分の中で「もっと成長しなきゃな」って思っていました。そういう中で今年は真ん中をやっていて、まずポジションがガラリと変わった所で、自分的にはずっと慣れていたこともあって、やっぱり中の方がやりやすいし、あとは切り替えだったり、大木さんが強く言う所は、ある程度もう無意識でできるようになってきているので、良い傾向にあるなと個人的には思います。立ち位置は変わらないです(笑)


Q:こういうスタイルだからこそ、結果が付いてくることでもっと周囲の評価を高められると思いますが、そのあたりはいかがですか?


A:今年は逆に「岐阜っぽくない」って言われてますね。2トップに結構入れるじゃないですか。でも、大木さんは「ノープロブレム。問題ない」と。ゴールキックからゴールまで行けちゃうシーンもできてきたし、それにプラスアルファで自分たちがやれることがあると思うし、それができたら相当強いと思うので、「1つのことだけ」「繋ぐだけ」じゃなくて、「それでも行けちゃうよ」というのができてきたら相当強いですよね。今年は守備が安定しているというのは自分の中で凄く思っているので、後半は流れが悪かった時にしっかり断ち切れたというか、連続失点しなかったのは「去年とは違うな」とは思います。失点しないというのは凄く大きいし、あとはオレらが取るだけですね。


Q:少しデリケートな話ですけど、大木さんの奥様に不幸があった中で、選手同士でこの試合に向けてそういう話をしていた部分はあったんですか?


A:みんなでお通夜に行ったんですけど、オフ明けのミーティングで「この前はありがとう。でも、もうこれで終わりだ」と。大木さんって凄く芯が強くて、人として尊敬できる人で、全員が尊敬していると思うし、自分はその言葉を聞いた時に「今日から次の試合のことだけを考えよう」と思ったし、大木さんは凄く強いなと思ったし、「この人に付いていこう」という気持ちが自分は上がったというか、強くなりましたし、それはたぶんチームみんながそうだと思います。言葉は少ないけど、みんなも「大木さんのために」とかではなくて、「この人に付いていこう」というのは思っていたはずです。だから、みんなで話したりとかはないと思いますけど、きっとみんな個人的には思う所があったと思います。


以上です。


土屋

J2第3節 岐阜×岡山 試合後の岡山・有馬賢二監督会見コメント(2019)

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岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた
2019 明治安田生命J2リーグ第3節の
FC岐阜×ファジアーノ岡山は
2-1で岐阜が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
岡山・有馬賢二監督のコメントです。


(岡山・有馬賢二監督)
はい。お疲れ様です。まあ前半はね、球際の所を含め、競り合いの所を含め、腰の引けたというか、自分たちが「本当に戦うんだ」という所を出せずに入ってしまって。ただ、後半は本当に球際を含め、自分たちがボールを奪取して、自分たちがボールを意図的に運んでいくんだという形でね、ゴールには結び付けたし、チャンスは創れたと思っています。ただ、そのリズムの所でね、もう1点しっかり取れるとか、あとはやっぱりボールを運んでいく時にもっと全体が関わって、しっかりとサポートしながら運んでいかないと、ああいう岐阜さんの前からの得意なプレッシャーで、ボールをロストしてしまったと。そういう展開だと思います。後半自体はそんなにピンチも作られてない中でね、そういうゲームになったのが少し残念ではありますけど、これからも後半のような戦い方をできるようにしていきたいと思ってます。以上です。


Q:2失点ともミスが絡んだと思いますが、その点についてはいかがでしょうか?


A:そうですね。だから十分修正できるミスかなと。明らかに崩された云々ではなくて、自分たちが次の試合に向けて、十分修正できる部分だと思うので、次に繋げていかなきゃいけないなと思っています。


Q:前後半でレオ ミネイロ選手の位置が変わっていましたが、その意図を教えてください。


A:あの、まあ時間を作る場所、サイドハーフの(久保田)和音を少し内側に入れることで、中で時間を作りながら、レオのスピードを少し外で生かすということでね、ポジションを変更しました。その中で後半の入りが良くなって、ゴールに結び付いたのかなとは思っています。


Q:構造的に岐阜の4‐4‐2の両側が空きがちなのはスカウティングでも認識されていると思いますが、そこを意識した攻撃自体は今日出せたでしょうか?


A:そうですね。当然外だけではそれでも簡単には崩れないので、ゴールのシーンがあったように、中をしっかりと行きながら、今度は外が空いてきたんであれば、外から行くと。まあ外だけではなくて、当然中と外を相手を見ながらやっていくことが大切かなと思って、ゲームには入っています。


以上です。


土屋

J2第3節 岐阜×岡山 試合後の岐阜・大木武監督会見コメント(2019)

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岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われた
2019 明治安田生命J2リーグ第3節の
FC岐阜×ファジアーノ岡山は
2-1で岐阜が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
岐阜・大木武監督のコメントです。


(岐阜・大木武監督)
えーっと、なかなか思うように行かない所もあったんですけども、勝ち点3が取れたということは非常に良かったと思いますね。また、そっちからアプローチして、勝ったことは何でかという所からアプローチして、もう少し頑張って、次のゲームも勝てるように頑張りたいと思います。


Q:今日の前線からのプレスがハマった要因と、今日の試合の収穫と課題を教えてください。


A:プレスがハマった要因というのは、「いつもやってるから」と言うしかないですよね。もちろんプランはありますので、そこは。その通りやったこと。それから収穫ですか。収穫はやっぱり2点取れたこと。それから追い付かれても、もう1点取りに行けたこと。それから粘り強く守れたこと。課題は、もっと落ち着いてできるという気持ちはありますね。そのあたりはまだまだだと思います。


Q:もっと落ち着いてできるというのは、具体的に言うと後半の最後でしょうか?


A:そうですね。後半の最後じゃなくて、全体的にですね。


Q:開幕からルーキーをサイドバックに起用されていて、若くて可能性のある選手がたくさんいますが、大木監督がサイドバックに求めることはどういう所でしょうか?


A:まあ、正直サイドバックというよりも、全員に同じことを求めている。ただ、その中にポジションの特性があるのでね。そこに対しては、そういう特性を持った選手、まあ自分で思っている特性がどういうことかと言ったら、やっぱり攻撃ができること、守備ができること、と言えばもうそれは全選手に当てはまることで、なかなかそういうポジション別にというか、そこではうまく、こう話せないですけど、でも、やっぱりサイドバックにいる選手はライン際でプレーできる選手ですよね。そのスピード感もあったり、もちろん守備が強かったり、前に出れたり、戻せたりと。やっぱり言っていると「全部同じだな」という気がするんですけども、サイドにやっぱりスペシャリティというかですね、そこでプレーできる雰囲気と言ったらいいのかな。それを持った選手ですね。それが大切だと思いますね。まあ"やり慣れている"と言ってもいいのかな。はい。他の選手を持ってきてもいいけど、やっぱり真ん中でやっている選手がやってもなかなか難しい所もありますし。ただ、できないということはないと思いますんでね。そのあたりは、今言ったことで答えになったかどうかわからないですけど、すべてを求めている部分はありますね。


Q:今年のここまで試合に出ている大卒の3人は、監督からご覧になってどんな個性を持っていますか?


A:サイドバックをやっているだけのことはあって、ライン際でプレーできるということ。やっぱり真ん中よりどちらかというと、これはじゃあ「何でだ?」と言われるとよくわからないんですけど、サイドでプレーできる要因はあります。ポイントを持っていますよね。ただ、真ん中でプレーしろと言われてもできると思いますよ、たぶん。ただ、よりサイドでプレーした方がいい。それからもっと言えば、真ん中でプレーできる選手がいるから、「やっぱりオマエらはサイドでもう少し頑張ってくれ」という所もありますよね(笑) そういうあたりで、何と言っていいのかわからないですけど、サイドバックで獲った選手はやっぱりそれなりにプレーしているということ。そのあたりは非常に心強い。それは収穫ですよね。はい。


Q:聞き方は難しいですが、大木監督のご身内に不幸があったことで、純粋にサッカーに向かっているとは思うんですけど、もしかしたら選手の気持ちが今日の試合に現れたんじゃないかなと思うのですが、いかがでしょうか?


A:関係ないと思います。はい。関係あったら困ります。もっと言えば今日は選手が「喪章を巻かせてくれ」と。今、そういう話になりましたから話しますけど、それはお断りです。はい。関係ないですね、全然。全然関係ない。


Q:去年と今年では中盤の形が違いますが、ダイヤモンドでやっている今年の形がどれぐらい大木監督の思い描くイメージに近付いてきているかと、まだどういう所に課題があると感じてらっしゃいますか?


A:えーと、ダイヤモンドをやっているというのは、正直昔に戻ったような気持ちですね。そのフォーメーションは昔も4‐3‐3をやっているのを、昔の4‐3‐3とここに来ての4‐3‐3とはちょっと趣が違う。その中で、まあ、誰がワイドを取るかという所の違いだけで、どちらかと言うと真ん中とかボールサイドに人が集まるような状況を作っている。それは割と成功していると思います。ただ、その中でもうちょっと落ち着いてやれるというか、ちゃんと立てる所には立てていると思うんだけど、少しミスが出たりとか、何かちょっと慌てたりする感じがある。そのあたりをもうちょっと解消しないと、望むようなゲームができないかなというような気がしますね。


Q:頂点の所の選手が前に出ていくか、引くかの違いが、3トップか中盤ダイヤモンドの違いじゃないかなと思いますが、風間(宏矢)選手の流動性はいかがですか?


A:だから、本当だったら4‐3‐3で去年やっていた、一昨年やっていたと言ったら、"9番"とウチは言うんですけども、"9番"が落ちてきて、大きくワイドに張った2トップと。基本的にはそれと同じなんですよね。ただ大きく張った2トップが中に詰まっているだけで、今も風間宏矢は"9番"と言っている訳で、要するに中盤のダイヤモンドヘッドが"9番"という話にしている訳で、"10番"、"11番"が2トップ。そうすると落ちなくても人数はいると。かなり今日なんかそれで前半は良い感じは、やりそうな所はあったんですけど、どう考えたって4対2ぐらいで中盤は数的優位。それをそこに出せなかったり、それをそこでミスってしまったりという状況で、そこに来た時にはもう両サイドは、今言われたサイドバックですね。サイドバックが、外でプレーできる選手がどフリーになっている。ただ、そこにボールを渡さない。そこで渡す時にミスになってしまうと。そのあたりがうまく出てくると、もうちょっとスムーズに行けるかなという気がしますね。はい。あんまり言うとアレかな?(笑) でも、見りゃわかるよね。


Q:三島(頌平)選手がアンカー気味にポジションを取っていた中で、あのポジションを任せた意図と、アンカーの位置の役割を教えてください。


A:んーと、どちらかと言うとサイドバックがワイドを取るので、0コンマいくつか(何秒)は体重が後ろに掛かるかなという気がします。ただ後ろに掛かるだけじゃなくて、やっぱり前に出ていく力もないとダメ。三島も今日は何回か前に出ていっていると思いますけど、その時に誰が埋めるかというのもあるんですけど、スタートポジションとしたら三島は、(中島)賢星もそうですけど周りの選手を見れますよね。そうすると穴を埋めたりとか、自分が出ていかなきゃならない時に出ていけたりとか、そういう所で攻撃的というよりも、周りを見れて、そこに対してプレーできるという部分ではちょっと長けている所があると思いますんで、そのあたりではまあ「うってつけかな」という気がしますね。


Q:前半はダイヤモンドの裏のスペースを活用されて、ダイアゴナルに入られてシュートを打たれたシーンがあって、そこは三島選手が動いて落ちてくるのか、カバーするのかという所はいかがでしょうか?


A:違いますね。"7番","8番"ですね。だから、(宮本)航汰と(永島)悠史ですね。落ちるというよりも、例えば右サイドから攻められている時に、左の"8番"の悠史が、あの25番の久保田(和音)くんの内側に取るくらいのポジション、やっぱりちょっとそこまで行かなかった感じがしますね。そのあたりでちょっと後手を踏むという感じですね。だから、そのあたりはまだポジションとして慣れていないというか、まだこう、うまく行かない部分がありますね。


Q:今日の交替のプランについて教えてください。


A:後半に、割と落ち着かないというか、パワーもありますので、プレッシャーが掛からないと後半ですね、特に。2トップにボールが入っちゃったですね。その入った所で抑えられないというか、それはやっぱり一番の原因。その時にやっぱりさっき言ったように、うまく中に絞って中盤がセカンドボールを拾ったりとか、もし2センターバックが、なかなか難しいんですけども、止められないという所。それからもう1つは、レオミネイロが外に張り出して、中盤が入ってきた分だけ、1枚中盤が増えたような感じに見える。そのあたりをうまく拾えなかったというのが、まあちょっと押し込まれた感じがあるという気がしますね。


以上です。


土屋

新人戦埼玉決勝 正智深谷×昌平@青木町公園G(2019)

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0217aoki.JPG埼玉の"一冠目"を巡るファイナルは文字通りの頂上決戦。8年ぶりの優勝を狙う正智深谷と、2年ぶりのタイトル奪還を目指す昌平の一戦は川口市青木町公園陸上競技場です。
インターハイ予選は準々決勝で浦和南に、選手権予選もやはり準々決勝で昌平に競り負け、全国切符を掴み取るまでには至らなかった昨シーズンの正智深谷。復権へと向かう新シーズン最初の公式戦となる今大会は、初戦で大宮南に5‐0で快勝を収めると、準々決勝では浦和南を2‐1で退け、まずは夏のリベンジを達成。準決勝の聖望学園戦は後半終了間際に追い付かれながらも、延長戦で津川勇作(2年・愛知FC)が決勝ゴールを叩き出し、3‐2の辛勝でファイナルまで。今度は秋のリベンジを成し遂げるべく、決勝の80分へ挑みます。
3年連続となった夏の全国では、結果的に選手権王者となった青森山田に高体連との対戦では唯一の土を付け、2年ぶりに堂々たるベスト4進出。冬の日本一が現実味を帯びていったものの、埼玉スタジアム2002で浦和南に1‐2で逆転負けを喫し、埼玉決勝での敗退を突き付けられた昨シーズンの昌平。主力の大半が入れ替わって臨んだ今大会でしたが、初戦の熊谷工業戦を7‐0と好発進でスタートすると、西武文理に9‐0、西武台に6‐0と、3試合で22得点という驚異的な攻撃力を遺憾なく発揮。「優勝して課題を見つけていくのが理想だという話はしました」と藤島崇之監督も話したように、リーチの懸かった"一冠目"を全力で奪いに行く覚悟は整っています。スタンドはほぼほぼ大入り満員。楽しみな決勝は昌平のキックオフでスタートしました。


開始1分経たない内のチャンスは昌平。中央でボールを持った須藤直輝(1年・大宮アルディージャJY)はすかさずスルーパス。「動き出しが自分の特徴だと思います」と話した小見洋太(1年・FC LAVIDA)が抜け出し掛けると、たまらずDFがイエローカード覚悟でストップしましたが、いきなりFKのチャンス。ゴールまで約25mの位置からレフティの大竹琉生(2年・FCクラッキス松戸)が枠へ飛ばしたキックは、正智深谷のGK上原雄翔(2年)が掻き出したものの、直後に今度は左から大竹がクロスを送り、小見が放ったシュートはまたも上原がファインセーブで回避。いきなり昌平がフルスロットルで立ち上がります。
ただ、15分を過ぎたあたりから正智深谷も少しずつ手数が、津川を起点に波多野晟愛(2年・GRANDE FC)が左へ振り分け、上がってきたサイドバックの市川侑吾(1年・東松山ペレーニアFC)が入れたクロスはゴールラインを割ったものの、ようやくチャンスの一歩手前まで持ち込むと、直後にも金田奎人(2年・高崎FC)が山本滉(1年・1FC川越水上公園)とのワンツーからエリア内へ侵入するも、ここは昨年から昌平の守護神を務める牧之瀬皓太(2年・GRANDE FC)が丁寧にキャッチ。19分にも金田のポストから津川が左へ送り、波多野のドリブルは昌平の右サイドバックに入った柳田亘輝(2年・三郷JY)がカットしましたが、「相手に前で基点を作られて、こぼれを拾い切れなかった」と藤島監督も振り返ったように、正智深谷が押し戻したゲームリズム。
20分も正智深谷。相手のパスを引っ掛けた金田がドリブルから打ち切ったシュートは枠を越えるも、積極的なファーストシュートを。22分も正智深谷。右サイドバックの大塚天翔(1年・坂戸ディプロマッツ)、右サイドハーフの佐々木達也(2年・高崎エヴォリスタFC)、波多野とボールが回り、津川のシュートは牧之瀬が何とかキャッチ。25分も正智深谷。津川の左クロスに、ニアへ飛び込んだ佐々木のヘディングは枠の左へ外れるも、27分は決定機。佐々木の縦パスを収めた金田は、反転から左足一閃。ここも牧之瀬がファインセーブで阻止しましたが、山田裕翔(2年・大宮アルディージャJY)と猪爪悠真(2年・東松山ペレーニアFC)のセンターバックコンビと、中盤アンカーの山口正樹(2年)で組んだトライアングルも安定感を増し、漂い出す先制点の香り。
ところが、ワンチャンスを生かしたのは緑の王者。30分に紫藤峻(2年・大宮アルディージャJY)からボールを受けた大和海里(2年・VIVAIO船橋)は、「ゴール前の所でドリで行くと見せかけたら、峻がうまく動き出してくれたので」絶妙のスルーパス。抜け出した紫藤は冷静に左スミのゴールネットへボールを送り届けます。「あそこに出せば峻は決めてくれる」という大和の信頼にきっちり応えた紫藤はこれで4戦連発。昌平が1点のリードを奪いました。
35分も昌平。右サイドで柳田がスローインを送ると、ターンしながら左足で狙った小見のシュートは上原がキャッチ。37分も昌平。ボランチから右サイドハーフへスライドした小川優介(1年・FC LAVIDA)と小見の連携で獲得した右CKを大竹が蹴ると、上原のパンチングから今度は正智深谷のカウンター。佐々木がゴールライン際で残して上げたクロスに、山本のシュートは牧之瀬にキャッチされたものの、確実にフィニッシュまで。「前半は良くなかったですね」とは藤島監督ですが、最初の40分間は昌平が1点のアドバンテージを手にして、ハーフタイムに入りました。


後半のファーストチャンスは正智深谷。41分に相手のパスミスをさらった波多野は、津川とのワンツーからエリア内へ潜ってシュート。最後は昌平のセンターバック高橋孝太(2年・浦和レッズJY)がブロックしたものの、前半から目立っていた波多野と津川でやり切ったフィニッシュに滲む同点への強い意欲。
44分の主役は「チームを得点という部分で引っ張るポジションなので、得点は決めないといけない」と言い切るストライカー。小見からのパスで前を向いた大和が、「自分でターンした時にシュートが第一の選択肢にあったけど、洋太の方がフリーで見えたので」高速スルーパスを通すと、「結構速くて浮いていたんですけど、準備はできていた」小見は極上のトラップから、冷静にゴールの左スミへボールを流し込みます。「多分グラウンドも天然芝でフワフワだったので、人工芝だったら流れていたかなというのもあるんですけど、まあ、良かったです」と笑った11番は、これで紫藤に続いて圧巻の4戦連発。昌平のリードは2点に広がりました。
48分には双方に交替が。正智深谷は山本を下げて、大橋力也(2年)をそのままインサイドハーフへ。昌平は小川と鎌田大夢(2年・JFAアカデミー福島)をスイッチして、アタッカーの顔ぶれに新たな変化を。58分には昌平にFKのチャンス。左寄り、ゴールまで35m弱の距離でスポットに立ったのは大竹。ここまで7ゴールをマークし、チームのトップスコアラーとなっている左サイドバックは直接狙い、ボールはわずかに枠の上へ外れたものの、「キックは良いものを持っている」(藤島監督)レフティが沸かせたスタンド。
真打ちの追加点は60分。須藤、鎌田、小見と細かく繋いだボールを、鎌田は丁寧にラストパス。「大夢くんに付けて、押し込んだ時に自分も追い越して、スペースに入っていった」須藤は1対1の状況にもGKを右へ外し、無人のゴールへシュート。ボールはゴールネットを確実に揺らします。「去年は全然ゴールが決められなくて、チームを引っ張っていけなかったので、もっともっとゴールに近い選手というのを意識してやっていきたいと思います」と口にした10番は、今シーズンも高校サッカー界の要注目選手であることに疑いの余地なし。昌平に大きな3点目が記録されます。
63分の決定的なチャンスは「去年とは全然違いますよね」と指揮官も言及するナンバー9。鎌田がドリブルで果敢に仕掛け、こぼれを拾った大和は右に持ち出しながら、そのままシュート。軌道はクロスバーを越えたものの、「自分は緩急とか、ドリブルとか、ゴール前のアイデアとか、そういう所が武器になってくると思う」と話す大和の爽快感すら覚える仕掛けへの強い意欲。逆に65分には正智深谷に久々のチャンス。中央を通した大橋のスルーパスに、金田が走って抜け出すも、飛び出した牧之瀬は躊躇ないタックルで危機回避。66分は昌平に2人目の交替。後半は効いていたボランチの藤原太征(2年・ヴェルディSSレスチ)に替えて、柴圭汰(1年・伊奈小針中)をそのままの位置に投入。67分は正智深谷に2枚替え。佐々木と猪爪を下げて、宮島夕翔(1年・カムイFC)と荒井巳稀(2年)をピッチへ。ゲームは残り10分間とアディショナルタイムへ。
70分は昌平のアタック。須藤、大和、須藤、小見とフラッシュパスの連続で、飛び出した大和はわずかにコントロールを失ったものの、終盤でも衰えることのない躍動感を。78分は正智深谷。中盤で奮闘し続けた山口のミドルは、牧之瀬ががっちりキャッチ。79分の昌平は3人目の交替として、スタンドからの歓声も大きかった小見と山内太陽(2年・プレジールSC入間)をスイッチ。80+3分の正智深谷は、4人目の交替で左サイドへ送り込まれた須田廉太郎(2年)が軽やかなドリブルからシュートまで持ち込むも、DFがブロックすると、これがこのゲームのラストシュート。「25得点がたぶん注目されがちなんですけど、チームとしては失点ゼロで行けたというのが、今大会の良かった所だと思います」と大和が話したように、西澤寧晟(2年・リベロ津軽SC U-15)と高橋で組んだセンターバックコンビとGKの牧之瀬を中心に、鉄壁の守備陣は大会を通じて1つの失点すら許さず。昌平が4試合で25得点無失点という圧倒的な力の差を見せ付け、埼玉での"一冠目"を獲得する結果となりました。


「極端な話、もうバイタルに入ったら仕掛けの所と、サイドもオープンでボールを受けたら縦に行こう、縦に行こうというのはアリかなと思って。上手さだけでテクニカルな状況が目立つだけより、縦の推進力とか、そういう所は今年はできるかなと思っているので」と藤島監督が話したように、今シーズンの昌平はおなじみの流麗なパスワークに加えて、個でやり切る姿勢がより鮮明に。「あまり自分は体が強い方ではないので、相手をわざと寄せたりとか、ギリギリのタイミングで前に出れればファウルももらえますし、ボールタッチの場所とか、スピードとか自分はこだわってやっています」という大和のスピードや、「もっと自分ならできるというのを自分に問いながらサッカーをやっています」と話す須藤のクイックネスは別格として、「オフ・ザ・ピッチも結構みんなやんちゃというか、個性的というかで大変なんですけど、それもサッカーの面で個性が出ているというのは本当に良い所だと思います」とその須藤も笑ったように、今年は今年で他にも強烈な個性派揃い。「今年の方ができないことが多いので、去年より伸びしろが確実にあると思います。頑張らせます(笑)」と指揮官も新たな期待を寄せる2019年度の昌平も、大いに注目する必要があることは間違いありません。       土屋