森島寛晃氏が見たC大阪の新たな歴史。2度の悲劇を経て、ついにたどり着いた初タイトル

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セレッソ大阪が悲願の初タイトルを獲得した。埼玉スタジアムで川崎フロンターレと対峙した、4日のYBCルヴァンカップ決勝を2‐0で制して、通算12チーム目のカップウイナーズとして歴史に名前を刻んだ。フロントの一員として大一番を見守り、表彰式後には後輩たちの手で胴上げされた初代ミスター・セレッソ、森島寛晃氏(45)が抱いてきた思いをたどりながら、セレッソが歩んできた過去、現在、そして未来をあらためて描写する。(取材・文:藤江直人)

C大阪、初タイトルで体現したチームの結束。「ルヴァン組」の想い背負った責任と感謝

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4日に行われたYBCルヴァンカップ決勝。セレッソ大阪が川崎フロンターレとの熱戦を2-0で制し、クラブ史上初のタイトルを獲得した。悲願達成までの道のりは決して平坦ではなかったが、カップ戦の存在がチームの結束を一層強めた。決勝に出場したセレッソの選手たちが胸に秘めていた思いに迫る。(取材・文:舩木渉)

[C大阪]ルヴァンカップ決勝戦を翌日に控え、「結果を出して、チームを助けたい」と柿谷曜一朗

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 3日、JリーグYBCルヴァンカップ決勝の前日会見が埼玉スタジアム2002で行われ、C大阪からは、チームを代表してユン・ジョンファン監督と、柿谷曜一朗主将が登壇した。

「明日は最善を尽くして、いい結果を持って来られるように頑張りたい。選手たちを信じてピッチに送り出す。この試合のために、徹頭徹尾、準備してきたことをグラウンドですべて出し切ることができれば、きっと、いい結果が付いてくる」と指揮官が力強く話せば、「明日はどんなプレーでチームを勝利に導きたいか」と質問された柿谷も、「ゴールを取ることを一番に考えてプレーしたい。そこに尽きる。みんなでここまで積み上げてきたルヴァンカップ。最後は自分が結果を出して、チームを助けたい」とキッパリ。

 注目度の高さを物語るように、集まった大勢の報道陣を前に、幾分、緊張した面持ちではあった柿谷だが、「明日の試合が楽しみで仕方ない」と、試合が待ち切れない様子だった。

 前売りでチケットが完売した今回のルヴァンカップ決勝戦。C大阪と川崎F。どちらが勝っても初のタイトル獲得となる大一番で、桜の8番が輝きを放つ。

写真:小田尚史

C大阪・杉本健勇が迎えた覚醒の時。自身初の2桁ゴール。遠回りして、強くなったセレッソ愛

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J1の首位を走るセレッソ大阪の大型ストライカー、杉本健勇が覚醒の時を迎えている。浦和レッズに快勝した22日のJ1第22節の開始6分に先制点、2分後に追加点を見舞う大活躍を披露。ゴール数も自身初の2桁に乗せて得点王争いに参戦した。日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督も注目する24歳のホープのサッカー人生を振り返ると、川崎フロンターレへ完全移籍した2年前と、今シーズンから指揮を執るユン・ジョンファン監督との出会いがターニングポイントになっていることがわかる。(取材・文:藤江直人)

C大阪・山村和也、トップ下で開花した才能。ユン監督の慧眼。本人も知りえなかった潜在能力

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前半戦を終えたJ1戦線で、最大の発見と言ってもいいだろう。ボランチやセンターバックを主戦場としていた昨シーズンまでと一変して、トップ下として眩い存在感を放っているセレッソ大阪の山村和也。今シーズンから指揮を執るユン・ジョンファン監督の慧眼に導かれ、12年ぶりとなる首位に立ったセレッソを攻守両面でけん引するプロ6年目の27歳の現在地に迫った。(取材・文:藤江直人)

J1で半数を占めるクラブOB監督たち。現役時代にプレーしたチーム率いる8人の指揮官【編集部フォーカス】

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クラブOBが監督を務めるのは珍しいことではない。だが長きにわたって同一クラブを応援するサポーターは、そうした監督たちの姿を見て、選手時代の記憶を脳裏に浮かべながら感慨深さを覚えるものであろう。今回は、2017年のJ1で指揮を執る監督たちのなかから、選手時代にプレーしたチームを率いている指揮官8人を紹介する。

[C大阪]今季、3年ぶりにJ1を戦うC大阪。始動2日目は3部練習となる早朝6時50分スタート

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セレッソ朝練
 今季、3年ぶりにJ1を戦うC大阪。始動2日目となった13日は3部練習が予定されており、周囲もほの暗い、早朝6時50分から練習がスタートした。
 「3部練」はトレーニングによる体力強化という部分以外にも、長い時間をチームで共有することで連帯感を高める狙いもある。
 鳥栖時代の2012年から14年にかけてユン・ジョンファン監督の元で「3部練」を経験している水沼宏太は、「誰かが遅刻すると連帯責任で罰もあったから、鳥栖の時は、朝来ていない選手がいることが分かると、みんなですぐ電話を掛け合ったこともあります(笑)」と当時を振り返った。
 幸い、3部練習初日となった13日は誰一人遅れることはなかったが、「来てしまえばやるだけだけど、朝起きることが大変」と酒本憲幸が話したように、起床が最初のハードルであることは間違いない。独身の選手にとってはより大変だが、「5時に起きた」という杉本健勇は「目覚まし時計を3つかけました。1つだけだと、もし鳴らなかったらと心配だから(笑)」と“対策”を練ったようだ。
 もっとも、高校サッカー界屈指の練習量を誇る国見高出身の山村和也などは、「高校時代は毎日6時10分から朝練があったので」とサラッと話し、「早く寝ればいいだけなので、大丈夫です(笑)」といつもの爽やかな笑顔で早朝練習を振り返った。
「強い集団になるために大事な時間」(水沼)でもある「3部練」は、13日から16日まで4日間、続けられる予定となっている。
文:小田尚史(エルゴラッソC大阪担当)

[C大阪]山口から新加入のC大阪・福満隆貴が自主トレに参加。「ラストパスなど持ち味を出してチームにプラスαを与えたい」

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 C大阪の今季始動を2日後に控えた10日、山口蛍や丸橋祐介ら昨季の主力に混じって、レノファ山口から新加入の福満隆貴も舞洲の練習場で自主トレを行った。

 クラブハウスを訪れるのはこの日が「初めて」という福満。「ビッグクラブだということは肌で感じたし、選手の人たちも優しく声を掛けてくれました」とC大阪の印象を語った。

 C大阪からのオファーに対しては、「魅力あるチームということは感じていたし、代表クラスの選手も多くいる中で自分もプレーしてみたかった」と移籍を決断した理由を明かした。

 福満と言えば、昨季の第13節・C大阪対山口(2-4)でも印象的な活躍を見せた。「今度はピンクのユニフォームを着て、その活躍を見せて、サポーターの皆さんの期待に応えたい。(山口とは)違うサッカーになるかもしれないけど、ラストパスや自分の持ち味を出してチームにプラスαを与えたいですね」と自身の役割と今季に懸ける意気込みを話した。

 この日はユン・ジョンファン新監督もクラブハウスを訪れ、クラブ首脳陣とミーティングも行った。3年ぶりのJ1を戦うベースを作るべく、始動2日目の13日からは早朝練習も含めた3部練も予定されている。

2017年はこの人物に注目! サッカー界を動かす30人のキーパーソン[日本編/30~21位]【編集部フォーカス】

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例年通り、サッカー界にも多くの出来事が起きた2016年も終わり、新たな1年が始まった。それでは、2017年のサッカー界は誰が動かしていくのだろうか。注目すべきキーパーソンを紹介していこう。今回は【日本編/30~21位】をお届けする。