UAE戦、今野のゴールは奇跡にあらず。2年ぶり代表復帰の34歳MFが見せた進化【カメラマンの視点】

元の記事へ移動

ロシアワールドカップ・アジア最終予選のUAE戦で久々の代表戦ながら躍動し、インサイドハーフの位置から得点まで奪ってみせた今野泰幸。同試合で負傷し、日本代表チームからは離脱することになったが、34歳MFが見せている進化は特筆すべきものがある。(写真・文:松岡健三郎)

[G大阪]長谷川健太監督が今野泰幸の躍動に“してやったり”の表情。「今季、求めてきた動きだった」

元の記事へ移動


 2年ぶりの復帰となった日本代表の今野泰幸が躍動中だ。

 W杯アジア最終予選のUAE戦では貴重な2点目をたたき出したが、インサイドハーフとして新たな役割をチームで与えたG大阪の長谷川健太監督もテレビの前で今野のゴールに歓喜した。「今季、今ちゃんに求めてきた動きだった」。クロスへの入りを求めてきた長谷川監督も、してやったりの表情。

「あの場面で決めるか決め切らないかは本人の持っている力。GKは見ていないと思いますけど(笑)、よく股抜きであそこにボールが行ったと思う」と続けて、今野のポテンシャルをあらためて称賛した。

[東京V]「あの年齢ですごい動いているなあ」。二川孝広、代表戦での今野泰幸のプレーに感心

元の記事へ移動


 東京Vの二川孝広が、23日(現地時間)のW杯最終予選UAEvs日本での今野泰幸のプレーについて、口を開いた。

「もちろん見ましたよ。途中まで」という二川は、G大阪在籍時のチームメイトの活躍を、含み笑いを浮かべながら振り返った。

「より(攻撃に)積極的になっている。(得点を取る)いい感覚をつかめているのだと思う」

 ボランチながら前線まで進出して、日本の2点目をマークした場面にニヤリ。そして、「あの年齢ですごい動いているなあ、と思います」。

 36歳の二川から見ても、2歳年下の今野が自陣深くから相手ゴール前まで進入する姿は、目を見張るモノがあったということだろう。翌朝の練習を控える中で深夜のTV観戦に踏み切った状況で、いわゆる“Box-to-Box”の今野の動きにある程度の感銘を受けたのは伝わってきた。その二川、今野のゴールを確認してから、安心したのか眠りに就いたそうだ。

 今季、いまだ出場機会のない二川だが、コンディションは「普通の状態」。練習では今野と同じボランチの位置でプレーすることもある。「試合では、しっかりした守備からの速い攻撃という場面が多い。チームとしてもっと攻撃のときに掛ける枚数を増やせるようにしたい」と出場時のイメージをふくらませている。彼のパスセンスが必要になるときはきっと来るはず。そのときのための準備を淡々と続けていく。

人選ズバリのハリル采配。明暗分けた決定力の差。大迫、原口、久保が攻撃の軸に【西部の目】

元の記事へ移動

現地時間3月23日、ロシアワールドカップアジア最終予選UAE対日本の一戦が行われ、アウェイに乗り込んだ日本代表が2-0で勝利を収めた。ハリルホジッチ監督はこれまでの試合から布陣を入れ替えてこの決戦に臨んだが、それが見事に的中。真骨頂ともいえる人選の冴えを見せつけた。(文:西部謙司)