[横山杯]球際、運動量、切り替え徹底!激しさ見せた習志野が國學院久我山破る

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[横山杯]球際、運動量、切り替え徹底!激しさ見せた習志野が國學院久我山破る
[12.28 横山杯決勝第1リーグ第1戦 習志野高 3-2 國學院久我山高 HASAKI SOCCER VILLAGE B面]

 来年度の躍進を狙う強豪校の1、2年生たちが「サッカータウン波崎」で力を磨く「横山杯 第16回全国ユース招待サッカー大会」の1st(トップ)Divisionは28日、予選リーグを突破した8校による決勝リーグへ突入。千葉の伝統校・習志野高と3年連続で選手権に出場する國學院久我山高(東京)との一戦は3ー2で習志野が勝った。

「(昨年に比べて)技術レベルはかなり落ちる。球際ガツガツ行けるように。そして運動量、切り替えの3つを意識してやっている。そこ落としたら技術あるチームに勝てない」。習志野の砂金伸監督は新チームにまず原則の部分を求めている。現3年生の世代でも主力だったCB埴田裕己、CB木村将己、左SB海田航佑、MF金木壱成、MF米田陽斗らを残す新チームは、彼らを軸に横山杯の予選リーグを4勝1分の成績で勝ち上がってきた。

 対する國學院久我山は選手権メンバーの主力クラスこそ不在だったが、「調整よりもここで揉まれた方がいいと思っている」(清水恭孝監督)という理由でFW安藤謙生やMF戸田佳佑ら選手権の登録メンバー入りしている1、2年生9選手が出場。主力クラスが調整日だったこの日は清水監督や李済華総監督がベンチに入って見守る中でのプレーとなった。

 その中で習志野MF松木玲生が「ドリブルとパスをパスを織り交ぜてきて、捕まえるのが難しくてやりにくかった」と評した國學院久我山だったが、試合後に清水監督から「勝つことにこだわっていない。これくらい(でいいという考え)、じゃダメ。基準をつくってそれを目指して頑張るんだよ」と指摘されるゲームとなった。個々の技術で上回る國學院久我山だが、習志野の厳しい攻守に対して緩さが出て相手に飲み込まれてしまう。

 前半、習志野はサイド攻撃から最後はゴール前で米田が競ったこぼれを松木が決めて先制。さらに27分には松木の右足ミドルのこぼれ球を米田が左足で押し込んで2-0とする。後半8分にも金木とのパス交換で抜けだした松木がこの日2点目のゴールを奪う。國學院久我山は安藤のスピードを活かした抜け出しや交代出場FW平田彰汰の鋭い仕掛けなどで反撃するが、埴田や木村中心に堅い習志野に跳ね返され、逆に決定機をつくられて苦しい試合となった。

 それでも終盤、FW鵜生川治臣のミドルシュートのこぼれ球を平田が頭で押し込んで1点を返すと、直後にもこぼれ球を鵜生川が右足で決めて1点差とする。だが反撃もここまで。習志野が3-2で勝利した。國學院久我山にとってはメンタル面含めて反省の試合に。一方の習志野は砂金監督が「(予選リーグで)5試合やって掴めてきていると思う」というように自分たちがどう戦っていくのか、感覚を掴んできている。松木が「DFラインがだいたい(去年から)出ていたんで心強いですね」というバックラインの支えの下、個々はこれからだが「雰囲気もいいのでチーム力で勝っていきたい」という習志野。まずは球際、運動量、切り替えのベースを徹底し、そこからチームで勝つため、強くなるための術を積み上げていく。

(取材・文 吉田太郎)

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こんな弟は嫌だけど…香川、C大阪復帰の丸岡にエール「セレッソの力になると信じている」

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こんな弟は嫌だけど…香川、C大阪復帰の丸岡にエール「セレッソの力になると信じている」
 ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が28日、自身のブログを更新し、26日にセレッソ大阪への復帰が発表されたMF丸岡満にエールを送った。

 14年1月にドルトムントに期限付き移籍した丸岡は、ドルトムントU-23で活動を開始しながらも、14-15シーズンの開幕戦をトップチームで迎えると公式戦初のベンチ入りを果たし、第4節マインツ戦でブンデスデビューを飾った。そして、香川は14-15シーズンにマンチェスター・Uからドルトムントに復帰し、2人はチームメイトとなった。

『Mitsuru』というタイトルで更新されたブログで、香川は「最初、会ったばかりなのになれなれしいな。とか、どことなく雰囲気が槙野に似てるかな? とか僕とは違う何かを持っていると思いました」と丸岡の第一印象を記すと、「気づいたら、家族よりも、誰よりも一緒にいる時間が長かったです」と明かしている。

 丸岡のC大阪復帰に関して、さびしい部分もあるとしながらも「彼はサッカー選手としてもっとやるべき事があると思います。簡単にポジションを確保できる程、どのチームも甘くないですし、日々の努力が必ず自分に帰ってくる。それがスポーツです」と綴り、「ただ満は必ずセレッソの力になると僕は信じてますし、戦える選手です。苦しい時にチームの雰囲気も変えてくれる。そんな選手です。彼はドイツでも苦しい思いをしながら日々がんばってきた選手ですから、何かあれば苦しい時を思いだして頑張ってほしいと思います」と続けた。

「こんな弟はいやだけど(笑)、弟がいたらこんな付き合い方していたかもしれないね」と綴った香川は、最後に「今度彼と同じピッチに立つときは、代表のピッチでプレイしたいです。2016年は彼にとって 昇格へのチャレンジ リオ五輪とやるべき事がいっぱいあると思います。彼なら頑張れると思います。心から応援してます」と熱いエールを送った。


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[全日本ユース選手権]目標は「佐藤寿人選手」、G大阪JY原田は悔しさいっぱい得点王

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[全日本ユース選手権]目標は「佐藤寿人選手」、G大阪JY原田は悔しさいっぱい得点王
[12.28 全日本ユース選手権決勝 C大阪U-15 3-2(延長) G大阪JY 味フィ西]

 大会通算6得点で得点王を獲得したガンバ大阪ジュニアユースのFW原田烈志にとっては、悔しさしか残らない決勝戦になってしまった。劣勢だった前半、32分に左クロスを合わせるシュートを放ったが、枠を捕えることができない。結局、シュートはこの1本のみ。単独得点王を狙った一戦は、後半16分で無念の途中交代となった。

 大阪ダービーとなった決勝戦。今年5度目の対戦、地元も近い選手が多く、ほとんどが顔見知りだった。原田にとっても相手得点王の小松は、同じ守口市出身。普段の生活でも顔を合わせることがあり、さらに大阪に本拠地を置くライバルチームのストライカー同士とあって、お互いに意識する存在だった。

「めっちゃくやしい。1人で得点王になりたかった。(小松は)これからもライバルです。今後の対戦も楽しみです」

 来季は今季も4選手がトップチーム昇格を勝ち取った名門ユースチームに身を投じることになる。「今後も成長して、点にもっともっと絡めるようにしていきたい」と目を輝かせた原田。目標は「佐藤寿人選手」。憧れのストライカーのように、今後もどん欲にゴールを目指し続ける。

(取材・文 児玉幸洋)

[全日本ユース選手権]昨日の友は今日の敵…得点王C大阪U-15小松はユース昇格せず「絶対に勝ちたい」

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[全日本ユース選手権]昨日の友は今日の敵…得点王C大阪U-15小松はユース昇格せず「絶対に勝ちたい」
[12.28 全日本ユース選手権決勝 C大阪U-15 3-2(延長) G大阪JY 味フィ西]

 セレッソ大阪U-15のFW小松海樹が通算6得点で、ガンバ大阪ジュニアユースのFW原田烈志と並び、大会得点王を獲得した。試合後の表彰式では、イレブンの前で音頭を取ってカップを掲げたが、後ろの選手たちは無反応。大畑開監督の言う「いじられキャラ」の一端を見せてくれた。

 ただ、表彰式では笑顔を弾けさせていた小松も、決勝戦の無得点には無念の表情を浮かべる。さらに得点王を分け合った原田は同じ大阪府守口市出身とあって旧知の仲。ライバル意識も強いようで、「きょう自分が決めて、自分一人で得点王になりたかった」と唇を噛んだ。

 来年はユースには昇格せず、履正社高に進学する。兄2人が立正大淞南高で選手権に出て活躍したことの影響も強く、「選手権に出て、もう一回、日本一が獲りたい」と闘志をたぎらせる。

 ユースに上がる選手らは来年からは敵になる。「対戦した時は絶対に勝ちたい。自分が得点を決めて勝ちたいです。4番の瀬古(歩夢)を抜いてゴールを決めたい」と意気込んだ小松。昨日の友は今日の敵。C大阪U-15に初優勝をもたらしたストライカーは、中学年代最後のタイトルで付けた自信を糧に、更なる成長を目指す。

(取材・文 児玉幸洋)

[全日本ユース選手権]“親友対決”はG大阪GY谷晃生のゴールを破ったC大阪U-15鈴木冬一に軍配

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[全日本ユース選手権]“親友対決”はG大阪GY谷晃生のゴールを破ったC大阪U-15鈴木冬一に軍配
[12.28 全日本ユース選手権決勝 C大阪U-15 3-2(延長) G大阪JY 味フィ西]

 ライバル意識は相当だ。「いつもあいつとは『勝負やぞ』って言っているんです」。試合前からお互いに繰り返していた発言。中学年代最後の対決は、前半18分にガンバ大阪ジュニアユースのGK谷晃生の守るゴールを破ったセレッソ大阪U-15のMF鈴木冬一(すずき・といち)に軍配が上がった。

 これまで別々のチームで歩みを進めてきた2人だが、小学校時代にナショナルトレセンなどで出会って以来、親交を続けている。今では谷が鈴木の家に頻繁に遊びに行く仲にまでなった。そして今年の12月31日は、U-15日本代表仲間のDF瀬古歩夢と名古屋グランパスU15のMF菅原由勢とともに鈴木の家で一緒に過ごす予定なのだという。

 互いに実力を認め合っているからこそのライバル関係。谷が「相手にすれば怖い存在ですし、逆に味方にすれば心強い存在」と話せば、鈴木も「味方にいたら失点がないくらい頼れる。晃生は日本一のGK」と返す。表彰式後に涙を流す谷に近寄った鈴木は、「ユース行っても頑張ろう」と声をかけてライバル関係の継続を誓い合った。

 ただこの日の結果はお互いにとってあくまで通過点だ。C大阪伝統の背番号8を付けてプレーし、結果を残した鈴木は、「最初は10番がほしいと思ったが、柿谷(曜一朗)選手とか香川(真司)選手を見ているうちに、絶対8番が付けたいと思いました。特に今日の決勝は大きく感じました」とさらに責任感が増した様子。谷が「(セレッソの優勝を)目に焼き付けて、ユースでは倍返ししたい」と話すリベンジを真っ向から受けて立つ構えだ。

(取材・文 児玉幸洋)

[全日本ユース選手権]愛される大阪U-15奥村が決勝弾、指揮官は背番号26に香川を重ねる

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[全日本ユース選手権]愛される大阪U-15奥村が決勝弾、指揮官は背番号26に香川を重ねる
[12.28 全日本ユース選手権決勝 C大阪U-15 3-2(延長) G大阪JY 味フィ西]

 日本一を決めた少年のヒーローインタビューが笑いに包まれた。延長後半2分にセレッソ大阪U-15の決勝点を奪った2年生MF奥村仁は、先輩たちへの思いを聞かれた際に「よく殴られるんです」と“爆弾発言”。「オイオイ」と周りから突込みが入りそうな発言だったが、あどけなさの残る愛されキャラも相まって、周囲は笑いと拍手をもって応えた。

 奥村は自他ともに認めるあがり症だ。今大会の初戦となった1回戦のアルビレックス新潟U-15戦でも延長前半3分に途中投入されたが、「緊張しすぎて、顔も真っ青になってしまった」。全国の舞台で、初物への弱さを見せてしまった。

 2回戦の大分トリニータU-15戦に先発して1得点を奪ったことで大会での緊張はほぐれていたが、決勝後にあったまさかのヒーローインタビュー。“初物”に頭が真っ白になってしまった。その結果、“爆弾発言”で笑いを誘うことに。しかし周囲は温かく見守り、奥村はチームメートからも「可愛いなって言われました」と話し、照れ笑いを浮かべた。

 C大阪の背番号26。トップチームでOBの日本代表MF香川真司がブレークした2007年と2008年の2年間で背負っていた番号だ。大畑開監督も姿を重ねる。「本人が感じているかは分からないですけど、期待しています」。その思いを伝え聞いた奥村は「全く知らなかった」と話しながらも、「うれしいです」と笑顔を弾けさせた。

 来年は王者チームの主力としてチームをけん引する立場になる。「夏も冬もプレミアもあるので、3連覇して、今の先輩たちを超えられるように頑張りたい」。力強く話した奥村。すべてを経験した背番号26にもう怖いものはない。

(取材・文 児玉幸洋)

[MOM1626]前橋育英FW人見大地(2年)_選手権メンバーのライバルに負けじと横山杯でアピール

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[MOM1626]前橋育英FW人見大地(2年)_選手権メンバーのライバルに負けじと横山杯でアピール
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.28 横山杯決勝第1グループ第1戦 前橋育英高 1-0 新潟西高 HASAKI SOCCER VILLAGE A面]

 ライバルとは別のステージでアピールを続けている。前橋育英高のFW人見大地(2年)は来年度の有力なFW候補のひとり。「自分とプレースタイルが似ているので。凄い刺激受けていて負けたくないと思っている」というライバルFW馬場拓哉は今年トップチームの公式戦で起用され、全国高校選手権のメンバー入りも果たした。その一方で人見は現在、1、2年生チームの一員として茨城で鍛錬の日々。だが、その貴重な機会で力を磨くFWはこの日、今大会7得点目となるゴールでチームの勝利に貢献した。
 
 前半こそポストプレーがずれるシーンが多かったが、それでも後半は最前線で的確に1タッチではたいたり、反転からシュートを狙うなど攻撃の中心となった。そして後半33分、右サイドを抜けだしたMF松田陸のシュートのこぼれ球を押しこむ。「こぼれてきそうだと思ったところにボールが転がってきたので。シュートは当たりそこねだったんですけど入って良かったです」。残り2分で新潟西高の堅守を破り、白星をもたらした。

 今大会は横浜市立東高戦でハットトリックを達成。6試合中5試合で得点してFWとしての役割を果たしている。だが厚い選手層を誇る前橋育英の中でポジションを争う選手は馬場の他にも2年生、1年生にも多数。それだけに来季のFWのポジション奪取ヘ向けて人見は「自分はハードワークして気持ちあるプレーでチームを引っ張っていく選手なのでそれを怠らずやっていきたい」と誓った。
 
 今大会は残り1日。白石敦志コーチが「(連戦続く)ここで揉まれてくれれば」と期待する人見は「FWなんで決めるところしっかり決めて貢献したい」と残り試合でもゴールを決めてアピールする。

(取材・文 吉田太郎)
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[横山杯]来年度の主軸たちが激突、前橋育英が終了間際の決勝点で新潟西下す

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[横山杯]来年度の主軸たちが激突、前橋育英が終了間際の決勝点で新潟西下す
[12.28 横山杯決勝第1グループ第1戦 前橋育英高 1-0 新潟西高 HASAKI SOCCER VILLAGE A面]

 来年度の躍進を狙う強豪校たちが「サッカータウン波崎」で力を磨く「横山杯 第16回全国ユース招待サッカー大会」の1st(トップ)Divisionは28日、予選リーグを突破した8校による決勝リーグへ突入。前橋育英高(群馬)、新潟西高(新潟)、習志野高(千葉)、國學院久我山高(東京)が争う第1グループの前橋育英対新潟西戦は後半終了間際にFW人見大地が決めた決勝点によって前橋育英が1-0で勝った。

 前橋育英は1、2年生で全国高校選手権メンバーに登録されているMF大塚諒やFW馬場拓哉ら7名を除く、来年度の主力候補たちが参戦。予選リーグ5試合を全勝、25得点無失点で勝ち上がってきた。その前橋育英は前半、人見にボールを当てて攻めるが、指揮を執った白石敦志コーチが「凄くいいチーム。守備が強くて粘り強い」というようにCB田中亮輔を中心に守る新潟西の前にシュート数を増やすことができなかった。

 中盤での激しい攻防戦。その中で左サイドの柱である小菅雷樹主将が不在の新潟西は、MF小川朋広がミドルシュートを狙い、カウンターからMF内藤勇輔が持ち上がるなど攻め返す。だが、こちらもなかなか膠着状態を打破することができなかった。

 後半、MF金田蓮、MF松田優希が高い位置でボールを奪うようになった前橋育英は人見やMF吾妻怜が決定的なシュートを放つなど流れを引き寄せる。新潟西の堅い守りに苦しんだが、試合終了2分前の後半33分、右サイドを抜けだしたMF松田陸の右足シュートのこぼれ球を人見が押し込んで決勝点。前橋育英が1-0で勝った。

 来年の主力クラスたちが競争を繰り広げている前橋育英。選手権メンバー外になった選手たちにとっては悔しさをぶつける場にもなっている。その中で予選リーグでは圧倒的な強さを示したが、決勝リーグは同じようにはいかない。人見が「相手のレベルも上がってきてプレッシャーの速さとかが予選と違っていたのでその面では難しかった」と語り、白石コーチも予選リーグとはまたレベルの上がる中で「(相手のレベルが上がると)最後の質が落ちてくる。質を高められればいい」と語る。より質の部分にこだわりながら個々が持ち味を発揮し、「しっかり優勝して海外の大会に出場したい」(人見)という目標を果たす。

(取材・文 吉田太郎)
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