[福岡]MF三門雄大が確立した“ミカド的トップ下”。その背景にあったのは二人の言葉

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 第34節の岐阜戦では[4-2-3-1]の、第35節の山口戦では[3-5-2]の“トップ下”に入ったMF三門雄大。待ち構えるのではなく、前からどんどんしかけるアグレッシブな守備のキーマンとして働いた。

 本人が「みんなが思い描くスタイルとは違うと思う」と言うとおり、トップ下にはパサーやセカンドストライカーとしての能力が売り物の選手が務める、というイメージがある。実際、J2に限らずJ1においても、そうした選手が入るのが普通の“トップ下”の中で、守備能力を前面に押し出す三門の存在は特異と言える。

 良い守備から良い攻撃が生まれるという考えをベースとするチームであることを考えれば、三門のトップ下起用は理解できる。ただ、三門自身も異質と認める“ミカド的トップ下”のスタイル確立には、二人の選手が大きく関係していると言う。

「マリノスにいるときにトップ下でプレーする機会があったが、自分としても『オレはトップ下というタイプの選手じゃないのになあ』と不安を持ちながらプレーしていた。そこで(齋藤)学が『ミカさん(三門)がそこにいてくれることで自分はとてもプレーしやすかった』と言ってくれ、シュンさん(中村俊輔/現・磐田)が『オレが今まで思っていたトップ下像とは異なるスタイルを見せてもらったよ』と話してくれたことで、独自のトップ下スタイルに自信を持てるようになった」

 そんな経緯があって、「ガツガツとボールを奪いに行って、奪ったらそのままの勢いで攻撃に出るのが自らのスタイル」と言い切れるようになった“トップ下・三門”。そのプレーは、チーム2連勝の原動力となり、これからの死闘においても大きな武器になるはずだ。

文:島田 徹(エルゴラッソ福岡担当)

[横浜FM]長期離脱となった齋藤学を支えた周囲の言葉。「しんどいこともあるだろうけど、その間に新しい自分を作りたい」

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 23日のJ1第26節・甲府戦で負傷交代したMF齋藤学は精密検査の結果、右ひざ前十字じん帯損傷で全治8カ月見込みと診断された。

 予期せぬ形で長期離脱となってしまったが、発表翌日の27日に報道陣の囲み取材に応じた。すでにリハビリを開始しており、開口一番で「前向きに考えたい」と言葉を発し、さらに「これからしんどいこともあるだろうし8カ月は長いけど、その間に新しい自分を作りたい」と話した。

 自身のSNSでコメントを発表したことについても「いろいろな人がコメントしてくれて、本当に支えられていると感じた」と感謝しきり。横浜FMの主将であり背番号10は、ひと回りもふた回りも大きくなって帰ってくるに違いない。

【識者の眼】ハリルJに齋藤学は必要だった。W杯での唯一無二の“切り札”候補、あまりに痛い長期離脱

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26日、横浜F・マリノスは齋藤学の負傷離脱を発表した。全治までに要する期間は8ヶ月と見込まれている。シーズン終盤に向けて、そして来年に控えるW杯に向けて最悪のタイミングでの長期離脱。日本代表の切り札になりうる唯一無二の武器を持った選手だったのだが…。(取材・文:河治良幸)

齋藤学、「不安」からの解放。出場24戦目の今季初ゴール、横浜FM「10番」・主将の反撃

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横浜F・マリノスのMF齋藤学が、出場24試合目にして待望の今シーズン初ゴールをあげた。柏レイソルを日産スタジアムに迎えた、16日の柏レイソルとの明治安田生命J1リーグ第26節の前半9分に鮮やかなミドルシュートを一閃。レイソルとの上位対決は無念の引き分けに終わり、残り8試合で首位・鹿島アントラーズとの勝ち点差は10ポイントに広がったが、今シーズンからキャプテンと「10番」を引き継いだ27歳のエースはファイティングポーズを失っていない。(取材・文:藤江直人)

[Jリーグ・J1 2017] 横浜F・マリノス vs 柏レイソル

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2017年09月16日に行なわれた日本プロサッカーリーグ1部「2017 明治安田生命J1リーグ(MEIJI YASUDA J1 LEAGUE)」第26節、横浜F・マリノス対柏レイソルのY […]

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[横浜FM]『神奈川ダービー』前日、横浜FM主将・齋藤学の決意。そしてロシアW杯への思い…

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 明日9日は、横浜FMにとって決戦だ。

 勝ち点差1の3位・川崎Fとの『神奈川ダービー』が組まれており、MF齋藤学はこの一戦に並々ならぬ意気込みを見せている。今季はここまでまさかの無得点と沈黙を続けているが、チームの得点に絡む機会は多く8アシストを記録している齋藤。迎える大一番でもゴールに絡む仕事を求められるが「得点したいけど、チームが勝つことが一番大事」と自然体を貫く。

 しかしながら齋藤自身にとって重要なゲームになることは、誰よりも本人が理解している。「ブラジルW杯が終わって、ロシアW杯ではピッチに立ちたいと強く思った。でも自分は予選のピッチに立てなかった。ただ、チャンスがないわけではない。ここからの1試合1試合でMAXを出すことが、来年のロシアにつながる」。

 トリコロールで結果を出し続けることが、日の丸への近道となる。