[愛媛]岡本昌弘、最終節・熊本戦に向け心を鬼に。「自分たちはプロ。慈善事業をやっているわけではない」

元の記事へ移動

 愛媛は今節、敵地・熊本で今季最終戦に臨むが、シーズンをいい形で締めくくる勝利を手に入れるには“非情さ”も必要だとGK岡本昌弘は語る。

 今節の対戦相手となる熊本はすでに降格圏の21位以下が確定しているが、J3上位陣の状況によっては21位を確保すればJ2残留の可能性もある。それだけに熊本は残留への一縷の望みを懸けてホームで死に物狂いで臨んでくることは想像に難しくない。

 愛媛が勝利することは、熊本の望みを断ち切ることにも直結する。熊本には岡本にとって千葉時代のチームメートである巻誠一郎ら親交のある選手はいるが、「自分たちはプロ。慈善事業をやっているわけではない」と心を鬼にする。

「勝負の世界は非情なもの。熊本さんには申し訳ないけど、僕たちには僕たちの目指すものがある。自分たちの成長のために全力でプレーすべき。熊本は死ぬ気で向かってくると思うので、しっかり殴り合える準備をしていきたい」

 プロとしての立場を崩すことなく、あくまでも自分たちにベクトルを向けて全力で勝利をもぎ取りにいくつもりだ。

[福岡]レオミネイロ、古巣・岐阜戦に向けた思いを語る。「チャンスがあれば3点、4点でもとるつもり」

元の記事へ移動

 15~16年に在籍した岐阜はレオミネイロにとっては古巣となるチーム。当然、思い入れのあるクラブのはずだが、プレーオフ進出とJ1昇格への望みがかかる今節は福岡にとっては重要な一戦でもあるのできっと複雑な思いなのではないかと、話を聞いた。

「岐阜は私が初めて日本でプレーしたチームなので、当然、愛着心があります」

 この答えは想定済み。

「でもピッチに立ったらそれも消える」

 これまた予想した答え。

「アビスパの一員である私に求められているのはゴールを奪うこと。だからチャンスがあれば2点、3点、4点でもとるつもりでいる」

 4点!? 柔和な性格の選手だけに、ここまで強気のコメントを残すとは予想外だった。それだけ福岡にとって岐阜戦は、昇格に向けた1ステップ目として重要であり、そこにかけるレオの意気込みも相当に強いことの表れだと理解できる。ただそこは優しいレオのこと、こんなふうに続けたのである。

「点をとることに関してはいくら思い入れのあるクラブでも譲らない。でも、とてもリスペクトしているクラブなので、もし私がゴールをとったとしても、ゴール後に派手なパフォーマンスをすることはないと思う」

 よく知る選手たちの対戦だからこそ、やりやすさとやりにくさの両方があると言うレオはしかし、かつてともに戦ったチームメイトたちとの対戦は非常に楽しみだと言う。

 2シーズンぶりにプレーする長良川競技場でレオはどんなプレーを披露するのか。福岡のサポーターはもちろん、岐阜のサポーターも大いに楽しみにしているのではないか。

写真:島田 徹

[金沢]J2最終戦を前にした金沢の藤村慶太。飛躍を遂げたシーズンを勝利で締めくくる

元の記事へ移動


 ここまでリーグ戦35試合に先発している金沢のMF藤村慶太。仙台から期限付き移籍中の今季、出場試合数はキャリア最多で、先発した試合はフル出場を果たしている。「ずっと試合に出させてもらって、こんなにスタメン、フル(出場)で出たシーズンはなかった。自分的にもすごく成長できた」。
 いまやボランチの一番手、中盤の要として攻守に奮闘しているが、試合に出たからこそ「メンタル的にもフィジカル的にもタフになれた。試合でやっていると自信も持てる」と得られたものも大きい。
 だが、そんな実りあるシーズンもあと1試合。今節・水戸戦へ向け、藤村は「ホームで最終戦をできる。今年は(ホームで)なかなか勝てなくて苦しい思いをさせたので、サポーターの皆さんの前でしっかり勝って終わりたい」と勝利を誓う。

[熊本]在籍9年目の最終節に臨む片山奨典、「サポーターの思いに報いたい」

元の記事へ移動

 現在J2・21位の熊本は、愛媛との最終節をホームのえがお健康スタジアムで迎える。2010年シーズン途中に加入した片山奨典にとって、熊本で迎える9回目のシーズン最終節。J2残留の希望をつなぐ上でも落とせない一戦だが、5月20日の第15節・水戸戦以来、ホームでの勝利がないこともあって、片山は「とにかくホームで勝って、応援してくれるサポーターの思いに報いたい」と話す。

 昨季、同スタジアムで行われたJ1昇格プレーオフ準決勝、福岡vs東京Vの試合を家族で観戦した。
「90分をとおして試合を見たら、あんなに疲れるものなのかと感じたんです。メンバーから外れた試合をスタンドで見るときは、自分がピッチに立っていたらどうするかということを考えながら見ているので、少し違った感覚でした。とくにどっちを応援していたというわけではないんですけど、自分があれだけ疲れたことを思うと、サポーターの方たちは相当なパワーを使って応援してくれていて、応援しているチームが負けると本当にしんどいんだなと。本来、ホームは自分たちの力を発揮して勝ち続けないといけない場所。最後まであきらめずに戦っているのは僕らだけではなくて、サポーターの皆さんも同じ。なんとかその思いに報いたい気持ちでいっぱいですし、一緒に戦って、勝って喜びを分かち合いたい」

 クラブも様々な企画で最終節のスタジアムを盛り上げようと来場を呼びかけている。苦しい時期をともに過ごしたからこそ、いい結果を手に入れてシーズンを笑顔で締めくくりたい。

写真:井芹貴志

11月24日(土)浦和戦「ハッピーアワー」実施のお知らせ!

元の記事へ移動

2018.11.1411月24日(土)浦和戦「ハッピーアワー」実施のお知らせ!この度、11月24日(土)開催の浦和戦にて「ハッピーアワー」を実施することが決定いたしました。今シーズン いつでもどこでも共に戦ってくださった、皆様の熱いご声援への感謝の意を込めての開催となります。こ