[2028号](全国版表紙)広島独走に待った(関西版表紙)清武弘嗣、復活の2ゴール!

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[2018年4月27日発売 エルゴラッソ2028号]

明治安田J1第10節 マッチレポート

FC東京 vs 広島
電光石火。青赤の先制パンチ鮮烈なり

明治安田J1第10節 マッチレポート

C大阪 vs 仙台
He is back!!!!!! 初先発の清武が2ゴール

明治安田J2第11節 プレビュー

大宮 vs 東京V
“堅守”ロティーナ・ヴェルディ攻略のカギを握るスペシャルな二人

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[明治安田J1第10節 マッチレポート]
■柏 vs 浦和
かみ合った攻守。太陽王、今季ベストの90分

■鳥栖 vs 川崎F
鳥栖の対策を上回った“強者”川崎F

■磐田 vs 長崎
ファンマ投入で引き寄せた4連勝

■札幌 vs 横浜FM
ハマった修正。新生・札幌、強さを証明

■名古屋 vs 清水
3発快勝。負の流れを止めたのは清水

■湘南 vs G大阪
反省を生かした湘南、成長を示す1勝

■鹿島 vs 神戸
3発快勝。負の流れを止めたのは清水

[明治安田J1第11節 プレビュー]
■長崎 vs 広島
負けられない『平和祈念マッチ』

■FC東京 vs 名古屋
レギュラー選手以外の奮起が必須

■横浜FM vs 鹿島
下位に沈む名門。自信をつかむのは?

■仙台 vs 札幌
仙台、勝利のカギはメリハリ

■清水 vs 柏
両者が期す復活の証明

■磐田 vs C大阪
磐田が迎えるキーの3連戦

■浦和 vs 湘南
今度こそつかみとる新体制初勝利

■神戸 vs 川崎F
神戸は「真っ向勝負」を選択

■G大阪 vs 鳥栖
状況を変えられるのは選手だけ

[明治安田J2第11節 プレビュー]
■大分 vs 町田
首位・大分が迎える“好敵手”、その主将は井上裕大

■岡山 vs 熊本
足踏みの岡山、加速する熊本

■山形 vs 栃木
リスタート以前に大事なこと

■水戸 vs 京都
死に物狂いで勝点3を

■讃岐 vs 福岡
北野采配か、井原の策か

■山口 vs 新潟
渡邉新。苦境の新潟に吹く新風

■愛媛 vs 松本
“元所属”選手たちの競演

■岐阜 vs 金沢
パスワークvsカウンター

■甲府 vs 千葉
ホームで勝ちたい甲府、アウェイで勝ちたい千葉

■横浜FC vs 徳島
勝ち切るためのあと少し。共通するのは“得点不足”

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[千葉]「もう一度原点に戻りたい」。バンディエラ・佐藤勇人の目に映るチームの現状とは

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 アウェイで5戦全敗など、調子が上がらない千葉。昨季終盤ダブルボランチの一角に入り、クラブ記録となる7連勝に貢献したMF佐藤勇人は、チームの現況をどう感じているのか。チーム最年長となった自身の立ち位置の認識とともに、率直に語ってくれた。

 千葉は第8節・金沢戦(1●3)から連勝時の[4-4-1-1]にシステムを変更したが、安定感を取り戻せていない。バンディエラの目には、昨季との違いがこう映る。

「一番気になるのは守備。セカンドボールを拾えていないのと、チーム全体でボールを奪いにいけていない。去年の終盤、攻撃で主導権を握っていたかというと(そうではなく)、守備で主導権を握っていた。守備で圧力をかけ、高い位置でボールを奪い、その勢いでゴールに向かっていた」

 超攻撃的スタイルを下支えするのは、自身が率先していた連動したハイプレス。その実感があるからこそ、ディフェンス面の練度に物足りなさを感じている。「では、現状打破のためには?」との問いには「守備にフォーカスしなければならない。セカンドボールへのポジショニングや予測、球際やハードワークをおろそかにしてしまうと、勝点は拾えない。いまJ2で上位にいるのはそこをしっかりやっているチーム。もう一度原点に戻りたい」とチームへの献身を誓う。

 一方、今季の千葉については「質の高い選手が入ったのは間違いないし、うまく彼らを生かしてチームとして勝点を拾っていけば、去年以上の成績はとれる」と断言。プロ19年目の経験値から大きな可能性を感じている。

 その中での自身の役割は「調子のいいときは新しいメンバーや若い選手が使われると思う。逆に苦しいときには自分みたいな選手が出て、落ち着かせられれば」。今季初出場ながら初勝利を支えた第5節・讃岐戦(6○1)のような出番をイメージする。

 讃岐戦や昨季の活躍が証明するように、ピッチに立ったときの存在感はいまだに絶大。「いまがその『苦しいとき』では?」と食い下がると、少しの間を置いて「まだかな、とは思っている」。 

 出場欲がないはずはない。必要とされるときは、必ずくる。その“間”に、胸の内に押し殺す背番号7の闘争心を垣間見た。

[金沢]ゲンゾーが大ピンチ! ベルト復活に必要なRT数はあと約2,200…

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”金沢マスコット劇場”に異変が起きている。

 これまでは金沢のマスコットキャラクターのゲンゾーがゲンゾイヤーに変身し、悪の化身ヤサガラスを退けるのが日常だった。しかし、今季のホーム開幕戦でゲンゾイヤーはヤサガラスにまさかの敗戦。ヒーローにとって、命とも言える大事な変身ベルトを壊されてしまった。

 つまり、いまのゲンゾーはゲンゾイヤーに変身できない。窮地に立たされているゲンゾーだが、第8節・千葉戦では平畠啓史さんがヤサガラスを撃退して難を逃れ、第10節・大分戦は株式会社スギヨの食育戦士・スギヨ仮面の力を借りた。変身するためのゲンゾーベルトを復活させるべく、クラブは『ゲンゾー救出大作戦』を展開中。ツエーゲン金沢の公式Twitterに投稿されてい『ゲンゾー救出大作戦』のツイートのリツイート数が4,000リツイートに到達すると、ゲンゾーのベルトが復活するようだ。

 上記のツイートはクラブ公式Twitterのトップに固定されており、4月26日15時現在のリツイート数は約1,800。ようやく目標への折り返し地点が見えてきたところだが、このままではベルトの復活は厳しい情勢だ。応援するクラブの枠組みを越えた、サッカーファンの皆様の清き1リツイートがなければ、もう二度とゲンゾイヤーの勇姿は見られないかもしれない…。

写真提供:ツエーゲン金沢

[栃木]木山隆之監督との再会。あれから3年、「新たな岡﨑建哉を見せられる」(岡﨑建哉)

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 MF岡﨑建哉が、今節アウェイで対峙する山形・木山隆之監督との再会を楽しみにしている。

 岡崎は15年に愛媛でプレー。そのときの指揮官が、現在山形で指揮を執る木山監督だった。

「木山監督はまっすぐな人。“悪いところは悪い”“いいところはいい”とハッキリ伝えながら選手の心を動かすことができるモチベーターです。愛媛時代によく試合に起用してもらっていたし、大きなケガをしてしまいレンタル元に帰らないといけなくなったときも、オフにはご飯に連れていってもらって。本当にお世話になった思い出があるんです」

 あれから3年。岡﨑は昨季栃木に加入し、シーズンをとおしてケガをせずにフル稼働。それまでぶつかってきた一つの壁を乗り越えた。そして、持ち味である高い技術力を生かした巧みなプレーはそのままに、球際やセカンドボール争いでもタイトに戦えるプレースタイルへと変貌を遂げている。

「あれから3年が経過して、自分は変わったと思うし、今後もまだまだ変われると思っている。栃木で頑張っている新たな岡﨑建哉を木山監督に見せられることが、今季の楽しみの一つだった。山形には愛媛で一緒に戦ったセヌ(瀬沼優司)や児玉さん(児玉剛)もいるし、本当に楽しみな一戦なんです」

写真:鈴木康浩

[徳島]来季の選手名鑑は、既婚に丸を。徳島の広瀬陸斗が4月に入籍したことを発表

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 徳島はチームとしては苦戦が続いているが、今週は明るい話題でパッと華やかにもなった。23日に広瀬陸斗入籍のリリースが発表され、練習場ではお決まりの結婚イジリが聞こえた。
 リリースのコメントには「現在は怪我で離脱中ですが、しっかり怪我を治して、また皆さんの前で元気な姿を見せられるように。そしてチームに貢献できるように頑張ります」とあったとおり、別メニューが続いている広瀬。それでも、練習場に立つ姿はいままで以上に男らしくなった。
 練習後にお祝いの言葉を伝え、結婚の秘訣をご教示願うと「Feeling」と一言。偶然その場には多数の独身者が居合わせたのだが、全員が川平慈英さんの「くぅ〜」と発するときの表情になった。
 フィーリング、グッドな広瀬夫妻に幸あれ。

[岐阜]元イタリア代表のデル・ピエロ氏と交流。スーパースターのコメントに、大木武監督も「うれしいなあ」と笑顔

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 25日、ユベントスやイタリア代表などで活躍したアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が岐阜の公式マスコットキャラクター・ギッフィーから岐阜のユニフォームが届けられたことを、デル・ピエロ氏本人が自身のSNS上で公表した。

 今季の岐阜のユニフォームには、今年から岐阜のスポンサーとなった株式会社・野田クレーンが岐阜県不破郡垂井町に建設・運営する予定となっている『キャプテン翼スタジアム垂井』のネームとともに漫画『キャプテン翼』の主人公・大空翼のイラストがプリントされている。そこで機転を利かせたギッフィーが、親日家であり『キャプテン翼』の大ファンでもあるデル・ピエロ氏に岐阜のユニフォームを送ったことがきっかけとなった。

 ユニフォームを受けとったデル・ピエロ氏は親切に、「ギッフィーはじめまして。どうもありがとう。近いうちに会えることを祈っている」と自身のSNS上でコメント。自身の名前がプリントされた岐阜のユニフォームとともに掲載した。

 この一幕に驚きを隠さなかったのが、岐阜の大木武監督。25日の練習後にこの一報を伝え聞くと「マジかよ!(笑)」と一言。「近いうちに会えることを祈っている」とのコメントに対しては「(もし岐阜にデル・ピエロ氏が訪れた際は)プレーヤーとしてだよ」とし、「うれしいなあ」と満面の笑みを浮かべていた。

文・岩波陽平(エルゴラッソ岐阜担当)

[福岡]山瀬功治、活躍の裏にあるのは“ニュートラル”な体と心

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 前傾でもなければ後傾でもない。左寄りでもなければ右寄りでもない。重心は常に体の軸の真下に置く。そうすることであらゆる方向にスムーズに、そしてスピーディー動くことができる。
 これは前節の千葉戦、特に後半に相手のボール保持時間が増したときの山瀬功治のポジショニングを含めた守備プレーの的確さ、対応力の素晴らしさと、今節の相手である讃岐との昨季対戦で計3ゴールを挙げたときの山瀬のゴール前に入る動きの見事さとその嗅覚の鋭さを思い出したときに頭の中に浮かんだイメージだ。
 山瀬はそんなポジショニングや動きに関して次のように解説する。
「試合の流れ、相手の置かれた状況、周囲の味方の位置や状況、あるいは過去の経験による自分なりの個人的な判断というものが動きや判断の基礎材料にはする。けれども、それだけで最終的な決断するわけではない。そこにプラスして周囲、チームで言えば味方の声や意見を加味して、どうするかを決めるようにしている」
 十分な実績を持つ山瀬だが、他者の声を聞く耳と思考の柔軟性ももっている。それは同じシチュエーションが起こる確率が極めて低いサッカーにおいて、過去のデータや実績のみに基づいてアクションを“決めつける”ことの無謀さや危険を知っているからだ。
 つまり、冒頭のイメージは山瀬の実際のプレー時の“身体的姿勢”であると同時に、“メンタル的姿勢”をも表しているのだ。そんな山瀬に「今節の相手である讃岐から昨季は計3ゴールを挙げているし、個人的にも相性がいい相手では?」との質問を投げると「去年は去年。今年は今年。相性のよさとかは感じません。新たな戦いとして、今回の狙いを明確にして、それをやるだけです」との答え。
 そう、山瀬の体と心は常に“ニュートラル”だ。

写真:島田徹

[山形]「恩返ししたい気持ちしかない」。坂井達弥が明かすモチベーションの“源泉”

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 今季新加入したものの、けがで出遅れていたDF坂井達弥が、前節・松本戦でようやく今季初のベンチ入りを果たした。

 坂井が肉離れで離脱したのは長期間行われたキャンプの序盤。「体力的な積み上げだったり、試合勘だったり、そういうところがキャンプでできなかった」と、開幕後に合流したあと、徐々にコンディションを上げてきた。

 最近では激しいタックルやコーチングも目立つようになったが、「僕はオフにトライアウトを受けて、チームがなくて、『(山形に)拾ってもらった』という気持ちがすごく強い。山形にきて、本当に『恩返ししたい』という気持ちしかない。監督にも、チームの方にも、サポーターにも」と、そのモチベーションの源泉を明かす。

 日本代表のキャップをもちながら、所属クラブでは定位置に定着できず、ここまでJ1・J2リーグ戦出場は44試合にとどまっている。

「自分が出て結果を出せれば一番いいけど、スタメン側じゃなくてもしっかりスタメン組がいいトレーニングできるように、こっちもいいモチベーションでやらなきゃいけないと思う。若手とかがモチベーションを下げていたりしたら、しっかり鼓舞して、それでチームがどんどん上がっていければいいかなと思っています」

 自他ともに認めるマイペース男が、新たなモチベーションを得て覚醒なるか。チームに刺激を与えながら、もちろん自らのキャリアアップも視野に入れている。

写真:佐藤円

[京都]15年前のJデビュー戦を振り返った京都の増川隆洋 。のちの盟友・闘莉王とのマッチアップに「『コイツすげぇ』って思った」

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 今季、京都に加入した増川隆洋がJリーガーとしてのキャリアをスタートさせたのは、いまから15年前。福岡のルーキーとして03年のJ2開幕戦で途中出場を果たしたが、その開幕戦の相手は、京都が今節対戦する水戸だった。実は、現チームメートの田中マルクス闘莉王がその年の水戸に所属しており、増川のデビュー戦で二人はマッチアップを繰り広げている。
 当時まだ21歳だった闘莉王は増川に強烈な印象を与えたようで、「アイツ(闘莉王)、ヘディングがすごく強くて(笑)。競り合ったときに、『コイツすげぇ』って思いましたね」と振り返る。「試合の流れも分からずにバタバタしていていましたけど、最初に公式戦に出た大事な一歩。そこが僕の始まりだったと思う」。その試合は大事な思い出となっているようだ。
 その後、二人は名古屋でチームメートとなり、CBでコンビを組んでいた10年にはJ1制覇を達成。増川は、「アイツが合わせてくれた部分もあったと思いますけど、お互いの相性がすごくマッチしていた。お互いのいい部分を出し合えたから優勝ができたんだと思っていいます」と、二人の名コンビぶりを自賛する。
 今季、京都で再びチームメートとなった二人だが、ケガで出遅れた増川はまだ公式戦の出場がない。だが、ここ5試合はベンチ入りが続いており、「しっかりと準備はしている」と話すように臨戦態勢は整っている。
 15年前に初対戦した水戸戦で、今度は仲間として二人がプレーする可能性もありそうだ。「早く一緒にピッチに立って、力を合わせて勝利をつかみたいですね」。増川も、それを楽しみにしている。

[金沢]プロデビューを果たした島津頼盛。果敢なプレーを引き出した先輩からの助言

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 前節・大分戦で、金沢の高卒ルーキー・MF島津頼盛がプロデビューを果たした。
 今季、大阪の興國高から加入した島津は、大分戦で初めてメンバー入りすると、82分に途中出場。そして、その直後にいきなり見せ場を作った。相手ディフェンスラインと中盤の“間”でボールを受け、ターンしてシュートに持ち込んだ。「あのときはターンして前を向いて、仕掛けてシュートで終わろうと決めていた」。
 この積極的な姿勢には柳下監督も「大したものだと思う」と話したが、島津は迷いなくシュートを選択した理由を明かした。「崚真くん(石田)に『ファーストプレーでインパクトを残しておいたほうが、次に自分が試合に絡んだときのプレーも変わってくる。シュートを打ってこい』と言われていた」。島津のプロファーストシュートの影には先輩の後押しがあった。
「点をとってアピールして試合に出ること」をテーマに掲げる島津は、「ヤンツーさん(柳下監督)に言われている守備のところをもっと練習から学ばないといけない。もし途中出場で出ることになったら、出る前にヤンツーさんに守備のことで『ここはこう』と言われる(指示がある)ので、それをしっかり聞いてプレーで表現できるようにしないといけない」と守備面の向上を誓った。

写真:野中拓也