[清水]J1再開に向けて清水が紅白戦。竹内涼の鮮やかなミドルなどが決まる好ゲームに

元の記事へ移動


 18日、清水は三保グラウンドで20分×3本の紅白戦を行った。
 現在負傷者が相次いでいるため、前節のメンバーとは大きく違っているが、レギュラー組となる白チームが攻勢をかけるも、サブ組の赤チームも必死の守りでゴールを割らせず、1本目は0-0で終了。メンバーも、フォーメーションも大きく変更して臨んだ2本目も白チームの優勢は変わらず、終了間際の20分に長谷川悠のゴールが決まってようやく均衡が破れる。
 再びメンバーを代えた3本目は、やはり白チームの攻撃が勝るも、必死のディフェンスを続け失点を許さない赤チーム。すると18分、この時は赤チームに入っていた竹内涼が「シュートしかなかったし、コースもそこしか見えなかった」と、ボックス外からゴール右隅に鮮やかなミドルを叩き込んで同点に追いつく。そのすぐ後、20分にも赤チーム平墳迅が中央から左足で決め、3本合計で2-1と赤チームの逆転勝利。
 どちらが勝つとも分からない好ゲームとなり、休日に駆けつけた大勢のサポーターにとっても楽しめた1日になった。

[2110号](表紙)J2初優勝 松本2度目のJ1へ(裏表紙)J3降格から3年 大分6年ぶりのJ1へ

元の記事へ移動

[2018年11月16日発売 エルゴラッソ2109号]

[明治安田J2第42節 マッチレポート]

■松本 vs 徳島
雷鳥、J2登頂。いざ2度目のJ1挑戦へ

**************************INDEX*************************

[月間EGアワード 10月]

《エル・ゴラッソは、PC、スマホでも読める♪》
fujisan…日本最大級の電子書籍サイト
http://www.fujisan.co.jp/product/1281692744/

[讃岐]「人を大切にしないクラブに未来はない!」。J3降格決定の讃岐サポーターらが横断幕で訴え

元の記事へ移動

 讃岐は17日に行われた今季最終戦に敗れ、最下位でシーズンフィニッシュ。同時に来季のJ3降格が決定。試合後の今季最終戦セレモニーでは今季の低迷した結果を受け、サポーターらがクラブへの危機感を表す横断幕を掲げた。

「人を大切にしないクラブに未来はない!」

「2人で決めた人事 クラブの総意?」

「ビジョンのない素人同然の経営にうんざり」

 川村延廣社長のスピーチ中にこれら3つの横断幕がバックスタンドに掲げられ、サポーターらは川村社長に対し容赦ないブーイングと罵声を浴びせかけた。

 横断幕にある“2人”とは川村社長と強化部門のトップである小川徹統括部長を指すものと思われる。

 クラブはシーズン最終盤に今後の人事方針をめぐってチーム内の内紛へと発展する事態を招き、第40節・栃木戦後から上村健一ヘッドコーチと西村俊寛コーチが練習および、残り2試合でチームに帯同しなくなるなど現場が混乱していた。

写真:松本隆志

[仙台]長めの紅白戦で攻撃強化を図る。「いいトライを見せてくれた」(渡邉晋監督)

元の記事へ移動

 仙台は19日、公式戦が組まれていない週の練習の締めくくりとして、長めの紅白戦を実施。週中の練習内容を総復習した。

 この日に長めの紅白戦を組んだことについて、渡邉晋監督は「攻撃面にフォーカスしてきた練習内容を、実戦形式でも出すこと」を理由に挙げた。仙台は長期的にも、攻撃パターンの増加に取り組んでいる。たとえば7月の熊本キャンプでは、連続攻撃を引き出す縦パスの精度を向上させるため、具体的な前方パス成功率の指標を挙げるなどしてトレーニングを続けてきた。「長い目で見ればその縦パスを出そうとする意識も、それが通る頻度も、向上しています。でも、もっとできます」と、指揮官は攻撃力向上のための努力を続けている。

 リーグ戦で6試合ぶりに勝利した前節・広島戦(1○0)についても、渡邉監督は「もっと縦パスを入れられる場面はあった」と振り返る。「判断が遅かったり、いいところに(ボールを)置けていなかったりしてできなかった」。そこで、広島戦で縦パスを出せるような場面を客観視できるような映像を編集し、19日の練習前ミーティングで選手に解説した。

 それを受け、20分×2本、15分×1本という形式の紅白戦を実施。15分のゲームは、1人少ない10対10で行った。野津田岳人、蜂須賀孝治、ジャーメイン良、奥埜博亮が決めたゴールの場面を代表に、渡邉監督は「いいトライを見せてくれた」と評価する。この成果をシーズンの残り試合でも発揮することが、チームには求められている。

写真:板垣晴朗

[新潟]梶山陽平、ベンチ入り濃厚! 現役引退ラストマッチでどんなプレーを見せるか

元の記事へ移動


 今季限りで16シーズンに及ぶ現役生活を引退する新潟の梶山陽平。17日にデンカビッグスワンスタジアムで行われる明治安田J2第42節・山口戦に、その梶山のメンバー入りが濃厚となった。

 青赤からオレンジへ。FC東京から出場機会を求めて7月に新潟へと移籍し、ここまで3試合出場1アシスト。9月以降、右膝の痛みが悪化し別メニューとなっていたが、片渕浩一郎監督は「彼は日本サッカー界の功労者。いい形で送り出したい」と、今週のトレーニングに参加させていた。主将の小川佳純も「短い間だったが、新潟に来てくれたのは何かの運命。『現役の最後は新潟でよかった』と思ってもらえるように、勝って送り出してあげたい」と梶山に敬意を表する。

 梶山は「全然動けなかったが、ボールタッチの感覚は戻っている。出られるチャンスがあれば頑張りたい。勝って終わるのが一番なので」とあくまでチームの勝利を優先に考える。プロサッカー選手として最善の準備を尽くし、最後の出番が来るときを待つ。

写真:野本桂子

[東京V]J2天下分け目の一戦。東京Vと町田の『東京クラシック』は「ポジショナルプレーvsストーミング」?

元の記事へ移動


 東京Vのロティーナ監督が17日に迎える明治安田J2最終節、町田との『東京クラシック』を前に試合の展望を語った。

 町田との前回対戦、東京Vはホームで1−4と大敗している。しかし今季、東京Vは前半戦の21試合で5回の敗戦を喫したが、後半戦はここまで4回その相手にいずれも勝ってきた。「勝ち試合からも負け試合からも常に学ぼうとしているが、やはり負け試合から学ぶことのほうが多い」とロティーナ師。「運で勝ったような試合よりは、負けた試合のほうが分析に力が入る」といい、それが結果にも表れているのだろう。

 東京Vはロティーナ師の指導の元、グアルディオラ監督のバルセロナやマンチェスター・シティに象徴される『ポジショナル・プレー』で戦っているが、一方の町田はクロップ監督のドルトムントやリバプールに象徴される『ストーミング』の権化のようなチームだ。日ごろは対戦相手について語ることを極端なまでに好まない指揮官だが、「町田はわれわれよりもプレッシングを強くかけ、縦に速いチーム」と評したのは、そのスタイルへの警戒、あるいはリスペクトかもしれない。

 マンチェスター・シティとリバプールの今季の対戦を見ると、UEFAチャンピオンズリーグやインターナショナルチャンピオンズカップを含めリバプールが4勝1分と圧倒しているが、「勝敗を分けているのはスタイルの違いだけではない」とロティーナ師は見ている。「たくさんのシステムがあり、たくさんのプレーのやり方がある。常に同じシステムのチーム、やり方のチームが勝つわけではない。それがサッカーの面白いところで、どのやり方も正解はない」という。それよりも師が大事にしているのは「選手の状態」であり、「それ(システムややり方)を良いものにするのも、良くないものにするのも選手たちです」と結んだ。

 町田と運命の『東京クラシック』を迎える選手たちの状態について聞かれた指揮官は、「良い状態にあり、勝ちに行く意欲であふれている」と目を細めた。「良いトレーニングができている」というのは、町田のストーミング攻略法をしっかり落とし込めている自信の表れだろうか。そう問いかけてみたところ、「頭の中では毎試合勝ってますよ(笑)」とユーモアたっぷりに切り返す。「でも実際には頭の中で起こらないことが起こったりするものでね。ただ、サポーターの皆さんに勝利をプレゼントするための準備はできています」と力強く語った。

[千葉]成田の漢、キャリアハイ更新へ。千葉の船山貴之、チームを一番に考えつつ20点の大台も目指す

元の記事へ移動


 前節・京都戦(3〇0)で今季19ゴール目をマークし、松本に所属していた14年の自身キャリアハイに並んだ千葉の船山貴之。17日の栃木との今季最終戦でキャリアハイ更新が掛かる。

「個人的には正直、いいですよね。チームの結果が伴わないのはすごく残念ですけど……。結果はチーム(成績)なので。個人スポーツじゃないから。自分が点をとっているのも、みんなが守ったり、パスをくれたり、つぶれたりしてくれて、(最後に)自分がそこにいることが多いだけ。自分がよくても意味のないことかな……。いや、意味なくはないけど、言い方が難しいですね」

 長いシーズンをとおしてコンスタントに『19』の得点を積み重ねてきた自負はある。けれどもJ1昇格を目標にしていたチームが13位に沈み、昇格争いに絡めていない現実がもどかしいのだ。

 一方で『20』の大台は目前。そこに対する欲はないのか。その問いに対するアンサーはウィットに富む。「いまとなっては、キャリアハイにいきたいですけど、それだけになったら、チームプレーがおろそかになる可能性がある。そこは難しいところ。でも、19か20か(の差)は大きいでしょ。いろんな面で。来年の交渉材料にもなるしね。重要でしょ?(笑)」

 そのコメントを受け、「栃木戦ではゴールに集中するのか」という質問にはこう返す。

「いや、そんなことはないですね。(少し前に)プレーオフもないし、なにも懸かってないし、それをちょっと俺がしてたっぽいんですよ。監督にそれを一瞬で悟られて、すぐに呼ばれ、『チームプレーをしてないぞ。外すぞ』、みたいな感じで言われ、俺も確かに『そうだ』と思ったんですよ。それはやっちゃいけないだなって」

 そこからフアン・エスナイデル監督とのエピソードに話は広がる。

「すごく言われるのはプレス。『点を取るより、プレスで10回ボールを奪ってくれたほうが俺はうれしいよ』と。俺は『点をとったほうがうれしいよ』と言い返しますけどね(笑)。でも、自分勝手なことばっかりやっていると出られないんで」

 そして、話題は再び栃木戦へ。

「連勝よりも、しっかりした試合(内容)の方が大事。(勝負事に)勝ち負けはあるから。ジェフらしいサッカーというか、こうゆうサッカーだぞというのを見せ、結果がついてくれば、来年、いい始まり方ができると思います」

 言葉の端々ににじむ“強気”を額面どおり受け取れば、自己中心的な印象を与えるかもしれない。でも実際は真逆。球離れは抜群だし、90分を過ぎてもボールを追い続ける姿を見れば、それは一目瞭然だ。船山貴之とはそんな男である。

[東京V]J2天下分け目の一戦。東京Vと町田の『東京クラシック』は「ポジショナルプレーvsストーミング」? J2天下分け目の一戦。東京Vと町田の『東京クラシック』は「ポジショナルプレーvsストーミング」?

元の記事へ移動


 東京Vのロティーナ監督が17日に迎える明治安田J2最終節、町田との『東京クラシック』を前に試合の展望を語った。

 町田との前回対戦、東京Vはホームで1−4と大敗している。しかし今季、東京Vは前半戦の21試合で5回の敗戦を喫したが、後半戦はここまで4回その相手にいずれも勝ってきた。「勝ち試合からも負け試合からも常に学ぼうとしているが、やはり負け試合から学ぶことのほうが多い」とロティーナ師。「運で勝ったような試合よりは、負けた試合のほうが分析に力が入る」といい、それが結果にも表れているのだろう。

 東京Vはロティーナ師の指導の元、グアルディオラ監督のバルセロナやマンチェスター・シティに象徴される『ポジショナル・プレー』で戦っているが、一方の町田はクロップ監督のドルトムントやリバプールに象徴される『ストーミング』の権化のようなチームだ。日ごろは対戦相手について語ることを極端なまでに好まない指揮官だが、「町田はわれわれよりもプレッシングを強くかけ、縦に速いチーム」と評したのは、そのスタイルへの警戒、あるいはリスペクトかもしれない。

 マンチェスター・シティとリバプールの今季の対戦を見ると、UEFAチャンピオンズリーグやインターナショナルチャンピオンズカップを含めリバプールが4勝1分と圧倒しているが、「勝敗を分けているのはスタイルの違いだけではない」とロティーナ師は見ている。「たくさんのシステムがあり、たくさんのプレーのやり方がある。常に同じシステムのチーム、やり方のチームが勝つわけではない。それがサッカーの面白いところで、どのやり方も正解はない」という。それよりも師が大事にしているのは「選手の状態」であり、「それ(システムややり方)を良いものにするのも、良くないものにするのも選手たちです」と結んだ。

 町田と運命の『東京クラシック』を迎える選手たちの状態について聞かれた指揮官は、「良い状態にあり、勝ちに行く意欲であふれている」と目を細めた。「良いトレーニングができている」というのは、町田のストーミング攻略法をしっかり落とし込めている自信の表れだろうか。そう問いかけてみたところ、「頭の中では毎試合勝ってますよ(笑)」とユーモアたっぷりに切り返す。「でも実際には頭の中で起こらないことが起こったりするものでね。ただ、サポーターの皆さんに勝利をプレゼントするための準備はできています」と力強く語った。

[横浜FM]中澤佑二が紅白戦に復帰!「自分はいつでも行けるつもり」

元の記事へ移動


 トレーニングに活気があふれた。フルコートで行われた紅白戦の2本目。一方のチームの後方から指示やチームメイトを励ます大きな声が響く。横浜FMのトレーニングに当たり前にあったはずなのに、この3カ月は聞かれなかった声。その主は中澤佑二だ。

 中澤は左膝のリハビリのために8月中旬からチームを離れ、別メニューで調整を続けてきた。リハビリは3か月近くに及んだが、先週、対人を伴わないトレーニングメニューに部分合流すると、今週から本格的に合流。14日には10対10+フリーマンのパスゲーム、15日には4対4などをこなすと、この日に10分3本行った紅白戦の1本目こそ先週のようにゲームに入らない若手選手とともに体を動かしたが、迎えた2本目、チアゴ・マルチンスに代わってピッチに入った。

 部分合流した先週の段階では「あとは対人プレー。来週はもっと練習が増えると思うから、そこでどれくらいできるか」と話していた中澤。気温こそ20度を下回ったものの強い日差しの中、10分2本の紅白戦でプレーすると、大粒の汗を流し、肩で息をしていた。しかし表情には充実感に満ちている。そして「楽しかった」と笑顔を見せた。

「疲れましたよ。リハビリでかなり走っていたけど、フルコートで11対11だしね。しかもこのチームはポゼッションするから、久しぶりだと展開についていくのは大変。体もそうだけど、目と頭もスピードに慣れていかないといけない」。100%思い通りにプレーできたわけではなかったのかもしれない。ただ、なにより「みんなと一緒にサッカーするのが楽しかった」

 状態は「以前よりは良くなっている」が、先週までは外れていた膝のテーピングも全体練習に合流するとなれば両膝に巻かれている。「良くなっている」ことは確かなようだが、数多の激戦を戦い抜いてきた膝から完全に痛みが消えることはない。それでも「自分はいつでも行けるつもり。『行くぞ』と言われた時に最高の状態でいられるように準備する」という姿勢は変わらない。

「あと2試合だから。気合いで頑張ります」。決めるのは監督。ただ、中澤が今、その視界に捕らえているのは24日の鳥栖戦だ。J1・593試合目のピッチに向け、確実に前進している。

[山口]オナイウ阿道、ブレイクの要因は?今季最終戦で得点王返り咲きなるか

元の記事へ移動


 山口のオナイウ阿道は今季22ゴールを挙げ、得点ランクは明治安田J2・2位をキープ。首位を走る大前元紀(大宮)との差は『2』で、最終戦で得点王に返り咲く可能性を残している。

「毎試合で点が取れるように」とストライカーとしての責任感を胸に戦い、霜田正浩監督が前線の選手に課した目標「10ゴール」を早々と第15節(5月20日)に達成。相手からの警戒やマークが厳しい試合でも、チームが14戦勝ちなしで苦しむ時期でも、持てる力を攻守に発揮しながら得点を積み上げてきた。

 今季だけで、過去にリーグ戦で挙げた総得点(10ゴール)を大きく上回る得点を獲得。ブレイクの要因の一つは「監督が我慢強く使い続けてくれたこと」。今季はわずか1分を除いて全試合にフル出場する中で試合感覚をつかみ、「以前ほど波なくプレーできるようになった」。そして「周りの選手のおかげでここまで点を取れてきた」と仲間への感謝も忘れない。

 いよいよ迎える最終戦に向けては「まずは一つ点を取らないと。自分のスコアを伸ばすこと、チームが勝つために点を取ることが一番じゃないかと思う。みんなでやれる最後の試合。チームとして勝つことを強くプレーに出し、最後を勝って終われるように頑張りたい」と意気込んでいる。

 ともに切磋琢磨してきた高木大輔が言うように「得点王になれるチャンスはそう何回もあるわけじゃないし、レノファの名前を大きくさせるためにも大切なこと」。仲間やファン・サポーターの思いに応え、輝かしい記録を残して今季を締めくくりたい。

写真:松原純