[名古屋]連勝とジョーの覚醒。すべてはジョーの母親の来日から始まった?

元の記事へ移動

 J1リーグ8月の月間MVPに名古屋の輝いたジョーが、喜びの声を聞かせてくれた。

 8月は5試合に出場し10得点の荒稼ぎをしてみせたジョー。Jリーグ選考委員会でも「文句なしの受賞」となった。

 長崎戦を控えコンディションは変わらず好調だと言うジョーは、MVPについて「自分の実力を自分で信じなければ誰も信じてくれない。自分のことを信じ続けたことが受賞につながった。MVPはその月のすべての試合でいいプレーを見せないとなれないと思う。MVPを狙っていたわけではないが、すべての試合に全力を尽くすという気持ちで挑んだので、この受賞はすごくうれしいです」と語った。

 また名古屋の連勝は、ちょうどジョーの母・タニアさんが来日してから始まった。この状況にジョーは「母も契約してもらおうかな」とジョークを飛ばしながら、「母がきてから負けていないので、とてもうれしいです。でも母がブラジルに帰ってからでも、同じパフォーマンスをしてゴールを決め続けないといけないですね」と、気を引き締めた。

 ちなみにジョーの母は10月下旬まで名古屋にいる予定。そこまで連勝が続けば13連勝で、99年2ndステージのクラブ記録である10連勝をはるかに越え、無敗記録としては03年の1stステージに並ぶことになる。今後は上位との対戦も控えているが、いまの勢いが続けば、さらにその上のJ1記録(16連勝)にも期待がかかる。

[G大阪]遠藤保仁が称賛、そして警戒するアンドレス・イニエスタのすごみとは

元の記事へ移動

 15日のJ1第26節・神戸vsG大阪の一戦では日本とスペインの司令塔対決が実現する可能性がある。

 14日、吹田市内で非公開練習を終えたG大阪の遠藤保仁が神戸のアンドレス・イニエスタについて口を開いた。長年日本代表で司令塔を務めた遠藤に対して、イニエスタはバルセロナとスペイン代表で一時代を築いた世界的名手。イニエスタ対策を問われた遠藤は「まずは彼に自由にボールをもたせないことが一番手っ取り早い」。もっとも単なるパサーではないイニエスタのスタイルは遠藤が以前から賞賛するポイントの一つ。「ポジション取りもうまい選手だし、シンプルにボールをはたくときもある。少しでもスペースを与えると簡単に前を向いてくるので、誰かが抑えるというよりはチームで抑えたい」とあらためてそのプレーを警戒していた。

[川崎F]日本代表で得た刺激をチームへ還元する。川崎Fの小林悠、「自分が(点を)取ったら負けない。本気で狙っていく」

元の記事へ移動


 国際Aマッチウィークによる中断期間を終えて、週末にはリーグ戦が再開する。前節・G大阪戦に敗れ、首位・広島との勝ち点差が『9』に広がった川崎Fは4位の札幌と対戦。上位対決とはいえ負けられない試合を迎える。得点が期待される主将の小林悠は、今回の代表遠征で得た刺激を試合に生かしたいと語った。

 日本代表として先日のコスタリカ戦に先発出場した小林は68分間プレー。前線の一角として精力的に動き続けた。また今回の代表には若い選手たちが多く招集されていたが、小林はそんな若手から刺激を受けることが多かったと明かした。

「大きい体の相手にも負けないでしっかりドリブルで運んだり、削られてもすぐに立ってプレーするなど、そういうところは若い選手だけど素晴らしいなと思った。それに作りの部分で入っていくことが自分の中でも楽しかった。フロンターレではフロンターレの役割があるけど、もう少しチームでも、作りの部分でちょっと顔を出そうかなというのは代表に行って思った。フロンターレでやっているだけでなく、ああいうところに行くことでもっと頑張らないといけないと思いましたね」

 今週末には大事な上位対決を迎える。「最近は得点が取れていないし、自分が取ったら負けないというのはある。そこは本気で狙っていきたい」と語気を強めた小林。代表での刺激を胸に、チームを勝利に導くゴールを狙っていく。

[松本]勝負の山口戦に向けて、反町康治監督と高崎寛之がインタビューに応える

元の記事へ移動

 今節・山口戦を目前に控えた14日、松本の反町康治監督と高崎寛之が配信中の『DAZN J2・J3プレビューショー』にてインタビューに応じた。

 開幕から6戦未勝利という苦しいスタートを切った松本だが、そこから持ち直しに成功。残り10試合となった現在は、暫定2位と自動昇格圏内につける。まだまだ厳しい戦いは続くが、「松本は、まだまだ将来性のあるチーム。皆で盛り上げていきたい」(反町監督)、「応援してくれるサポーターの皆さんに結果を出して、恩返ししたい」(高崎)とサポーターに感謝を述べるとともに、残り試合での健闘を約束する。

 今節・山口戦については警戒しつつも、「自分たちの力を100%出して、果敢にやりたい」(反町監督)、「前回対戦時(第6節)も2点リードから追いつかれているので、リベンジしたい」(高崎)とホームでの勝利に向けて全力を尽くすことを誓った。

 この日のJ2では唯一となるデーゲームでもあり、多くの注目を浴びるだろう一戦。勝ちどきをあげるのは、どちらか。

[札幌]強い意気込みで上位対決へ。「希望や勇気を与えられるサッカーを」(ペトロヴィッチ監督)

元の記事へ移動


 国際Aマッチウィークによる中断期間を終え、リーグ戦の再開となる明治安田J1第26節。6日未明に北の大地を襲った北海道胆振東部地震からおよそ1週間を経ての最初の公式戦が、2位・川崎F戦との上位対決ということもって、札幌は計り知れないほどに強い意気込みを胸に上位対決に挑む。

 震災直後から「希望や勇気を与えられるようなサッカーを見せたい」と強く発していたペトロヴィッチ監督の思いも強い。練習休止を余儀なくされた日が2日ほどあったが、「いまなお避難生活をしている人々が心配だ。それに比べれば、練習ができなかったことは大きな問題にはならない」とキッパリ言い切った。

 そして試合の展望については「川崎Fは攻撃力があり、洗練されたパスサッカーをする強いチーム。でも、われわれだった見劣りはしない。ワンチャンスを狙うような、腰の引けた戦いをするつもりもない。必ず、いいゲームになる」と強い眼力で発した。また、現在4試合連続得点中と絶好調のFW都倉賢は5戦連続弾がかかる試合ながらも「まったく意識していない。とにかく、チームとして勝つことだけに集中している」。そして自身がプロキャリアをスタートさせた川崎Fとのアウェイゲームであることについては「個人としてもチームとしても成長した姿を、等々力で示したい」とも意気込みを口にしている。

 いまなお避難生活を強いられている住民がいるなかで、北海道を代表するプロクラブとして札幌は、前年王者とのアウェイゲームにも攻撃的なスタイルで挑み、力強く前身をし続けて希望の光をもたらす。

[大分]古巣戦に臨む新主将・馬場賢治、「讃岐はいつもこういう状況でなんとかしてきたチーム」

元の記事へ移動


 大分は15日、明治安田J2第33節・讃岐戦に臨む。

 昨季まで讃岐でプレーしていた馬場賢治は、現在暫定最下位という苦境にある古巣のことを、折に触れ気にかけてきた。だが、いまは大分も混戦の昇格争いの真っ最中。今季も終盤に差し掛かり、勝点の重みが一層感じられる時期になってきた。

「42試合あるリーグ戦においては、その1試合で何かが決まるというシチュエーションはほとんどない。もちろん目標はあるが、あくまでチーム力を上げることや自分の成長が大事で、勝つことがすべて成長につながるとは僕は思ってはいない。勝つためのプロセスや、たとえ負け試合でも最後までピッチに何を残せるかが大事だと思いながらやってきた。でも、残り10試合はそんな綺麗ごとも言っていられない。いまは勝点3が必要」

 そう話す馬場は「人としては複雑だが選手としては勝たなくてはならない。トータルで考えれば複雑」と、古巣戦に向けての思いを吐露した。

「讃岐はいつもこういう状況でなんとかしてきたチームなので、今節もすごく難しい試合になるはず。それでも根本的な弱点はどのチームにも絶対にあるので、そこをしっかり突ければ、相手がどう出てきてもやれるのではないか」

 奇しくも今季スタートからキャプテンを務めていた竹内彬のシーズン途中での讃岐への期限付き移籍により、8月17日から新キャプテンとしてチームを率いることになった。就任後約1カ月、個人的な思いは胸に秘め、強い気持ちで勝利を目指す。

写真:ひぐらしひなつ

[横浜FM]「Jリーグで突き抜けた存在にならないといけない」。天野純が代表活動でつかんだ収穫

元の記事へ移動

 横浜FMのMF天野純がチームに合流し、初めての参加となった日本代表での活動について振り返った。

 6日に発生した北海道胆振東部地震の影響で7日のチリ戦が中止になったが、1試合少なくなったことは追加招集だった天野にとっては出場機会を失いかねない事態だった。しかし天野は「いい経験をしにいく、という気持ちはさらさらなかった。いくからには絶対に出るという気持ちだった」。

 そのために「練習から監督やコーチ陣に『やれるんだ』というアピールをし続けていた。その結果、11日に行われたコスタリカ戦で2番目の交代選手として75分から途中出場。単純に考えれば同時に追加招集された守田英正(川崎F)とともにフィールドプレイヤーで19番目の選手だったが、“7人抜き”をして試合に出場したことになる。その事実は天野にとって大きな「収穫だった」。

 その一方、代表に参加したからこそ気づけたこともある。何より感じたのは、「海外でプレーしている選手は物怖じしないし、余裕をもってやれている」ことだった。そして、いまの環境で代表に定着し、主力になるためには「Jリーグで突き抜けた存在にならないといけない」という思いを強くした。そしてまた「いまの成長速度ではそこまでいけない」ことも。

 海外でプレーする選手たちと直に接することで海外に「チャレンジしたい気持ちは強くなった」ことも事実だ。ただ、いまはJリーグで、横浜FMで全力を尽くすという気持ちにも変わりはない。「マリノスでやってきたことを評価されたから選出されたと思っているので、マリノスのために毎日成長するっていう自分の中の根本は変えてはいけない」。

 SNSで横浜FMのファン・サポーターだけではなく天野を知らなかったサッカーファン、さらにはグラビアアイドルをも巻き込んでトレンドにもなった「#あまじゅんを出せ」については知らなかったが、「槙野くんが『インスタでコメントがくる』って言っていた」ために、SNSでの盛り上がりは知っていた。「やっぱりすごいですよ、マリノスのサポーターは。愛を感じた」。それもまた、代表に選ばれたからこそ再確認できたことだろう。

 横浜FM、ファン・サポーターとともに戦い、今まで以上のスピードで成長し、代表定着、そして主力へ。そのさらなる歩みが16日の浦和戦から始まる。

[柏]伊東純也が語る代表初ゴール。「何でかな(笑)」と本人もその速さに驚く

元の記事へ移動

 日本代表に選ばれていた柏の伊東純也が13日からチームに合流。練習後には多くの取材陣に囲まれながら今回の代表活動を振り返った。

「アップ疲れした(笑)」と振り返るように伊東は後半の早い時間からきたるチャンスに向けて体を温めていたが、チームの流れもよかったためになかなか声はかからず。森保ジャパンの初陣となったコスタリカ戦のピッチに立ったのは85分のことだった。しかし、そこから8分後の90+3分に大仕事をやってのける。

 右サイドで浅野からのパスを受けた伊東は相手DFと1対1の状況を迎える。そして「最初は縦に行ってクロスを上げようと思ったけど、中を見たときに微妙だったので打ってみようかなと思って打ったらCBがブラインドになって、GKが見えてなかったので入った」とカットインして左足を強振。「映像を見たらボールが速かったので、何でかなと(笑)。あんまりああいうシュートを打たないけど、あのときは打っていましたね。最初は巻こうとしたけど、敵もきていて(足の)振りを速くしたらああいう感じになった」と自身でも驚く強烈なシュートがネットに突き刺さり、昨季から練習を続けている形で記念すべき代表初ゴールを奪って見せた。

 また、歴代の日本代表を振り返っても、中田英寿や遠藤保仁、ロシアW杯では柴﨑岳とゲームメーカータイプが背負うことが多かった7番を背負ったことに対しては「特に考えていないし、何にも意識していなかった。俺の中で7番はクリロナ(クリスティアーノ・ロナウド)のイメージだったので(笑)」と笑顔を見せた柏のスピードスター。ここからはクラブでのプレーに集中しながら「前線の選手はいい選手が多いので負けないためにもチームに帰って頑張りたい」とアピールを誓った。

[浦和]代表でキャプテンマークを巻いた槙野智章。今度は浦和にいい風を送り込む

元の記事へ移動


 13日、槙野智章が浦和の練習に合流し、日本代表での経験を浦和に還元したいと語った。

 11日の日本vsコスタリカ戦終了の笛が鳴り、勝利の歓声が吹田スタジアムを包んだとき、槙野智章の左腕には赤い腕章が巻かれていた。広島時代の先輩であり、日本代表新主将の青山敏弘が交代するに伴って、浦和の槙野がそのキャプテンマークを譲り受けていたのだ。「名誉なことだった」と、浦和に戻って最初の練習となった13日のトレーニング後に振り返った槙野。「ただそのこと以上に、(チームの中で)求められたものを理解し、やったつもり」とも続けている。

 札幌では大きな地震とそれによる試合の中止を経験するなど、多くの出来事を体験した今回の代表活動。彼は青山、東口順昭に次ぐ3番目の年長者だった。

「若い選手にも助けてもらいながら、自分の主張したいこともチームに落とし込めた。今回の代表チームのプレー、考えは、このチームに足りないことでもある。代表活動が終わって、みんなが楽しかった、またやりたいと話していたくらい、充実していた。今度は、このレッズにその経験を落とし込みたい」

 守備の練習に時間を割いた13日、槙野は後方からいつも以上に声を全体に掛け続け、練習後には西川周作、岩波拓也、宇賀神友弥などの選手と芝生の上で話し合う機会を設けていた。守備が自慢だったはずの今季の浦和だが、ここ3試合は連続で複数失点。守備の立て直しは急務となっている。それに次節は、14位に位置しながらもリーグ最多得点を誇る横浜FMが相手だ。無失点勝利は、すなわち自信を取り戻す契機になる。闊達な意見を交わし合い、修正を図っている浦和。若い世代が躍動した今回の日本代表をピッチ内外で支えた槙野が、今度は浦和にいい風を送り込む。

[福岡]福岡U-18から二人の来季トップ昇格が内定。桑原海人、北島祐二よ、冨安健洋に続け!

元の記事へ移動


 9月13日の午後、雁の巣練習場のクラブハウスでU-18所属選手の来季トップチーム昇格内定会見が行われた。
 初々しい姿と表情で会見場に姿を現したのはDF桑原海人(くわはら・かいと/写真右)とMF北島祐二(きたじま・ゆうじ/写真左)。「一日でも早い試合出場を」と声をそろえる二人だが、その目標達成のための課題は異なる。
 攻撃的なSBである桑原は「パスの質、トラップを含めて技術の一つひとつの精度を上げること」、オフェンシブなポジションならどこのポジションでもプレー可能な北島は「自信をもってプレーすること。遠慮せずにプレーすること」を挙げる。
 そして二人を長く指導してきた藤崎義孝アカデミーダイレクターは「桑原は突破力が魅力だが、クロスの質はまだまだ。そこを磨いてほしい。北島は先日の日本代表戦で光った中島翔哉選手のようにサイドからのカットインで鋭いシュートが打てる選手だが、90分をとおしてそれができる体力アップ」を、それぞれがトップデビューで活躍するために必要な課題として挙げる。
 福岡のアカデミー出身者と言えば、先日、日本代表入りを果たした冨安健洋がいる。当然、桑原と北島も意識をしていて「いずれは代表入りを」と身近に感じられる偉大な先輩を目標に努力、成長を続けていくと力強く誓った。