[川崎F]本紙7月MVPを受賞した小林悠。「今月もらえなかったら一生貰えないだろうなと思っていた(笑)」

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 連続ゴール記録は前節・鳥栖戦(0●1)で止まってしまったものの、2ndステージが開幕した7月は全試合でネットを揺らした小林悠。この活躍が認められ、見事、本紙が選ぶ7月のベストイレブンならびにMVPを受賞。圧倒的な票数を集めて受賞した小林本人に17日の練習後に本紙を渡すと、笑顔で口を開いた。

  「こうやって見ても分かるとおり、フロンターレの選手が多いということはチームの調子が良くて、良い成績を残せた結果だと思う。本当にチームのみんなやスタッフ、家族を含めた周りの人に感謝したい。(7月は)全試合でゴールを取ったので、今月もらえなかったら一生貰えないだろうなと思っていた(笑)。もらうことができて本当に良かった」

 常に周囲の感謝への気持ちを忘れない小林らしいコメントだったが、自身の受賞もさることながら、ベストイレブンに川崎Fから4人(小林のほかに、車屋紳太郎、谷口彰悟、大島僚太)が選ばれたことに対して強い喜びを感じているようだった。

写真:竹中玲央奈

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[鹿島]「A代表は必ず目指さなければいけない」。リオ五輪から戻った鹿島の植田直通が全体練習に完全合流

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 17日、リオ五輪を戦っていた植田直通がチーム練習に完全合流した。すでに15日に福岡戦に出場した主力組とともにランニング、16日に筋力トレーニングで汗を流すなど、体を動かしてきた植田だが、全体練習に参加したのはこの日が初めて。大会の疲れを感じさせることなく元気な姿を見せていた。
 ただ、メダル獲得も期待されながら予選リーグでの敗退となった結果については「すごく課題が残った大会でした」と総括。「もうA代表しかない。そこは必ず目指さなければいけないと思います」と強い決意をにじませた。
 そのためにも、まずは復帰したチームでの活躍が求められる。鹿島は福岡戦にはなんとか勝利したものの、本調子からはほど遠く、依然厳しい状況に置かれている。それを救う活躍が植田には求められている。
「鹿島でしっかり試合に出続けて良い結果を出し続けないといけないという危機感もある」
「あっちで学んだことはありますし、手ごたえを感じたところもあるので、そういったところをこっちで出していけたらと思います」
 まずは、20日のJ1・2nd第9節・湘南戦での先発復帰を目指す。

[磐田]「ボールの受け方がうまく、見習いたいと思った」。磐田の小川航基がそう語ったリオ五輪代表とは?

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 リオ五輪のトレーニングパートナーから戻ってきた磐田の小川航基が自身を追い込み、感覚が戻ってきたと手応えを口にした。
 ブラジルでの練習は大会に向けた調整メニューが多く、難しい面もあったという小川航。五輪代表メンバーのために必死に自分の役割をこなしたが、パワーがあり余っていたのも事実で、帰国後最初の練習では居残りで走り込む姿があった。
 この日も炎天下、最後までシュート練習を行っていた。自分を追い込む姿も印象的で、感覚も戻ってきたという。そして、ブラジルでの経験も無駄ではない。特に「ボールの受け方がうまく、見習いたいと思った」とCFの興梠慎三のプレーには学ぶことが多かったようだ。
 小川航は年代別代表の主力であり、チームを離れることも少なくない。名波浩監督へのアピールの場も限られているのが現状だが、これからも誰よりも練習に励み、自身の存在価値を示していくつもりだ。

[熊本]村上巧が部分合流。「リハビリでは武藤嘉紀などに刺激をもらった」

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 17日に行われた熊本の練習では、長らく別メニュー調整を続けていたMF村上巧が部分合流した。
 
 村上は開幕直前のトレーニングマッチで右足中足骨を骨折。熊本地震後に一度合流したが、再び同じ箇所を痛めて離脱していた。

「2回目はさすがにショックだった。でも、約1カ月半、東京の国立科学スポーツセンター(JISS)でリハビリさせてもらって、内田篤人(シャルケ)や武藤嘉紀(マインツ)、あとテニスのクルム伊達さんなんかと一緒に過ごしていろいろな話ができた。それが良かったと思う。特に武藤にはたくさん刺激をもらって、心も体も成長できた。まだ自分の思ったとおりに動けているわけではないが、一緒にリハビリに取り組んだ皆や、周りで支えてくれている人たちのためにも、しっかり復帰して結果を出して、恩返ししたい気持ちが強い。完全合流のメドは9月頭だが、慎重に、焦らず、でも気持ちは切らさずにやっていきたい。しっかり挽回して、チームの力になれたらと思うし、周りに引っ張られるのではなくて自分が引っ張っていけるようにしたい」

 力強く今後に向けての決意を口にした村上。完全合流と、今季初出場はもうすぐだ。

写真:井芹貴志

[書評]読むサッカーvol.5 『ダーティー思考 孤高を貫き、ピッチで輝く悪童の美学』

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ダーティー思考 孤高を貫き、ピッチで輝く悪童の美学
編者:前田 拓(まえだ・たく)
発行:5月7日/出版社:東邦出版/価格:1,500円(本体価格)/ページ:224P

予定調和の小説よりも瑞々しく刺激に満ちた一冊

 人は予測不能な場面に遭遇したとき、心から感動し、絶望する。当たり前の話だが、予測範囲内の現実に直面しても、人の心は大きくは揺れ動かない。
 サッカーが世界中の人々に愛されている理由もそこにある。驚きに満ちた試合展開や思いがけないチームの躍進。はたまた、期待を大きく裏切る低質なパフォーマンスや有力チームの予想外の大失速…。人々はそんな“カウンター”に衝撃を受け、歓喜し、落胆する。そして気付いたときには、そんな刺激を与えてくれるサッカーというスポーツから離れられなくなっている。
 サッカーの魔力は試合やプレーだけに宿るものではない。サッカーに関わる人間のパーソナリティーや彼らが発する言葉の端々にも宿る。そこに焦点を当てたのが、本書だ。取り上げられているのは、ズラタン・イブラヒモビッチ、ディエゴ・マラドーナ、エリック・カントナといった、ダーティーでいわくつきの面々。彼らがこれまでに放ってきた奔放かつ過激な発言の数々が、その背景とともにまとめられている。「(バルセロナの選手は)まるで調教された子犬と一緒だぜ」(イブラヒモビッチ)、「夜は俺のフレンドだ。プライベートではやりたいようにやる」(ロマーリオ)、「オレはダイブをする。認めるよ」(ルイス・スアレス)など。相手にどう思われようが構わない。笑ってしまうほど自由で、真っ直ぐな言動は、読者に人生観や世界観を揺るがす契機を与えてくれる。
 是非、周りにいるサッカーに興味のない人にこの本をオススメしてほしい。予定調和の小説よりもよっぽど瑞々しく刺激に満ちた一冊だ。また、彼らがそのような人間性を形成するに至った経緯や生い立ちも丁寧に描写されているため、彼らのことをすでに知っているサッカーファンも楽しめる内容になっている。空気を読まない、予測不能な発言がまとめられたこの本には、サッカーの本質的な魅力、愛おしさが詰まっている。

[神戸]DF岩波拓也、リオ五輪は「サッカー人生で一番悔しい時間」も、その悔しさはJで晴らす

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 リオ五輪のメンバーに選出されていた神戸のDF岩波拓也が16日、J1・2nd第9節・G大阪戦へ向けた全体練習に参加。「まず神戸で結果を残さないといけない」と話し、精力的なプレーで汗を流した。
 帰国したのは前節・FC東京戦が行われた13日。「早い(飛行機の)便に乗ることができた。試合がめちゃくちゃ見たかった」と話し、チームが勝利したノエスタでのホーム戦に駆け付けた。翌日14日はオフだったが、15日、リカバリー組、オフ組と分かれる中で、早速ユニフォームに着替えてハードな練習を消化。昨季来、チームの活動に加え、五輪関連の遠征や合宿などハードスケジュールをこなす中で、休養と呼べる期間がほとんどないほど突っ走り、「ネルシーニョ監督は厳しい…」と苦笑い。それでも、練習場ではいつもの元気な姿を見ることができた。
 リオ五輪では残念ながら試合出場は叶わなかった。「サッカー人生で一番悔しい時間」と実直に話す神戸の背番号5は、「一日でも早く戻って、神戸で試合に出たいと思っていた。まず神戸で結果を残さないといけない」と語気を強め、熱戦必至の阪神ダービーへ集中力を研ぎ澄ましていく。

[新潟]リオ五輪から帰って来たFW鈴木武蔵とMF野津田岳人。福岡戦に向けて、チーム内競争を活性化

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 オフ明けの16日、リオ五輪開催地のブラジルから戻ったFW鈴木武蔵とMF野津田岳人が練習に合流。チームメートとともにフルメニューをこなし、汗を流した。
 二人はバックアップメンバーに選ばれたが、鈴木は出発後、所属クラブの事情により出場できなくなったFW久保裕也(ヤング・ボーイズ)に代わってメンバー入り。ナイジェリア戦ではゴールも決めたが勝利はならず。グループリーグ突破はかなわなかった。「自分たちのサッカーができていたのに、なんで勝てなかったんだろうと虚しい気持ちになった。初戦でもう1点取れたらグループリーグを突破することができた。その1点を取れるFWにならないと」と振り返った。次なる目標はA代表だが「まずはチームでたくさん点を決めること。毎日の練習から頑張っていく」と、8月20日のJ1・2nd第9節・福岡戦に向けて切り替えている。
 また、バックアップメンバーとしてリオ五輪日本代表を支えた野津田も「ずっと目標にしていた大会だったので、良い経験はできたが、悔しい気持ちのほうが大きい。あれを経験できて良かったと思えるように、もっともっと活躍したい」と、新潟でリスタート。「試合に飢えがある。しっかりアピールして次の試合に出たい」と意気込んでいる。
 一つの夢に区切りをつけ、悔しさに燃える二人がチーム内競争を活気づける。

[柏]リオ五輪日本代表のGK中村航輔、DF中谷進之介が柏の練習に合流。世界を体感し、次なる目標を語る

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 リオ五輪のためチームを離脱していたGK中村航輔、DF中谷進之介が16日からチームに完全合流。練習後、リオ五輪について振り返った。
 グループリーグ第2戦のコロンビア戦と第3戦のスウェーデン戦に出場した中村は、チームとしてグループリーグ敗退に終わったことに関して、「(終わるのが)早かった」と悔やんだが、個人として「何も通用しなかったというわけではなかった。シュートに対する反応など、自分がやってきたことが通用する部分もあるとは感じた」と手ごたえもつかんだ様子。
 一方、バックアップメンバーとしてチームに帯同し、残念ながらピッチに立つことができなかった中谷。「(ピッチの)中の人にしか感じられないものがあると思うけど、(見ていて)やっぱりスピードが大事かなと思った」と口にし、「もう試合を見るのはイヤなので、(早く)出たい」と試合に飢えていた。
 それでも、五輪という世界の舞台をそれぞれの形で体感した二人はすでに前を向いており、「(今後は)A代表しかない」(中村)、「本当にそこ(A代表)しかないと思う」(中谷)とさらなる飛躍を誓った。

[鳥栖]日本代表の新GKコーチ・ルグシッチ氏が鳥栖の練習を視察。W杯最終予選に向けGK林彰洋をチェックか!?

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 16日、8月から日本代表のGKコーチに新しく着任したルグシッチGKコーチと浜野征哉GKコーチが鳥栖の練習場に視察へ訪れた。
 両者の視察は9月から始まるW杯アジア最終予選を見据えて鳥栖のGK林彰洋のチェックが主な目的と思われる。両者は約1時間半、鳥栖の練習に熱視線を送った。
「『ハードトレーニングしているね』と言われたくらい」と林が明かしたように特別な声掛けがあったわけではないようだが、W杯出場を目標に掲げる林にとっては意識せざるを得ない今回の視察。「代表のためだけにやっているわけではないが、目の前にW杯の予選が迫ってきてどれだけ自分が関われるかもそうだし、何よりもチームが勝てるかというところに日本代表は重きを置いている。その一部になれるようにどれだけ自分が関われるかも重要になってくるので準備したい」と話した。
 今年の3月、日本代表候補合宿に選ばれたが「全然、ダメだった。自分の意識というものがまだまだまだ足りていない」と挫折に近いような苦い経験をしてチームに戻ってきた。当時と現在の比較について尋ねてみると「僕自身が劇的に変わったかと言われればそうではないし、要所、要所でのつかむ、はじくの判断や出る、出ないの判断とか全すべてにおいて日々、スケールアップしていけるようにしたいと常に思っている。でも、短期間で劇的に変われるわけではないので日々の積み重ねが必要」とコメントした。
 今回の視察で両GKコーチは林をどう見たのか。今後に注目したい。

[長崎]新クラブハウス建設募金について記者会見を実施

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 14日、V・ファーレン長崎はトランスコスモススタジアム長崎で会見を行い、「諫早市サッカー場クラブハウス建設募金」に関する記者会見を行った。クラブハウスは諫早市サッカー場敷地内に建設されるもので、クラブは今年度中の完成を目指している。

 クラブハウス建設募金の目標募集額は1億5,000万円。このうち、5,000万円は諫早市、長崎県、日本サッカー協会の補助金制度を活用し、残る1億円がクラブハウス建設募金でまかなわれる。募金は大きく「法人募金」と「個人募金」に分かれており、法人募金が8,000万円(460社)、個人募金が2,000万円(6万人)を想定し、ファン・サポーター(1口1,000円)、地元企業法人及び個人(1口50,000円)と既存スポンサーからの募金、9月以降に販売が予定される「ヴィヴィくんLINEスタンプ」の利益などで予算の確保を検討中だ。 建設予定のクラブハウスはトップチームのクラブハウスとV.V.NAGASAKI総合地域型スポーツクラブ事務所、県民交流スペースなどの併用施設として、木造2階建て、食堂兼ラウンジ、トレーニング室、医務室、ロッカーなどを備え、V・ファーレン長崎が建設し、整備後は一般社団法人V.V.NAGASAKIスポーツクラブが管理運営を行う。工事期間は16年11月から17年3月まで。

 会見で、服部順一V・ファーレン長崎取締役/GMは「単なるサッカークラブのための施設ではなく、ホームタウンとクラブが交流できる拠点としたい」と語っており、V・ファーレン長崎も含めた、ホームタウンに暮らすすべての人をつなぐコミュニティスペースとしたい意向を表明。「選手たちが食堂で食事をしているすぐ横のラウンジで、サポーターが選手と同じものを食べていたり、話をしていたりする。そんな光景が普通に見られる場所にしたい」(服部GM)と抱負を語った。

 クラブハウス建設募金募集期間は本年8月から10月31日までで、早ければ、次節(21日)、ホームで開催されるJ2第30節・愛媛戦から募金の受け付けが開始となる。

クラブハウス外観イメージ提供:V・ファーレン長崎