ユース取材ライター陣が推薦する総体注目の11傑vol.3

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川端氏が注目するFW新井光(市立長野高)
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校総体注目の11傑』」

 ゲキサカでは平成29年度全国高校総体「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカーの注目選手を大特集。「総体注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に総体注目の11選手を紹介してもらいます。第3回はサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材し、各種媒体に寄稿している川端暁彦氏による11人です。

 川端暁彦氏:「55校もあると目移りしてしまって毎年難しい総体の11傑ですが、今回は試合を観ていて『大きな舞台でまた観たいな』と思った選手たちを選抜してみました。今年日の丸を付けている選手にはちょっと遠慮してもらいましたが、すでにJリーグ入りを決めている選手からまだ無名の成長株まで、幅広く選んでいます。またこの夏も新たな逸材との出会いがあるのを楽しみにしています」

以下、川端氏が注目する11人
GK宮本一郎(東海大仰星高3年)
「高校選手権4強入りの原動力ともなった守護神が今度は夏の大会に挑むことに。軸になっていた選手がゴッソリと抜けてしまったチームにあって最後尾を預かる彼の存在感は大きい。安定感のあるプレーに期待」

DF塩野碧斗(昌平高3年)
「『(負傷から)戻って来てくれたのは本当に大きい』と藤島監督も安堵の言葉を漏らした昌平のキーパーソン。アグレッシブな攻撃参加に加え、ビルドアップに加わる力もある。大会屈指の右サイドバックだろう」

DF嶋中春児(長崎総合科学大附高3年)
「強さと俊敏さ、そして跳躍力と異次元の身体能力を誇る“長崎のエースキラー”。常に相手チームの一番怖いアタッカーのマーク役となるのだが、得点が欲しい状況ではFW起用もこなす万能派でもある」

DF竹中響哉(立正大淞南高3年)
「『空中戦には自信がある』と本人が語るとおり、頭一つ飛び出るようなジャンプからの強烈なヘディングは攻守両面で武器となる。山陰屈指のエアバトラーが全国屈指のエアバトラーと認識される大会になるか」

DF沼田皇海(尚志高2年)
「鹿島アントラーズノルテから郡山へとやって来た左サイドバック。元より定評のあった左足のロングキックは変わらぬ武器となっているが、戦う姿勢が増して守備面でも確かな進歩が観られるようになってきた」

MF田部井涼(前橋育英高3年)
「選手の精神面に関する辛口コメントも少なくない山田耕介監督が『アイツは大丈夫』と認めるタイガー軍団の大黒柱。ボールタッチ一つ、ショートパス一つでゲームのリズムを変えられる稀少な個性の持ち主」

MF青木真生都(東福岡高3年)
「抜群の身体能力で“ぶっちぎる”タイプの選手も多い東福岡だが、それを操る青木の存在は見逃せない。中盤で顔を出しながらボールを小気味良くさばきつつ、ペナルティーエリア近辺での決定機にも絡んでいく」

MF池平直樹(岡山学芸館高3年)
「あこがれの選手は遠藤保仁という納得のプレースタイルを持つゲームメーカー。ボールを友達にできるタイプの選手で、パスを走らせて味方を活かしながら自分も生きる。よりゴールに直結する仕事も期待したい」

MF檀崎竜孔(青森山田高2年)
「夏のブレイク候補筆頭かもしれない。武器であるスピードに乗ったドリブルからの切り崩しに加えて、ボールを受けて離す部分にも変化が感じられるようになってきた。あとはゴールという結果を大会に刻んでいくのみ」

FW新井光(市立長野高3年)
「練習参加してきた彼を観た湘南・曹貴裁監督が『プレーしていて何のストレスも感じさせなかった』と驚嘆し、そのまま獲得に至った逸材FW。昨年の夏は何とも悔しい結果に終わっただけに、今大会への思いも強いはず」

FW芝崎翼(柳ヶ浦高1年)
「大分県予選で3回戦から決勝までチームの全得点に当たる6ゴールを叩き出したゴールデンルーキー。ボディバランス、ゴール感覚に秀でる点取り屋が、果たして全国舞台でどれだけやれるか。柳ヶ浦にとってもポイントだ」

執筆者紹介:川端暁彦
 サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長。2004年の『エル・ゴラッソ』創刊以前から育成年代を中心とした取材活動を行ってきた。現在はフリーランスの編集者兼ライターとして活動し、各種媒体に寄稿。著書『Jの新人』(東邦出版)。

●【特設】高校総体2017
東京五輪への推薦状-by-川端暁彦

ルーニー、エバートン再デビュー戦に感慨「素晴らしい気分」

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ルーニー、エバートン再デビュー戦に感慨「素晴らしい気分」
 ヨーロッパリーグ(EL)の予選3回戦第1戦が27日に行われ、エバートン(イングランド)はホームでルジョムベロク(スロバキア)と対戦し、1-0で勝利した。後半20分にDFレイトン・ベインズが奪ったゴールを守り抜いた。

 エバートンに復帰後初の公式戦でフル出場を飾ったFWウェイン・ルーニーは「青いシャツを着て再びプレーできることは、言うまでもなく素晴らしいことだ」と感慨深げに振り返った。『スカイ』が試合後のコメントを伝えている。

「この青いシャツを着て再びプレーできることは、言うまでもなく素晴らしいことだ。素晴らしい気分だったよ。でも僕らにとっては重要な試合だった。だから感情的なことはひとまず脇に置いておいたんだ。再デビュー戦が終わって、やっと落ち着いてもっとサッカーに集中できるようになるかな」

「まだまだシーズンははじまったばかりだ。もっと僕らならうまくプレーできる。だけど重要なのは勝つこと、そしてクリーンシートで終わらせることだった。だから少しほっとしているよ。試合をコントロールできたことにもね」

●プレミアリーグ2017-18特集

「スポーツライター平野貴也の『千字一景』」第54回:アラタな世界(渡邉新太・全日本大学選抜)

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MF渡邉新太(流通経済大)
“ホットな”「サッカー人」をクローズアップ。写真1枚と1000字のストーリーで紹介するコラム、「千字一景」

「ワタナベ? ああ、アラタね!」

 覚えやすい名前が随分と強く浸透しているようだった。全日本大学選抜の宮崎純一監督は、質問を受けて苦笑いした。相手にチャージをされても、退かすようにぐいと力強く前に出るMF渡邉新太のプレーについて聞いたときだった。

 7月14日のU-20日本代表との練習試合で「新太」は得意のドリブルをいつもより自在に操った。所属する流通経済大ではサイドの突破役を担っているが、中央で起用されてプレーの選択肢が広がった。スルーパスとコンビネーションで2アシスト。いつもより生き生きとしているように見えたと伝えると「それは、監督にも言われました。元々は(センター)FWだし、相手の合間で受けるのは好き。前を向いたらゴールに直結するプレーができるし、その方が自分の持ち味が出るので、真ん中は好きですね」と笑顔を見せた。

 ピッチの中と外で、顔つきが違う。普段はおとなしいタイプだという。渡邉は、柔和な表情で「AB型なので(笑)。ピッチに入ると気性が荒くなると言われます」と二面性を血液型のせいにした。

 中央では、突破するだけでなく、相手を引き付けながらラストパスやシュートを狙える。相手が分かっていても止められないアタックをサイドから仕掛けるいつものプレーも魅力だが、普段とは異なる一面をのぞかせた。

 ピッチの中で見せた二面性は、良いアピールになったに違いない。宮崎監督は「新太は、試合になると、本当に気持ちをプレーで表現してくれる。(中盤の中央で起用すると、ターンで)振り向けば選手がいるし、きちんと収めて(ドリブルで)動きながらパスを出していって、自分でも突破できるという彼のプレーが、クリア(明快)に出る。そこは目立ったかなと思う」とプレーを見届けた感想を話した。

 残念ながら、8月に行われるユニバーシアードの代表メンバーへバックアップメンバーからの逆転選出はならなかった。しかし、渡邉の胸の内には、より大きな目標設定も定められていた。

「やるからにはメンバー入りを目指すし、遠征でアピールして、スタッフ陣を困らせられたら良い。ただ、選抜に入っても入らなくても、上のステージで、即戦力で活躍するという目標は変わらない」

 見据えているのは、決定的となっているプロ入り後の活躍だ。2つのポジションで見せる異なる魅力も、そのために磨かれてきたものと言える。代表に選ばれずとも「新た」な世界へ、力強く前に進む覚悟は、揺るがない。

■執筆者紹介:
平野貴也
「1979年生まれ。東京都出身。専修大卒業後、スポーツナビで編集記者。当初は1か月のアルバイト契約だったが、最終的には社員となり計6年半居座った。2008年に独立し、フリーライターとして育成年代のサッカーを中心に取材。ゲキサカでは、2012年から全国自衛隊サッカーのレポートも始めた。「熱い試合」以外は興味なし」

▼関連リンク
スポーツライター平野貴也の『千字一景』-by-平野貴也

明治安田生命J1リーグ 第19節 vs北海道コンサドーレ札幌 試合情報(7/28更新)

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7月29日(土)、札幌ドームにて行われます『明治安田生命J1リーグ 第19節 vs北海道コンサドーレ札幌』の試合情報をお知らせいたします。明治安田生命J1リーグ 第19節2017年7月29日(土) 14:03キックオフ・札幌ドーム北海道コンサドーレ札幌 vs 浦和レッズ◇当日券 北海道コンサ

日本代表にも誤算、森重が左足手術で全治4か月…本人はリハビリに意欲「さて、前へ」

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DF森重真人は今月2日のC大阪戦で負傷交代していた
[故障者情報]

 FC東京は28日、DF森重真人が25日に埼玉県内の病院で手術を受けたと発表した。

 森重は今月2日に行ったJ1第17節のC大阪戦の前半終了間際に、相手選手と競り合った際の着地で負傷。その後は経過観察中だったが、左腓骨筋腱脱臼と診断され手術を決断した。

 全治は4か月と発表。順調にリハビリが進んでも、今季終盤に復帰できるか微妙なところだ。来年のW杯に向けた強化を進める日本代表にとっても誤算となりそうだ。

 森重はツイッター(@morigekun3)を更新すると、サムアップポーズで写る写真を投稿。「無事手術を終えリハビリを再スタートします。ドクターを始め病院のスタッフの皆様には本当に感謝です。さて、前へ」とつぶやいた。

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